【登場人物紹介/あらすじ】四章
後から見返していただくためのものです。
読み飛ばしOKです!
■世界観■
この世界に、かつてあったという雄と雌の分類はない。
長い進化の過程で、あらゆる個々が、生命の種を授ける役割と、それを育む役割、その両方を果たせるようになったのだ。だから親はどちらも母と呼ばれる。
■あらすじ(四章)■
近隣のドワーフの国が「悪い空気」に満たされているという噂を城下町で聞いたアヤメ。宮廷魔術師キウイの協力を得て、古文書に記されていた「悪魔」による「瘴気」だと予測し、アヤメは「聖なる巫女」として問題解決に向かう決意をする。
サクラとルリは、聖なる巫女として立ち上がったアヤメに協力するため、スフェーン、そして宮廷魔術師キウイと共に、ドワーフの国「鍛冶公国コーグ」に向かう。公爵のフォルナ、伯爵のカナの協力のもとで調査するうち、「瘴気」の発生源は伯爵のビュランと判明する。ビュランは、アヤメ商品「刻凍ナイフ」を憎んだことがきっかけで、「悪魔」により怒りの感情に囚われていた。
「悪魔」の影響を色濃く受けたビュランの心ない言葉に一度は心を傷つけられたアヤメだが、スフェーンのサポートにより回復し、ビュランを救うことを決める。
「悪魔」の悪戯により、ビュランから溢れ出す「瘴気」と、冷気により暴走したマグマ制御装置「イグニス・コア」という二つの問題に晒された一行は、二手に分かれる。キウイは、サクラ・ルリ・フォルナを伴い、その豊富な知識を持って「イグニス・コア」の修復を担う一方、アヤメはスフェーン・カナを伴ってビュランの解放に向かう。
キウイは伯爵のマレットと協力して、各々の専門知識を持ち寄って「イグニス・コア」の制御復活の手法を見出すも、複雑な機構の前に苦戦を強いられる。
アヤメの愛の言葉によりデーモンの呪縛から解放されたビュランは、アヤメと心を通わせる。その過程で、アヤメは「瘴気」の発生源である「悪魔」こと「デーモン」の存在を感知することに成功した。
ビュランを解放した面々も「イグニス・コア」戦に合流し、ビュランと愛属性で繋がったアヤメの活躍もあり、集結した皆の総力戦にて「イグニス・コア」の制御を取り戻すことに成功したのだった。
■登場人物(フィオーレ王国)■
● サクラ(サクラ・エルモーサ・フィオーレ)
―妃のルリを深く愛するお姫様―
フィオーレ王国の姫。
性格は素直で世間知らず。
妃のルリに翻弄されながらも、深く愛している。
薄紅色の瞳と髪。髪はさらっとしたロングヘア。
魔法属性:時魔法
● ルリ(ルリ・ラヴィース・フィオーレ)
―サクラの運命を変える天真爛漫な人魚の妃―
サクラの妃の、人魚。
性格は純粋で天真爛漫。人間のことは色々と勉強中。
サクラの魔力に依存していて、毎晩のキスによるサクラの魔力摂取が不可欠。
藍色の瞳と髪。髪はふわっとしたロングヘア。
魔法属性:水魔法、空間魔法
● アヤメ(アヤメ・エスポワール・フィオーレ)
―愛を広げて世界を救う聖なる巫女―
フィオーレ王国の姫。サクラの妹。
世界を災いから救う「聖なる巫女」の運命を背負う。
時早めの魔法で一ヶ月で18歳まで成長した。
性格はしっかりとして大人びているが、たまに年齢相応の顔を見せる。
愛の言葉でデーモンに魅入られたスフェーンとビュランを解放し、それをきっかけに婚約者になった。
二人の婚約者、スフェーンとビュランを深く愛している。
聖なる巫女の力「愛属性」で、自らが愛し、また愛されている人の魔法適性を享受できる。現在、二人の母、婚約者のスフェーンとビュランの適正魔法全てを使用可能。
フィオーレ王国で時魔法を使った産業を興そうと奮闘中。
純白の瞳と髪。髪はまっすぐなロングヘア。
魔法属性:愛属性
※愛属性で得た魔法適性:時魔法、身体強化魔法、水魔法、付与魔法、火魔法
● スフェーン
―アヤメをまっすぐに愛し支える婚約者―
アヤメの婚約者の人魚。
ルリの姉。五人姉妹の四女。
デーモンに魅入られたところをアヤメに解放され、それをきっかけに想いを通わせ、婚約する。
もうすぐ百歳。
性格は大人っぽく落ち着いている。
黄緑色の瞳と髪。瞳は宝石のファイアを思わせる複雑な輝きを放つ。髪はふわっとしたロングヘア。
魔法属性:水魔法、付与魔法
● キウイ
―チェリーへの愛と好奇心に溢れる鉄壁の宮廷魔術師―
ルリの専属メイド。
本業は宮廷魔術師で、結界魔法を極めている。
たまに好奇心が行き過ぎた行動を見せては、チェリーに小言を言われている。
恋人のチェリーをひたすらに愛している。
コーグ公国から帰国後、チェリーへプロポーズをした。
緑の瞳に、茶色い髪。髪はざっくりとしたショートヘア。
魔法適性:結界魔法
● チェリー
―キウイの無限の愛を受け取るサクラの専属メイド―
サクラの専属メイド。
性格は生真面目。
サクラとルリの恋路を温かく見守る。
いつも恋人のキウイからの重い愛を受け取っていて、満更でもない様子。
キウイにプロポーズされたが、その返事は……?
