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短編 時代の孤児

 時代の流れによって死んだ人間とされてしまった男の戦いを描いた話


 ハードボイルドってなに?……ということでウィキペディアの知識で把握したあと起こした物語。たぶんハードボイルドの定義で行けば、この話はハードボイルドなはずだ。2万文字完結作品。

 近未来のSFテイストが盛り込まれた日本の話だが、ありえる話だと思ってる。現に現在、時代の流れに乗らない人間は無視される流れを、世の中は形成していっていると思う。……卑近でコロナワクチン。……この辺、打つ奴が打たない奴に対して変なマウント取り始めないといいやね。


 本作は人間をデジタル的に管理しようとする時代の流れへのアンチテーゼである。

 そりゃデジタルというのは便利だ。だけど、大元は人間というただの動物が行っていることであり、多分に最終的にアナログなものである。機械的に段階を分けるべきものではなく、効率にかまけて人間の尊厳を忘れてはならない。人間というもともと非効率な生き物が、非効率を理由に殺されるのはおかしいのだ。

 こんなメッセージがアホかといわれる時代が来る。そしてそんなメッセージを発信するものが、時代に取り残されてゆく。それが"時代の孤児"なのである。

 さっきも言ったけど、コロナを前後して、この辺の話は加速するんじゃないかなとか思ってたりする。


 そういう叫びが伝わってくれたのか。矢久作品で唯一、一般文芸賞の一次選考に通っている。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 作家の先生呼び、昔から違和感があるのです。なぜ「先生」なのだ。まぁ「そういう文化です」と言われればそうですが。 ふふふ、実は私もエッセイを書いているのですよ。身バレしないようにボカし…
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