*。*:゜ ニニコ論文 「ノーベル賞受賞者」 ゜:。*
私ことニニコ・スプリングチケットは自分が情けない。
今回の論文は、反省をふまえて書いてみたんだ。
ノーベル賞だ。
世界でもっとも権威ある科学賞だ。
近年、日本人の受賞者が多数選出されて私はうれしい。
◆◆/ ハ""人"ハ人
/ |ハ川 ● ● しかし……
ノノ 人С川 w )
◆◆/ ハ""人"ハ人
/ |ハ川 三 三 私は情けない。
ノノ 人С川 w )
いままで受賞のニュースに舞い上がるだけで終わってた。
肝心の受賞内容を、ぜんぜん理解してなかった。
まったく恥ずかしいことだ。
というわけで。
今回は日本人のノーベル賞受賞者を、功績とともに紹介したい。
調べんのメッチャクチャ大変だったぞ……
簡単に紹介しようとして、ワケわからなくなった。
そんなわけで諸君。
以下の内容が間違ってないか、協力してくれ。
論文ニニコはじめての、読者参加型論文だ。
たぶん間違ってるとこあるから、みんな頼む。
感想欄で指摘してくれ。
そのたびそのたび修正すっからさ。
……なんか私、はじめて論文らしいことしようとしてるな。
それじゃあ、時系列で行ってみよう!
日本人のノーベル賞受賞者、イエー!
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受賞者 :湯川秀樹さん(ゆかわひでき)
受賞年 :1949年
受賞部門:ノーベル物理学賞
原子核が、陽子と中性子からできてるのは、当時すでに知られてた。
この陽子と中性子を結合している物質があると、湯川博士は予想。
その後、実際の発見にいたったことによって受賞した。
この結合粒子は「中間子 (ちゅうかんし)」と呼ばれる。
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受賞者 :朝永振一郎さん (ともながしんいちろう)
受賞年 :1965年
受賞部門:ノーベル物理学賞
量子電気力学の構築と、素粒子物理学への深い功績により受賞。
量子とは、これ以上こまかくできないレベルまで細分化した分子のこと。
当時の物理学では、量子の質量を計算すると無限大という誤答になった。
だが朝永博士は「くりこみ理論」を発見。
この計算法により、実際の質量を算出できるようになった。
シュウィンガーさん、ファインマンさんと共同受賞。
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受賞者 :川端康成さん (かわばたやすなり)
受賞年 :1968年
受賞部門:ノーベル文学賞
対象作品『雪国』『千羽鶴』『古都』など。
日本人の精神面を表現し、世界中に感銘を与えた功績により受賞。
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受賞者 :江崎玲於奈さん (えざきれおな)
受賞年 :1973年
受賞部門:ノーベル物理学賞
半導体内でのトンネル効果の発見。
量子力学では、粒子がエネルギーの壁を通りぬけることがある。
これは粒子がエネルギー壁にしみこみ、反対側へと通過する現象。
超伝導体内でもこの現象が起こることを発見した功績により受賞。
ジェーバーさんと共同受賞。
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受賞者 :佐藤栄作さん (さとうえいさく)
受賞年 :1974年
受賞部門:ノーベル平和賞
第61-63代 内閣総理大臣。
核は保有しない、
核は製造もしない、
核を持ち込まないという非核の三原則の提唱により受賞。
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受賞者 :福井謙一さん (ふくいけんいち)
受賞年 :1981年
受賞部門:ノーベル化学賞
化学反応過程の理論的研究により受賞。
「フロンティア軌道理論」は有機化学反応の発生に関する理論。
電子の動きには軌道があって、さらにその動きには強弱もある。
それが化学反応の起こりかたを決めていることを発見した。
ホフマンさんと共同受賞。
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受賞者 :利根川進さん (とねがわすすむ)
受賞年 :1987年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
免疫グロブリンの遺伝子構造を解明した功績により受賞。
免疫細胞には、抗体というタンパク質を作る機能がある。
この抗体が体内の異物を退治するわけだが、その万能さの理由が不明だった。
抗体には、つみ木のように組みかわるような性質があることを発見。
この変形により、どんな病原体にも対抗できると解明した。
グロブリンとは水に溶けないタンパク質の総称。
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受賞者 :大江健三郎さん (おおえけんざぶろう)
受賞年 :1994年
受賞部門:ノーベル文学賞
現実と虚構が一体となった世界の創作。
現代人の苦境を浮き彫りにした功績によって受賞。
代表作
『新しい人よ眼ざめよ』
『万延元年のフットボール』他多数。
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受賞者 :白川英樹さん (しらかわひでき)
受賞年 :2000年
受賞部門:ノーベル化学賞
導電性高分子の発見と、ポリアセチレンの発明により受賞。
導電性、つまり電気を通すプラスチックの発明である。
