第7話時点の人物紹介
1.登場人物紹介
主人公
新田 創
年齢: 35歳
職業: 無職(元Web制作会社 プロジェクトマネージャー)
住所: 東京都中野区のワンルームマンション(家賃8万2千円)→ 実家へ帰る予定だったが保留中。
性格・特徴:
社畜根性と合理的思考: 10年以上のブラックな企業戦士生活により、物事を「プロジェクト」「タスク」「リスク管理」「コストパフォーマンス」で捉える癖が染み付いている。
事なかれ主義かつ大胆: 本来は争いを好まず「平穏なスローライフ」を渇望しているが、その平穏を守るためなら国家を相手取った詐欺まがいの交渉や、異世界での危険な実験も辞さないという矛盾した行動力を持つ。
高い適応力: 異世界転移という異常事態を「金儲けの手段」と即座に切り替え、魔法を「プログラム言語」として解釈するなど、異常なほどの順応性を見せる。
保有能力:
【異界渡り(ワールド・ウォーカー)】:
任意の異世界、および同一世界内の任意の場所へ瞬時に転移できる能力。
トリガーは「場所の明確なイメージ」。視覚情報(記憶、写真、ストリートビュー)があれば精度が極めて高くなる。
クールタイムなし、コストなし(現状)。
【規格外の魔力】:
魔法世界において「神話級」「神そのもの」と評されるほどの、測定不能な魔力量を持つ。千年使われた測定用の水晶玉を破壊してしまうほど。
【現代知識×魔法】:
地球の物理法則(運動エネルギー保存則、熱力学など)やIT知識(コーディング、CSSなど)を魔法理論に組み込むことで、現地の魔法使いには理解不能な超高効率・高性能なオリジナル魔法を行使する。
習得魔法(独自の改良版):
運動エネルギー吸収障壁: 物理攻撃に対し、ベクトル計算とエネルギー変換を用いて衝撃を無効化するシールド。
高等変身術: 「魂の形(HTML)」はそのままに「肉体の記述(CSS)」を書き換える解釈で、猫や犬への完全な変身が可能。
次元ポケット(ディメンション・ポケット): 時間経過が停止する亜空間倉庫。サンプルの運搬に使用。
その他: 魔法弾(カスタム仕様)、浮遊、不可視化、鑑定など多数。
現在の目的:
日本政府・研究機関との交渉を有利に進め、巨万の富(暗号通貨)を得ること。
誰にも脅かされない盤石な安全圏を確保し、究極の「悠々自適スローライフ」を送ること。
魔法世界「アカデメイア・アークス」の住人
アルバス・フォン・クロイツェル
役職: 大魔法学院「アカデメイア・アークス」学院長
外見: 威厳のある長い白髭をたくわえた老人。豪華な刺繍の入ったローブを着用。
人物像:
創の底知れない魔力と異質な才能を即座に見抜き、特別待遇(全施設へのアクセス権、自由なカリキュラム)を与えた理解者。
創が「異界の住人」であることに薄々感づいている節があるが、深くは詮索せず、彼を「探求者」「同胞」として受け入れる度量の広さを持つ。
創が考案した魔法理論を「魔法史を百年進めた」と絶賛し、彼を送り出す際も帰る場所を保証するなど、人格者である。
受付の女性(魔女)
役職: 学院の総合受付係
外見: 銀髪を夜会巻きにした、上品で穏やかな初老の女性。
エピソード: 創の入学手続きを担当。「ニホン」という国名を聞いても動じなかったが、創が「真実の水晶」を破壊した際には絶句した。
カタブツの教師(基礎魔素操作論)
特徴: 角眼鏡をかけた真面目そうな中年男性。
エピソード: 創の初めての魔法授業を担当。初歩的な「光の玉」の練習で、創が「小型の太陽」を作り出したのを見て腰を抜かし、彼を「光属性魔法の高位領域」と評価した。
土属性魔法の教授
特徴: 厳つい大男。自信家。
エピソード: 創の考案したシールド魔法を「新人の戯言」と侮り、最強魔法【タイタンズ・フィスト(巨人の拳)】を放つも、無傷で防がれプライドを粉砕された。
地球(日本)の人々
日本の科学者・研究機関
