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優しい家族と、たくさんのもふもふに囲まれて。〜異世界で幸せに暮らします〜  作者: ありぽん


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24やっぱり騒動は終わらない?

 どれくらい経ったかなぁ。まだお話し合い終わらないかなぁ。

 ディルとリュカは、ただ今僕のお部屋を探検中。いろんな所飛び回ってる。シルフィーは最初、やっぱりお部屋飛び回ってたけど、飽きちゃったみたい。今は僕のお膝で眠ってるよ。


 アンソニーお兄ちゃんは、僕に絵本読んでくれてます。

 題名は『ルカ王子の大冒険』

 どんなお話かっていうと、僕と同じ歳くらいの小さいルカ王子が、お城の周りのお庭を冒険するお話。とってもおもしろいよ。体の小さいルカ王子は、大人の人が入って行けない場所にも入れるから、そんなルカ王子にしか見つけられない物がいっぱい。


 僕も冒険してみたい。僕もお庭の冒険できるよね。だってまだ、お家の周り全部見てないもんね。小さいから、どんな所にも入って行けるし、新しい発見があるはず。今度お父さんに冒険していいか聞いてみよう。


 そんな事を考えてる僕の横で、ジョシュアお兄ちゃんは運動です。…運動してるとこしか見てない。そんなお兄ちゃんを、アンソニーお兄ちゃんが嫌そうに見てました。

 

 <トントン。>


 ドアをノックする音が聞こえました。アンソニーお兄ちゃんがお返事すると、ものすごいニコニコ顔のアメリアが入って来ました。


「お待たせ致しましたユーキ様、さあ休憩室へ参りましょう。」


「その顔だと、僕の考えは当たってたみたいだね。じゃあ行こうかユーキ。さあ、みんなついて来て。」


 さっきみたいに移動です。僕、マシロ、シルフィー、ディルとリュカです。


「ふふ、どうしても列になっちゃうんだね。見てる方は可愛いからいいか。」


 休憩室に到着。お兄ちゃんがドアをノックすると、お父さんの声が。みんなで中に入ります。

 お部屋の中には、アメリアと同じように、ニコニコ顔のお父さんお母さんが居ました。アシェルはいつも通りの、よく分からないお顔してる。アシェルはどうして、あんまり笑わないのかな?

 お父さんが寄って来て、僕をギュッと抱きしめてくれます。


「ユーキ、良くやった!こんなに(珍しい)友達作るなんて、素晴らしいことだ!それに私も覚悟を決めた。お前と友達の事は必ず守る。だからこれからもどんどん友達作るんだぞ!」


「おともだちたくしゃん、いいでしゅか?ありがとでしゅう!!」


 僕もお父さんを、ギュッーッと抱きしめたよ。良かった。お父さん笑ってくれてる。皆も。アシェルさんも…。ん?今笑ってた?気のせいかな。今はいつものお顔だけど、今ニコってしてたような…。


 思わずじっと見てたら、お父さんは僕を抱っこしたまま、自分のソファーに座りました。それでね、僕にお願いがあるんだって。


「ユーキは友達と外で遊ぶだろう。外で遊ぶのはちょっと待ってくれるか?」


「うゆ?」


 お父さんが最初にお話ししてくれたのは、シルフィーもディルとリュカも、とっても珍しいってこと。特にシルフィーは、他の人達に、精霊だってバレちゃいけないんだって。もしバレたら意地悪してくる人がいて、またお怪我しちゃうかもって。なんで意地悪するの?意地悪ダメなんだよ。


「でね、ユーキちゃん、お母さんね、シルフィーちゃんが誰にも意地悪されないように、ユーキちゃんとゆっくりお外で遊べるように、いい考えがあるの。その用意ができるまで、少しだけ、お外で遊ぶの待ってもらえるかしら。大丈夫。すぐお外で遊べるわ。」


 シルフィーが意地悪されるのやだ、お怪我するのもダメ、可哀想だよ。そのための準備なんだよね。ならちゃんと待たなくちゃね。


「わかりまちた!おそとであしょぶのまちゅでしゅ!」


「ユーキちゃんいい子ね。そうと決まればアメリア、行動開始よ。さあ、ユーキちゃんを待たせないように、手際良く行動するのよ!」


「もちろんです奥様!これもかわいいユーキ様のため、全力で行動しますわ!」


「まずは採寸よ!さあやるわよ!」


 お母さんの掛け声で、お部屋の中はいっきに騒がしくなりました。まずアメリアがヒモみたいので、身長とかお腹とか、僕の体のサイズを測って、次にシルフィーの大きさを測ったよ。


「さあ、次はあの部屋へ移動して、作業開始よ。ああ、あの人もちゃんと呼んでね。」


「もちろんです奥様!すぐに手配いたします!」

 …バタバタと、お母さん達お部屋出て行っちゃった。何だったんだろう?