導電性ポリアセチレンは、タッチパネルなどに欠かせない素材。
ヒーガーさん、マクダイアミッドさんとの共同受賞。
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受賞者 :野依良治さん (のよりりょうじ)
受賞年 :2001年
受賞部門:ノーベル化学賞
「キラル触媒による不斉酸素化反応の研究」により受賞。
不斉とは、形がふぞろいという意味。
多くの物質は、AとBの反作用する分子配列をあわせ持っている。
たとえばサリドマイドの場合、鎮静剤にもなるし毒にもなる。
これを不斉反応させ、ひとつの性質に限定する合成法を発見した。
ノールズさんとの共同受賞。
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受賞者 :小柴昌俊さん (こしばまさとし)
受賞年 :2002年
受賞部門:ノーベル物理学賞
天体物理学への先駆的貢献とニュートリノの検出により受賞。
観測装置である「カミオカンデ」を設計・創設。
ニュートリノとは、星の爆発によって発生する粒子のこと。
史上初めて、太陽系外で発生したニュートリノの観測に成功した。
レイモンドさんとの共同受賞。
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受賞者 :田中耕一さん (たなかこういち)
受賞年 :2002年
受賞部門:ノーベル化学賞
生体高分子の同定および構造解析のための手法により受賞。
質量分析のための「ソフトレーザー脱離イオン化法」を開発した。
タンパク質はレーザーを当てると分解してしまう。
そこでグリセリンを混合し、分解させずに質量分析する方法を確立した。
フェンさんとの共同受賞。
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受賞者 :下村脩さん (しもむらおさむ)
受賞年 :2008年
受賞部門:ノーベル化学賞
緑色蛍光タンパク質の発見と生命科学への貢献。
GFPと呼ばれる緑色に光るタンパク質がある。
このタンパク質を、オワンクラゲってクラゲから発見した。
研究を通じ、発光生物の発光メカニズムを解明するにいたる。
チャルフィーさん、チエンさんとの共同受賞。
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受賞者 :小林誠さん (こばやしまこと)
受賞年 :2008年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞者 :益川敏英さん (ますかわとしひで)
受賞年 :2008年
受賞部門:ノーベル物理学賞
「小林・益川理論」により、同時受賞。
自然界においてクォークが少なくとも3世代以上存在することを提唱。
クォークとは、素粒子のグループのひとつ。
かつてはアップ、ダウン、ストレンジのみ発見されていた。
その後、チャーム、ボトム、トップが発見される。
これにより、反物質がなぜ宇宙にわずかしか無いのか説明できた。
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受賞者 :南部陽一郎さん (なんぶよういちろう)
受賞年 :2008年
受賞部門:ノーベル物理学賞
※アメリカ国籍のため、日本人の受賞者ではない。
「素粒子物理学における自発的対称性のやぶれ」の発見により受賞。
素粒子の運動は、不規則かつバラバラである。
だがなんらかの理由で、素粒子の運動がピタっとそろうことがある。
これを「自発的対称性のやぶれ」という。
素粒子は、この自発的対称性のやぶれによって質量をもつと予想される。
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受賞者 :根岸英一さん (ねぎしえいいち)
受賞年 :2010年
受賞部門:ノーベル化学賞
受賞者 :鈴木章さん (すずきあきら)
受賞年 :2010年
受賞部門:ノーベル化学賞
有機合成におけるパラジウム触媒クロスカップリングにより受賞。
クロスカップリングとは、有機物と有機物の合成法のひとつ。
パラジウムなどを触媒に、炭素と炭素を結合した「根岸カップリング」。
ホウ素化合物を用いて炭素結合する「鈴木・宮浦クロスカップリング」。
根岸さん、鈴木さん、ヘックさんの共同受賞。
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受賞者 :山中伸弥さん (やまなかしんや)
受賞年 :2012年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
人工多能性幹細胞 (iPS細胞)の開発により受賞。
人工多能性幹細胞は、人体組織すべてに応用可能。
拒絶反応のない移植用臓器・組織の作成が期待される。
ガードンさんとの共同受賞。
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受賞者 :赤﨑勇さん (あかさきいさむ)
受賞年 :2014年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞者 :天野浩さん (あまのひろし)
受賞年 :2014年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞者 :中村修二さん (なかむらしゅうじ)
受賞年 :2014年
受賞部門:ノーベル物理学賞
※アメリカ国籍のため、日本人の受賞者ではない。
青色発光ダイオードの発明のより受賞。