概要: 創が匿名でサンプルを送りつけた5つの機関(国立環境研究所、菱和ケミカル、帝都大学、SPring-8、理化学研究所)。
現状: 送られてきたサンプル(反重力石、未知の元素、自己再生細胞)の解析結果に狂喜乱舞し、パニック状態に陥っている。創(名もなき発見者)を「神」「人類の至宝」と崇め、何としてもコンタクトを取ろうと必死になっている。
政府の動き: 詳細は不明だが、つくばの研究所封鎖に自衛隊を投入するなど、国家機密レベルの事案として認識し、水面下で創の捜索・確保に動いている可能性が高い。
2.世界観・用語解説
世界設定 A:現代日本(Earth)
概要: 私たちが住む現実世界。創の出身地であり、物語の起点。
創にとっての意味:
「市場」: 異世界の資源を高値で売りさばくための場所。
「脅威」: 強力な国家権力、警察、軍隊、そしてブラック企業のトラウマが存在する場所。魔法が存在しないため、物理的な武力(銃火器など)が最大の脅威となる。
拠点: 東京都中野区のワンルームマンション。家賃8万2千円。生活感あふれる、創の仮初めの城。
世界設定 B:二つの太陽の草原(The Grasslands)
概要: 創が最初に転移した異世界。
環境:
白と黄色の「二つの太陽」が空に浮かぶ。
広大な草原と、未知の形状をした山脈、深い森が存在する。
空気は清浄だが、生息する動植物は地球の常識を逸脱している。
資源:
反重力石: 常温で空間を歪め、反重力特性を持つ石。
超重元素を含む土: 原子番号127などの未知の元素を含む黒い土。
自己再生する植物: 切断されても数秒で修復する細胞を持つ草。
魔物: 背中から骨の棘が生え、燐光を発する巨大な猪(魔猪)などが生息。素材としても極めて優秀。
世界設定 C:大魔法学院「アカデメイア・アークス」(Academia Arcs)
概要: 創が「魔法による自衛手段の確保」を目的に転移した世界にある、巨大な魔法教育機関。
環境:
黒曜石で造られたゴシック様式の巨大な城が校舎。
「ハリー・ポッター」的な王道ファンタジーの世界観。箒で空を飛ぶ生徒や、使い魔、動く肖像画などが存在する。
教育システム:
血筋や種族を問わず、志ある者に門戸を開くオープンな校風。
魔法を「感覚」ではなく「学問・理論」として体系化しているため、論理的思考を持つ創にとって最適な学習環境だった。
「卒業後出世払い制度」などの奨学金システムも完備。
魔法体系: 魔素を意志の力で編み上げ、事象を顕現させる技術。創はこの世界で「1000年に一人の天才」として扱われる。
3.重要アイテム・プロジェクト
プロジェクト名:俺の悠々自適スローライフ計画
創が大学ノートに書き記している、人生最大のプロジェクト計画書。
フェーズ1(完了): サンプル採取と研究機関への匿名送付(置き配)。
フェーズ2(完了): 「魔法習得編」。自衛手段の確保。
フェーズ3(現在進行中): 「資産形成編」。日本政府・研究機関との交渉、および暗号通貨を用いた資金洗浄。
異界のサンプル(The Samples)
創が地球の科学界を混乱させるためにばら撒いた「餌」。
サンプルA(石): 反重力特性を持つ。
サンプルB(土): 未知の超重元素。
サンプルC(草): 驚異的な細胞再生能力。
追加予定のカード: 強力な鎮痛作用を持つ「フィラ草」、傷を癒やす「涙ダケ」、魔猪の牙や毛皮など。
真実の水晶(Crystal of Truth)
アカデメイア・アークスの受付に設置されていた、魔力測定用の伝説級アイテム。千年以上使われてきたが、創の魔力に耐えきれず、七色に発光した末にヒビが入って破損した。
連絡用フリーメール&ノートPC
創が「名もなき発見者(大賢者)」として外部と接触するための唯一の窓口。 現在、政府や研究機関に対し「一ヶ月後に会見を行う」と宣言し、尊大な口調(大賢者ロールプレイ)で指定場所に呼び出しをかけている。




