三月二十三日（月）　『薄目で見ると…』ラーメン・思い出の味編

　三月二十三日。月曜日。

　そろそろレパートリーも被ってきそう。

　まあいいでしょう、今日はラーメンでも。

　『薄目で見ると……』のちょっと変えたヴァージョンでも作りましょう。

　今回のラーメンは、実は超個人的な思い出に関わります。

　若い時、仕事の都合で暮らしていた田舎町の、職場の近くにあった中華料理屋さんで食べたラーメン。

　ラーメン（醤油味）の上に、八宝菜風のトロッとしたあんが絡んだ野菜炒めの乗ったラーメンです。

　別にどうってことのないラーメンでしたが、しゃきっとした歯ごたえのある野菜炒めと醤油味のスープ、縮れ麺のラーメンが、仕事で疲れた身体に沁みました。……オッサンくさい表現ですみません(笑)。

　なんてことないけど美味しかったラーメン。それを記憶だけで再現してみます。

【食材など】

袋ラーメン（醤油味）、豚肉小間切れ、キャベツあるいは白菜の葉2～3枚、玉ねぎ1/2個ほど、彩りにピーマンや人参、あればうずら卵水煮。小エビなども、あれば加えてもいいかも。

　塩、酒、コショウ、片栗粉

【作り方】

①　鍋二つに水を張り、火にかける。（麺を湯がく用の鍋とスープ用のお湯を沸かす）

②　キャベツあるいは白菜をざく切り、玉ねぎ、ピーマンや人参を薄切りなど食べやすく切る。

③　フライパンに油を敷き、火にかける。十分あたたまると豚肉を入れ、酒を振って炒める。強火。

④　③の豚肉の色が変わると、玉ねぎ、ピーマンや人参を入れ、塩少々（塩は強くしない）とコショウを加えてざっと炒める。次にキャベツ類、最後に、あるのならうずら卵の水煮を入れ、炒める。

⑤　④に十分火が通ると少し湯を差して軽く煮、水どき片栗を加えてとろみをつける。

⑥　鍋に湯が沸くと麺を湯がき、どんぶりに粉末スープを入れておく。

⑦　麺が湯がければざるなどにあげる。

⑧　スープ用のお湯が沸くとどんぶりへ入れてスープを作る。

⑨　⑧へ麺を入れ、とろみ付き野菜炒めを盛り付ける。

　炒めた野菜の甘みが美味しい、ボリューム感のあるラーメンです。

　ちょっとした八宝菜を乗せたラーメン、という感じですね。ここに市販の餃子や春巻きを添えれば、晩ごはんのメニューにもなりますね。

　思い出の味に近い、炒めた野菜の甘みが美味しいラーメンになりました。

　今日も完食！

　ミッションクリア！グッジョブ！