ワインレッドの瞳と髪。髪を低い位置で二つに結んでいる。
● ローズ(ローズ・アムール・フィオーレ)
―厳格なるフィオーレ王国女王―
フィオーレ王国女王。
サクラとアヤメの母。
精霊クロノスの「時護りの秘術」により、身体の成長が止まっていて、年齢の割に幼い容姿をしている。
常に女王の風格を纏い、毅然とした態度をしている。
千年以上の時を生きている。パールとは旧友。
真紅の瞳と髪。髪はさらっとしたロングヘア。
魔法適性:時魔法、火魔法(小)
● 葵(葵・ヴンシュ・フィオーレ)
―女王を守る最強の后であり騎士―
ローズの后。
サクラとアヤメの母。
騎士であり、ローズの親衛隊長。
家族の前では柔和だが、仕事中は厳しい。
紫色の瞳と髪。長いまっすぐな髪の毛を高い位置で結んでいる。
魔法適性:身体強化魔法
■登場人物(ドワーフの国 鍛冶公国コーグ)■
● フォルナ
―凛と金槌を振るコーグ公国の統治者―
ドワーフ。コーグ公国の統治者。爵位は公爵。
鍛冶の腕が全てのコーグ公国で圧倒的な実力を誇る。
コーグ公国の歪んだ統治制度をどうにかしたいと思っている。
すらっと背が高い。
炎のように赤い瞳、煉瓦のような赤茶色の髪。長い髪を丁寧に編み込んで上品にまとめている。
魔法属性:火魔法
● ビュラン
―姉御と職人の二つの顔を持つアヤメの婚約者―
ドワーフ。コーグ公国の議会の一員。爵位は伯爵。
鍛冶の腕は一流だが、実は可愛い金属細工を作るのが好き。
デーモンに魅入られたところをアヤメに解放され、それをきっかけに想いを通わせ、婚約する。
愛するアヤメと一緒に暮らすため、フィオーレ王国への移住を計画中。
無駄のない鍛えられた筋肉質な身体。
普段は姉御のような口調だが、「スイッチ」が入ると職人気質になり、素材の声が聞こえるようになる。
銀色の瞳に茶色の髪。髪は仕事の邪魔にならないよう一つに束ねられている。
魔法属性:火魔法
● マレット
―不器用な努力家のお姉さん鍛冶師―
ドワーフ。コーグ公国の議会の一員。爵位は伯爵。
不器用ながら努力家で、伯爵の爵位を手に入れるまで腕を上げた。
要領のいいカナに嫉妬していたが、告白されて気持ちに変化が起きた模様……?
ルリからの提案で、ルリと友達になった。
茶色の瞳と髪。ふわっとウェーブした茶色の髪は無造作に肩辺りで切られている。
魔法属性:火魔法
● カナ
―その胸に大きな想いを秘める小さき鍛冶師―
ドワーフ。コーグ公国の議会の一員。爵位は伯爵。
鍛冶仕事含めなんでも卒なくこなし、その器用さはマレットを嫉妬させるほど。
幼馴染のマレットにずっと想いを寄せていたのを告白した。
背が低く、幼い容姿をしている。
金色の瞳に茶色の髪。髪は子どものような二つ結び。
魔法属性:火魔法
■登場人物(人魚の里)■
● パール
―全てを優しく包み込む人魚の里の長―
ルリの母。
性格は優しくておっとり。
二千年以上の時を生きる人魚。
ローズの旧友。
純白の瞳と髪。髪はさらっとしたロングヘア。
魔法属性:水魔法
● オニキス
―人魚の里を守護する絶対的強者―
ルリの母。
常に無表情で寡黙だが実はとても優しい。
およそ千年の時を生きる人魚。
空間魔法を使いこなし、その圧倒的な力で人魚の里を護っている。
可愛いものに目がない一面も。
漆黒の瞳と髪。髪はざっくりとしたショートヘア。
魔法属性:水魔法、空間魔法
● アメジスト
―誠実さで皆を導く長女―
ルリの姉。五人姉妹の長女。
性格は真面目で誠実。
およそ五百歳の人魚。
紫の瞳と髪。長い髪を、顔の横で結んでいる。
魔法属性:水魔法
● シトリン
―はじける明るさで愛嬌を振りまく次女―
ルリの姉。五人姉妹の次女。
「ハピハピ!」が口癖の明るい性格。
三百歳と少しの人魚。
人間の国で商人をしている。
橙の瞳と髪。頭の高い位置で長い髪を二つに結っている。
魔法属性:水魔法
● カーネリアン
―商人シトリンの最高のパートナー―
シトリンの伴侶の人魚。
シトリンと共に人間の国で商人をしている。
橙の瞳と髪。頭の高い位置で長い髪を二つに結っている。
魔法属性:水魔法
● ガーネット
―真実のみを追い求める三女―
ルリの姉。五人姉妹の三女。
正直者でお世辞などは言わない。
人間であるサクラたちを警戒していたが、里を守ってくれた恩から打ち解けた。
三百歳足らず。
赤色の瞳と髪。真っ直ぐな髪を肩あたりできっちり切り揃えている。
魔法属性:水魔法
● ルベライト
―ガーネットを支える伴侶―
ガーネットの伴侶の人魚。
正直で不器用なガーネットを、その寛容さを以て支える。
赤色の瞳と髪。髪は落ち着いたショートヘア。
魔法属性:水魔法
■登場人物(その他)■
● デーモン
―世界を破滅に導く「厄災」―
古文書に「悪魔」として記されていた存在。
「其の者の甘美なる囁き、耳に届かば、心は澱み、内なる闇を増幅させん。其の声に魂まで穢されし時、瘴気は生まれ、全てを蝕み、やがてその地は滅びゆく」とされているが、詳細は不明。
デーモンがアヤメを攻撃した際にアヤメの中に流れてきた悲しい感情とともに「デーモン」の名が判明した。




