前回までのあらすじ⑥
ココラ
「魔法が当たり前のように存在し、美しい自然や街並みの広がる世界で生まれた私、『ココラ』は邪悪な魔王を倒す旅を終え、平和になった世界で旅をしている最中、再び訪れた魔王城で発見した怪しい人物を追って、異世界に迷い込んでしまいました!!
……こんな感じでいいんでしょうか?」
オーカー
「ココラ譲! あらすじの最中に人に問いかけてはいけないぞ!!」
ココラ
「は! はい!! すみません……」
オーカー
「ほらほらこの間に読者は困惑してしまっておるのだ! さあさ続きを話せ!」
フジヤマ
「そう焦らすな。慣れてないんだ。てか俺達だってあらすじに出るのは初めてだろ?」
オーカー
「余計な事は言わんでいいフジヤマ殿。こういうのは雰囲気が大事なのだ。だからあれほどリハーサルはやっておくべきといったのに……」
フジヤマ
「お前こそ色々雰囲気壊してるだろ……ほら、とりあえず続けてみろ」
ココラ
「あ、はい……
異世界の『日本』という国にて出会った『石動 鈴鹿』さん。彼女との交流で私は自分の中に抑え込もうとしていた思いについて改めて自覚をすることになりました。
そんな中起こった事件。一時は鈴鹿さんをさらわれてしまうも彼女の幼馴染であり会おうとしていた青年『宇高 雷太』さんと共に協力し見事事件を解決! 鈴鹿さんと雷太さんも無事再開しました!
私は異世界に旅立っていった大切な人に再び会うために騒動で出会ったフジヤマさん、オーカーさんと一緒に異世界に行くことになったのですが……
あの人は、今はどこで何をしているのかな……」
フジヤマ
「思いふけっているな……」
オーカー
「という訳でおそらくココラ譲の思う人がいるのではないかと思われる将星隊長達一行の旅を再びお楽しみに! 第六章! スタートだ!!」




