短編 明日への魔法
魔法学校劣等性の少女が進級を賭ける物語
感動って、どんな時に起きるのさと尋ねたら、
「一生懸命がドラマになった時」
という言葉が返ってきたので生まれた作品。その時知り合いは競馬を引き合いに出して感激エピソードを語ってくれた。
馬(動物)とか、子供とか、AIロボットとか、純粋な魂がそれとは気づかずドラマを作り上げるのは確かに感激のテッパンだよな。そううなずいた上で、それとは違う要素で一生懸命を表現しようとしてしまった。
原因は、"魔法学校"だ。(笑)
ハリーポッターもそうだけど、"魔法学校"ってイイヨネーー。
なんというか、創作を行う上で、ものすごい夢がつまっている気がして、一度触れてみたいなと思ったのも、この物語ができたきっかけであり、描いてみたらやっぱりイイヨネーーってなった9000文字。
なんだろう。すごい楽しいものが描ける錯覚がある。実際には使い古された発想だろうから、何を描いても真新しいものなんてないのかもしれないけど、それでもこの世界観には夢がいっぱいにつまってる気がして……(以下略)。
魔法学校の雰囲気を絡めたいと思った時から、趣旨がずれてしまうことを予感すべきだった。まぁ、例えばその話に純粋な妖精が出てくれば話が違っていたのかもしれないが、結局焦点を絞った項目は、まぁ、青春の一ページってやつ?
後悔はしてない。こんなの描きたかった。しかし、ザンネンだったことをことさらに挙げるとすれば、
……知り合いに聞いたエピソード、まったく意味ねぇ……(笑)
このネタは、シリーズでもいくらでも創れる気はする。
だけど同時に、ありきたりなものにしかならなそうな気もする。
とりあえず、ネタとしてストックだけはしておこうと思っている筆者矢久でした。




