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小桃が思うこと  作者: 小桃 綾


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23/25

ここ数日の出来事

【01/30(金)】

 仕事が終わって職場の人と飲みに行きました。

 寒い日に食べるおでんは最高ですね。ビール四杯呑んでお腹も心も満たされました。


 酔いながら電車の中で今週分の連載作品を投稿して、自宅に着いてお風呂のお湯張りをするかシャワーで済ませるかを悩みながら『なろう』を見ていました。


 数日前からとある作品を探しています。以前仕事のお昼休みに見かけて、読んでる最中に同僚に呼ばれてブックマークせずにブラウザを閉じてしまったんです。直接関わったことのない、でもどこかで見覚えのある名前の作者さんだったことだけは覚えていて。


 いろんな作者さんのページを探し回っていると、目当ての作品ではない別の作品のタイトルが目に付きました。


『感想を書けなくなった人へ』


 活動を始めて間もない頃そういう状況に陥ったので、すごく気になるタイトルです。ワクワクしながらタップして読み進めていくと……


 ……ヤバい。

 ヤバいヤバいヤバい。


 読まなきゃいけないヤツ! 私が読んで感想書かなきゃいけないヤツだ! 投稿日は……二カ月前!?

 でも、でも……今は書けない。感想は書いたら修正できないし、もし返信コメントが書かれたら絶対に消せなくなる。この作品の感想は酔いながら気楽に書いちゃいけない。そう思いました。


 エッセイに書かれていたのは感想を書くための技術的な手法ではなく、精神的な心構えでもなく、『感想を書けなくなった人』を励ますもの。その内容に泣いてしまって。


 結局身体を洗わずにベッドに横になって、スマホを握ったまま眠りました。

 身体を洗ったら汚れや疲れと一緒に、今の気持ちも取れる気がしたから。



【01/31(土)】

 朝5時に起きて、昨夜見つけたエッセイを3時間かけて何度も読み返して、さらに3時間かけて感想を書いて送信しました。


 しっかり見直したつもりなのに送信してから直したい部分が見つかるのってなんなんでしょう!?


 もうどうにもならないと諦めて、歯医者に行く準備を始めました。


 今回の治療はやけに痛みが強く、なんだかずっと気付かなかった私をチクチクとイジってくるみたいに思えて。

 治療が終わって『なろう』を見ると、赤丸が付いていました。


 ……来たかも!

 来ちゃったかも!

 二カ月以上も待たせてしまってどんなことを言われるだろう。私に関わる人はみんな優しい人ばっかりだから怒られることはないはず。本人も他の人も私に教えないでこの作品に辿り着いたことをドラマティックに捉えてくれるといいな。

 ……無視してた訳じゃないけど長い間気付かなかった言い訳にするには虫が良すぎるか。


 ドキドキしながら、私は緊張する指先で赤丸の付いたメッセージアイコンをタップしました。

 本文のその後は載せません。もし気になる方は探して読んでみてください。



【02/01(日)】

 私が最初に書いた『感想エッセイ』を改稿しようと思って編集画面を開きました。

 改行も言い回しも罫線も酷いから、一時間かけて今の私(・・・)が書けるレベルの文章に整えて。

 直し終わって保存ボタンを押そうとして──


 保存せずにブラウザバックしました。


 誤操作ではありません。

 そのエッセイは私の中では他の作品と違って、読んでもらうことよりも気持ちを載せることを重視したもの。当時の私が書いた、当時の私(・・・・)じゃないと書けないもの。直して保存したら二度と読めない。


 書き始めを一文字下げてないとか改行がやけに多いとか。

 日記じゃなくて小説だからと思って『〜〜ので』ではなく『〜〜ため』と変に畏まってるところとか。

 他の人が使っているのを見て、でも変換の仕方が分からなくてフリック入力で簡単に出せる"ー"を使ってるところとか。


 直したいけど、直したら当時の私が必要なものだけ(・・・・・・・)を残して消えてしまう気がして、改稿をやめました。


 他の過去作は時間があるときに改稿します。でもあのエッセイだけは、読みにくくて不格好な当時の形で残したいと思っています。

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― 新着の感想 ―
読みました。 あのエッセイを読んで前向きになれる人がいるなら、良いことだと思いました。 感想コメントは、たしかに気を使いますよね。 私も、私の感想コメントを見た人に、「なんかこの人、やな感じ」と思…
何というか……………うん、真面目だね。 生き疲れないか心配になるくらいに読み取れるんだけど……………。 ワタシががさつだからかなあ? ただ読みにくくても当時のまま、というのは何となく理解できるかな?…
 なるほどですね。  だとすると私の現在の在り方は厳しいのか……。  かつての相互ユーザーから都合が悪いものを消して無かったことにするのは卑劣であるという指摘されたことがあります。  個人的には反省で…
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