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虚空の底の子どもたち  作者: 日浦海里
第二章 冥き星は望む
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登場人物紹介(第十七話終了時点)

●テル・アマチ

望星隊の隊員

生真面目。

ミナカ隊では司令塔担当。

体術、魔術共にそれなりにこなす。

体術はスサに劣る。

魔術の出力量はミヤに劣るが、器用に使いこなす点ではテルのほうが上手。

自分たちは何と戦っているのか、という疑問がある。


得手は直剣


●ミヤ・クラキ

望星隊の隊員

感情の起伏が薄い

ただし、フェリと違って感情の抑制によるもので

キレると怖い

ふわふわしたもの、きらきらしたものが好き。

魔術の出力量に優れるが、操作はあまり得意ではない。

体術は力の差でテルやスサに劣るが、技巧の面では二人に劣らない。表情が読み取りづらいため超近接距離での組手において多少優位性がある。


得手は短槍、小剣。など突系の武器


●スサ・コオノ

望星隊の隊員

少し態度が軽いのは他の二人が生真面目ゆえ

なんて言ってるが、性格的にあってるから、というのもある

肉体派

3人の中では最も身体能力に優れるが、得物を使った動きはあまりの得意ではない。

自身の身体の範囲における体術は頭一つ抜けている。

魔術は、操作系は苦手だが、放出、特に射出系の操作に優れる。

手を放したものの操作に優れるのに、手の延長線上のものの扱いは不得手なのはなぜか、という疑問は本人でも分からない。


得手は篭手並びに棍


●ミナカ・ノガミ

望星隊のミナカ隊の隊長

口が悪い。

基本的には隊員たちが出来ることは隊員たちにやらせる

判断が早く正確

その判断の早さから、これまで何度も死戦を潜り抜けてきた

しかし、それゆえ隊員たちが真の危険を感じる暇を与えることができていない。

隊員たちからは厚い信頼を寄せられているが

長所と短所は常に表裏一体である


得手はないが普段使う武器は直剣


----ムスヒ隊----

●ムスヒ・カムロギ

ムスヒ隊の隊長。女性のような美貌を持つ男性

話し方もどこか女性を思わせる。

ミナカに好意を持っているが、愛情というより劣情。

Sっ気を持ちながら、Mっ気も持っているヤバい子。


----ヒノ隊----

●ヒノ・カヅチ

ヒノ隊の隊長。

薄茶色の髪を耳下の長さで切り揃え、少し吊り上がった黒い瞳の女性の隊長。

ミナカとは異なるが、独特の頭の回転の速さを持つ。

直感に頼った戦闘スタイルであり

不意をつくもの、奇をてらうものを

戦術して用いるため、初見殺しの技が多い

理屈で攻める相手からすると苦手なタイプ


●ウォーレン・コート

ヒノ隊の隊員



●アレックス・シアー

ヒノ隊の隊員

短く刈り揃えられた茶色の髪に薄紫色の瞳。

日ごろからにこやかに接する明るい青年。

おだやかでにこやかな雰囲気から年齢より若く見られがちなことが悩み。


●クライブ・シンフィールド

ヒノ隊の隊員

ヒノの思考速度の速さに振り回されると愚痴をこぼす。


●シェリル・シズリー

ヒノ隊の隊員


●イザキ

ミナカ隊が所属する第2遠征隊隊長

幾ばくかの白い髪が混じった、黒髪の短髪に黒い瞳。顔には頬や額にこれまでの歴史を感じさせるような皺が刻み込まれた風貌をしていた。

体格は、黒の隊服で分かりづらいが、広い肩幅に服に張り付くような胸板、脚の肉付が、これまで歴戦を潜り抜けてきた勇士であることを物語っている。


●ホノ

ミナカ隊が所属する第2遠征隊副隊長


●タケヅチ

ヒノ隊が所属する第1遠征隊隊長

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