 部屋の中がまた静かになって、今度はディルとリュカのお話。

 普通の人は、妖精さんに特別な粉をかけてもらわないと、言葉が分からないんだって。僕みたいに話せる人居ないから、知らない人がいる所では、あんまりお話ししないようにって言われました。やっぱり悪い人達が僕達に意地悪してくるかもしれないから、もし話さなくちゃいけない時は、粉をかけて貰った事にしなさいって。


「主、移動の時は2人を、我の毛の中に隠して移動すれば良い。2人とも、毛の中に隠れてみろ。」


 2人がマシロの毛の中に入ると、全然見えなくなったよ。2人とも飛んで移動できない事、最初文句言ってたけど、マシロのもふもふのマシロベッドが気に入って、なかなか出て来なくなっちゃった。

 ん?そう言えば、マシロ大きいまま街に行っても良いのかな?


「とうしゃん、マシロおおきいまま、まちいってもいいでしゅか?」


「ああ良いぞ。マシロはユーキの友達だろう。私の友達にもなったんだ。だからそのままの大きさで大丈夫だ。でもな、小さくしないといけない場所もあるから、そのときはちゃんと小さくするんだぞ。ちゃんと首輪も忘れずにな。」


「はいでしゅ。」


 あれ、そう言えばいつの間に、お父さんマシロとお友達になったんだろう。ま、いっか。皆お友達、嬉しいね。


「とうしゃんも、ともだちなったでしゅか。よかったでしゅね!」


 マシロが大きいまま街に行けるなら、マシロに乗る練習頑張らなきゃ。街の人達、魔獣に乗ってる人もいたよね。僕もふもふもマシロに乗って動きたい。今のままじゃ絶対落ちるし。よし、今日から練習だ!


「とりあえず今、急いでユーキに伝える事は、これくらいか?」


「そうですね。今のユーキ様には、ここまででしょうね。後は、何処かへ出かける時は、必ず誰かがついて行けばいいでしょう。目を付けられないようにしなければ。」


「そうだな。ふう、何か飲み物が飲みたいな、頼めるか。」


 アシェルさんが出て行ってから、もふもふを堪能した2人が戻ってきました。2人がマシロの毛の中で、動き回ったせいで、マシロの毛がボサボサに。あ~あ 、せっかくのもふもふが…。僕のもふもふベッド…。ブラシが欲しいなあ。


「父さんお疲れ様。朝から大変だったね。今日はもう、驚く事ないといいね。」


「やめてくれ、本当にそうなったらどうする。」


 アシェルが飲み物を運んできてくれて、朝ご飯食べてなかったから、お父さん達にはパンとスープ、僕にはスープと果物を、持って来てくれました。ディル達は僕達のご飯が気になったみたい。飛び回って、皆の邪魔してた。


「ディルだめでしゅよ。みんなのごはんでしゅ。リュカもでしゅよ。」


「なあユーキ?」


「なんでしゅか、ジョシュアにいしゃん?」


 ジョシュアお兄ちゃんがディル達に方見て、話しかけてきました。


「妖精の2人の事、どうやって見分けてるんだ?今だって、ちゃんとそれぞれに話してただろ。俺には同じ光に見えるんだけど。」


「うゆ?ひかりでしゅか?ひかりディルもリュカも、いっしょでしゅよ?」


「じゃあ、どうやって?」


「ディルもリュカも、おかお、ちがいましゅよ。おようふくもちがいましゅ。ジョシュアにいしゃん、ちゃんとみてくだしゃい。」


 ゴホゴホゴホ、急にお父さんがすごい勢いで、咳しました。

 大丈夫?やっぱりお父さん疲れてるんじゃ、ゆっくり休んだほうがいいよ。マシロもふもふベット貸してあげようか?

 ん?また皆変な顔してる。今度はどうしたの?


「ユーキあのさ聞きたいんだけど、2人の妖精ってどんな格好してるの?」


「ふえ?どんな?えっとディルは、みどりのおようふくきてて、リュカはきいろいおようふくきてましゅ。ちゃんとみてくだしゃい。ぜんぜんちがいましゅよ。」


 僕が答えると、お父さんはまた、ガックリして下を向いちゃって、お兄ちゃん2人はなんか凄く笑ってて、アシェルはやっぱりさっきみたいに、顔を横にふってた。

 どしたの?


「アンソニー、お前があんな事言うからだぞ。」


「父さんごめんごめん。」


 アシェルが教えてくれました。普通の人は妖精さんの姿、分からないんだって。ただの光にしか見えないんだって。

 そうなんだ。僕ってほんとにラッキーだね。やったね!!

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 文字がつめられすぎてて目が痛い、ピッコマの漫画からきて楽しみにしてたのですが読むのを止めさせていただきます。
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