ダイオードとは、半導体に電圧を加えると光る装置。
窒化ガリウムを用いた結晶により、青色の発光が実現した。
世界ではじめて製品化したのは日亜化学工業株式会社。
赤﨑さん、天野さん、中村さんの共同受賞。
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受賞者 :梶田隆章さん (かじたたかあき)
受賞年 :2015年
受賞部門:ノーベル物理学賞
ニュートリノ振動を発見したことにより受賞。
それまでニュートリノ素粒子には質量が無いと思われていた。
観測により、ニュートリノも質量をもつことが発見された。
マクドナルドさんの共同受賞。
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受賞者 :大村智さん (おおむらさとし)
受賞年 :2015年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
感染症に対する新たな治療法に関する発見により受賞。
イベルメクチンは、寄生虫の感染症の治療薬。
家畜やペットの寄生虫病の特効薬として開発された。
キャンベルさんとの共同受賞。
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受賞者 :大隅良典さん (おおすみよしのり)
受賞年 :2016年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
オートファジーの分子機構および生理学的機能の研究により受賞。
オートファジーとは細胞の自己分解機能のこと。
世界ではじめて、分子レベルでこのメカニズムを解明した。
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受賞者 :カズオ・イシグロさん
受賞年 :2017年
受賞部門:ノーベル文学賞
※イギリス国籍のため、日本人の受賞者ではない。
壮大な感情の力を持った小説の執筆。
幻想的な世界とのつながりの感覚の下にある深淵を発見したこと。
代表作
『日の名残り』
『わたしを離さないで』
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受賞者 :本庶佑さん (ほんじょたすく)
受賞年 :2018年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
免疫チェックポイント阻害因子の発見と、がん治療への応用。
がん細胞には、免疫細胞から身を守る分子があることを発見した。
逆に言えば、これを取りのぞくことで、免疫によるがんの抑制が可能になる。
免疫療法を高める研究の功績によって受賞。
アリソンさんとの共同受賞。
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受賞者 :吉野彰さん (よしのあきら)
受賞年 :2019年
受賞部門:ノーベル化学賞
リチウムイオン二次電池の開発により受賞。
世界初のリチウムイオン電池を発明した。
グッドイナフさん、ウィッテインガムさんとの共同受賞。
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受賞者 :真鍋淑郎さん (まなべしゅくろう)
受賞年 :2021年
受賞部門:ノーベル物理学賞
※アメリカ国籍のため、日本人の受賞者ではない。
地球の気候の物理的モデリング。
気候変動の定量化、地球温暖化の確実な予測。
二酸化炭素濃度が地球温暖化に影響することを提起した。
現代の気象研究の基礎を築いたことによる受賞。
ハッセルマンさんとの共同受賞。
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受賞者 :日本原水爆被害者団体協議会さん
受賞年 :2024年
受賞部門:ノーベル平和賞
1956年に長崎県で結成された原爆被爆者の全国組織。
核兵器の廃絶や被爆者救済を訴える活動団体。
核兵器が二度と使われてはならないことを証言を通じて示してきたこと。
並外れた努力が核のタブーの確立に大きく貢献したことにより受賞。
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受賞者 :北川進さん (きたがわすすむ)
受賞年 :2025年
受賞部門:ノーベル化学賞
金属有機構造体の開発により受賞。
金属と有機化合物を結合して、気体を取りこめると立証した。
この穴はナノメートルほどの極小サイズ。
これにさまざまな気体を貯蔵する技術の発明。
ロブソンさん、ヤギーさんと共同受賞。
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受賞者 :坂口志文さん (さかぐちしもん)
受賞年 :2025年
受賞部門:ノーベル生理学・医学賞
末梢性免疫寛容に関する発見により受賞。
免疫寛容とは、自分の細胞や危険のない異物を攻撃しないシステム。
なぜ免疫細胞にはこのシステムがあるのか不明だった。
これが制御性T細胞によるものであると発見した。
ブランコウさん、ラムズデルさんと共同受賞。
◆◆/ ハ""人"ハ人
/ |ハ川 ● ●
ノノ 人С川 w )
◆◆/ ハ""人"ハ人
/ |ハ川 ● ●
ノノ 人С川 w )
◆◆/ ハ""人"ハ人
/ |ハ川 ● ● ……あのな。
ノノ 人С川 w )
もし間違ってたら教えてって、最初に書いたじゃん?
教えてほしいんだけどさ。
うん。
わかった、正直に白状する。




