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優しい家族と、たくさんのもふもふに囲まれて。〜異世界で幸せに暮らします〜  作者: ありぽん


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22朝はいつでも大騒ぎ? 2

 全員休憩室に移動完了!いつもと一緒で僕の隣には、お父さんとは違ってニコニコ顔のお母さんが座ります。ソファーにドカッっと座るのはお父さん。大きく溜息ついてる。お疲れなんだね。


「とうしゃん、だいじょぶでしゅか?おはなしながくて、ちゅかれまちたか?ゆっくりしゅるでしゅよ。」


「ぷっ。ハハハハハ。」


 アンソニーお兄ちゃんが何でか笑い出しました。続いてお母さんとジョシュアお兄ちゃんも。何で?僕、お父さん心配したのに。何でみんな笑うのさ。アンソニーお兄ちゃんが説明してくれたけど、よく分かんない。


 父さんは話が長くて、疲れたんじゃないから、心配しなくて大丈夫なんだって。それよりも僕の、新しい友達のお話しようねって。

 よく分からないまま、また、お話が始まります。


「で、ユーキ、お前は妖精に、粉をかけて貰えなくても、妖精の言葉が分かるんだな。本当だな?」


「はいでしゅ!」


「そうか…。まあ、それはどうにかなるか…。これでもたまに粉かけてもらって、喋ってる奴はいるからな。」


 なんかお父さんが、ぶつぶつ言ってるけど、そっか。粉って、みんなが妖精さんとお話しするのに、大切な粉なんだね。僕、粉なくてもおしゃべり出来るから、楽ちんだね。


「問題なのは、契約したことか。アシェル、妖精と契約した奴は何年ぶりだ?」


「そうですね。100年ぶりといったところですか。100年前の英雄ガルトスが最後ですね。」


 英雄ガルトス。何かカッコイイ名前が出て来た!後で聞いてみよう。

 お父さんが教えてくれたのは、妖精さんの言葉が、粉がなくても分かる人は、今この世界には誰もいないってこと。ディル達にも聞いたけど、もし、そういう人間が居れば、楽しい事、変わってる事が大好きな妖精さんは、テレパシーですぐに伝えてくるって。


「ユーキは変わってるし、きっと面白いはず!オレには分かる!」


 変わってるって…、僕普通だよ。この世界に来て、お父さん達と家族になって、マシロ達とお友達になっただけだし。ね、別に変じゃないでしょ。そしてもちろん、ディル達は、


「え?夜すぐにみんなに連絡したよ。もしかしたら会いに来る奴、居るかもね。」


 早いね。もう他の妖精さんに伝えたって。2人の言葉を、お父さんに伝えると、お父さんまたガックリしてました。


「…よし、妖精の事は取りあえず分かった。それはどうにかなるだろう。で、次にだ。その生き物は精霊なんだな?精霊が人の前に現れたのはいつぶりだ、アシェル?」


「そうですね。やっぱり100年くらいですか。それも、見た見ないで揉めたのが、最後のはずです。」


「…そうか。で、マシロ。お前この精霊が何の精霊か、分かっているんだろう。私も大体予想は付いているが。」


「ああ、まあな。」


 マシロがいろいろお話してくれました。マシロは、歳がね1000歳を超えてて、お父さん達がさっき言ってた、英雄ガルトスのこと、知ってるんだって。それと100年前の精霊は、人間の見間違いでした。


 それからマシロが、今までに会ったことのある、精霊さんは3匹で、1匹目は800年前の火の精霊さん、2匹目は500年前の水の精霊さん、3匹目は200年前の風の精霊さんだって。

 おお、マシロそんなに生きてるんだ。そのマシロがまだ3度しか会えないなんて、精霊さん、いつもどこで遊んでるのかな?


「会った精霊が言っていた。この種類の精霊には、精霊仲間でさえなかなか会えんらしい。しかも姿もそれぞれ違う。今回はこういう姿だ。そしてその力は未知数、どれほどの力を秘めているか分からない、というのが出会った精霊の説明だった。」


「で、その種類は?」


「カーバンクル、お前達が伝説と呼んでいる存在。」


 お父さんはまたガックリ。伝説かあ。またなんか、カッコイイ言葉が出てきたよ。僕がわくわくしてたら、まだマシロのシルフィーの紹介、終わってなかったみたい。


「の、子供で、まだ何の力も持っていない。そうだな、今使える力は契約を結んだユーキの危険を察知したり、空を飛んだりする事くらいか。そこら辺の魔獣とたいして変わらん。それどころか、どの魔獣よりも弱いだろうな。」


「は?弱い?え?だって伝説のカーバンクルなんだろう。」


 お父さんは、またまたびっくりしたお顔してます。


「だから、子供だと言っているだろう。全然魔力を感じんからな。まあ、子供だからそんなに心配する事もあるまい。ただ、珍しいと言うだけだ。」


 シルフィー弱いんだって。だから怪我しちゃったんだね。弱い者いじめいけないのに。よし、これからは僕が、守ってあげるからね。…多分大丈夫。マシロもいるしね。


「そうか子供か、それは良かった…、て、なるか!お前の感覚で言われても、安心出来るわけないだろう。」


 お父さんは頭をガシガシしてから、お母さんとアシェルと、何か話してます。そのお顔がとっても怒ってるみたいで少し怖かったよ。

 僕がかってにお友達作ったから怒ってるんだ。でも、僕頑張ってシルフィー守るよ。マシロだって、ディルとリュカだって。だって大切な友達だもん。


「ユーキ少し自分の部屋で待っていなさい!絶対に部屋から出ないように。アンソニー、ジョシュア、お前達が相手をしろ。取りあえず私達は、これからの対応を考える!」


「我も残っていいか。いい考えがあるのだ。」


「分かった。」


 僕はお父さんに近付いて、お父さんのズボン引っ張ります。お父さんの顔は怖いままです。


「とうしゃん、ごめんしゃい。おともだちちゅくりまちた。とうしゃんに、いわなかったから、おこってましゅか?ぼくが、ディルもリュカもシルフィーも、まもりましゅ。だからバイバイいやでしゅ。ごめんしゃい。」


 僕が謝ると、お父さんは少し慌てて、笑いながら僕の頭を撫でてくれました。


「ああ、お父さん怒ってるんじゃないんだ。たくさん友達出来たから、ちょっとビックリしてな。これからお父さん、ユーキ達がずっと友達でいられるように考えるから、少し待っててほしいんだ。」


 怒ってるんじゃないって分かって少し安心。みんなで僕のお部屋へ戻りました。

 部屋で待ってる時、アンソニーお兄ちゃんが、お父さんは能天気で単純だから、今頃落ち着いて、今度は逆に、珍しい生き物に会えたって喜んでると思うよって、言ってました。


 僕のお友達、お父さんもお母さんも、みんなが、お友達になれて良かったねって、言っ

て貰えたらいいな。

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