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まのわ ~魔物倒す・能力奪う・私強くなる~  作者: 紫炎
狂者達の宴編

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第四百十一話 炎を燃やそう

『こりゃ、完全に化け物だな』


 ジン・バハルは目の前の肉塊を見てつぶやく。


『ま、それは私も同じだが』


 カラカラと骸骨の顎で笑う。

 そのジン・バハルの目の前には、もはや人型を留めていない肉塊マリーがいた。全身から虫の足が伸びて、それが動いて高速で移動し、コウモリの翼で飛び上がったと思えば、股が避けて巨大なドラゴンのような口が出てジン・バハルを喰らおうとする。


「骨ぢゃん、可愛がわいいぃぃぃい!!」


 そして肉塊マリーの腹から虹色の透明に見える何かが飛び出し、それから光が放射された。


『うぉぉおっ!』


 それに対してジン・バハルは闘気に包まれたグングニルを振るい、その光を受け流す。そして流された光はジン・バハルの背後の大地を抉り、土煙を舞い上げる。


(ルイーズ殿の魔力を感じる。ジャッジメントボルトを吸収して、それを武器にしてるのか?)


 そう考えながらジン・バハルが走る。無数の閃光が放たれ、ジン・バハルはそれを発射動作だけで把握しグングニルでさばき続ける。すべての光が弾かれて周囲を土煙が舞うが、ジン・バハルはそれでも止まらず走り続けた。

 放たれるのは光属性のエネルギー波のみ。ジャッジメントボルトに含まれていた雷属性のエネルギーは大地へと流され分離されていたために肉塊マリーの攻撃は光属性の攻撃だけのようである。雷撃も混ざっていてはジン・バハルといえど感電し、その動きを弱めていただろうが、光だけならばジン・バハルには対処が可能だ。


『喰らえぃっ!』


 そしてジン・バハルは肉塊マリーへの接近に成功する。そしてその光を放つ虹色の物体を貫いた。


『暴発かッ!?』

びがり、綺麗ぎれい


 そして、内部に溜まったエネルギーがその場で放たれて爆発した。


「ぎゅぶわぁあああああっ」


 肉塊マリーが爆発の中で悶えている。至近距離でのダメージだ。小さくはない筈だ。一方でジン・バハルは無傷だった。かつてジンライの技『雷走り』をすり抜けたように、さきほどまで受けていた閃光の波長を把握しバハル流槍術奥義『森羅万象』を用いて無効化していたのだ。


『くたばれっ』


 そしてジン・バハルのグングニルに闘気が集中し、風が渦巻く。それは一点を貫く威力重視の投擲技『雷神槍』とは別の、範囲攻撃専用の風属性の槍術『風神槍』。それはバーンズ流奥義『大震』に面影こそ残されているが、ハイヴァーン槍術の中では失われた技の一つとされるものだ。それをジン・バハルは放とうとして、


『避けてくださいッ!』


 ティアラの声にジン・バハルが背後から迫る気配に気付く。


(チッ、抜かったか)


 肉塊マリーとの闘いに集中しすぎていたのだろう。やってきたのは白熊ゴーラだった。シップーとティアラの炎の騎士団フレイムナイツに任せていたはずだが、その防御網を破ってジン・バハルに突撃してきたのだ。今の状態では直撃する。そうジン・バハルは考え、己の未熟を呪ったが……


 しかし、ジン・バハルが吹き飛ぶことはなかった。


『なんだと!?』


 眼球のないジン・バハルが、まるで目を見開いたかのような動作をしながら驚く。何故ならば彼の目の前に、銀髪の戦士が立っていて、正面の白熊ゴーラを受け止めていたからだ。


「へへ、盾と一緒に『反響の盾章』も取り込んじまったらしいな」

『弾き飛ばせ、我よっ!』


 そして、銀髪の戦士の前には不可視の防御フィールドが形成されていて、白熊ゴーラはそれに止められていた。それを銀髪の戦士が槍で一気に押し出すことで、白熊ゴーラが吹き飛んだ。


「グルゥウウガッ」


 しかし白熊ゴーラも、飛ばされたまま空中で巨体を回転してドスンと地面に下りる。恐るべき身のこなしだが、そこにシップーと炎の騎士団フレイムナイツが囲んで攻撃を加えることで、その動きが封じられる。そしてジン・バハルは憮然とその戦士を見た。


『お前は……ライル……なのか?』


 今や己の弟子ともなっているジンライの孫がそこにいた。ジン・バハルの知っている外見や雰囲気とは違うようだが、その表情でジン・バハルにはすぐにライルだと分かった。


「ジン師匠、アンタにも心配かけてたみたいだな」

 ライルはそうジン・バハルに声をかける。

『いや、生きていたなら何よりだ』

 ジン・バハルはそう言ってカラカラと笑う。

『生きている理由やその姿について聞きたいところだが、今はいい』

 そしてジン・バハルは自分の敵に視線を向けた。腹からグズグズになったイカみたいな魔物がポロリと抜け落ちる。それが先ほどのジャッジメントボルトを吸収して、更に閃光攻撃に使っていたモノの正体だったらしい。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛、勿体もっだいない」


 マリーがそう言って、落ちたそのイカの化け物をまた飲み込んでいく。その合間にジン・バハルがライルに声をかける。

『そっちのケダモノは任せていいか?』

 ジン・バハルはライルの全身から強い力が湧き上がっているのを感じていた。そしてライルはグッと親指を突き出して頷いた。


「任せてくれって。今の俺は無敵だぜ!」

『あまり調子に乗るなよ』

 ライルの言葉にジン・バハルは肩をすくめてから、肉塊マリーを見た。グチュグチュとイカを味わっている姿は醜悪そのものだ。


 そして両者は背中合わせに走り出す。


 ジン・バハルは肉塊マリーを、ライルは白熊ゴーラに向かって駆けだした。



  **********



「グルゥゥウウウ」


 突然見えない壁に阻まれた。

 そう思ったときには白熊のゴーラは吹き飛ばされていた。


 もっとも白熊ゴーラは巨体でありながら、その身のこなしは軽い。空中で一回転してドスンと地面に下りると、周囲から飛びかかる炎で出来た敵、炎の騎士団フレイムナイツと猫のシップーをその両手を振り回して弾き飛ばそうとする。


「ナーッ」『キャアア』


 シップーは身軽なステップで白熊ゴーラの攻撃を容易く避けるが、炎の騎士団フレイムナイツはそうはいかない、大盾で受けるも、受けきれず七体の炎の騎士フレイムナイトが吹き飛んだ。そして両手を振るった隙を突いて、上空から炎の有翼騎士フレイムパワーが飛び込んでくる。

 ゴーラにとってはこの中では空中にいる炎の有翼騎士フレイムパワーがもっとも手強い。隙をついてチクチクと仕掛けてくる攻撃に辟易とする。もっとも炎の有翼騎士フレイムパワーのフレイムランスの威力は厄介ではあるが、それもすぐに修復出来る程度の攻撃であり、驚異ではない。

 先ほどのライルの攻撃ほどではないと白熊ゴーラは考え、炎の有翼騎士フレイムパワーのフレイムランスを敢えて受けて、そのまま地面に叩きつけた。


 そのままトドメを刺そうとしたが、それは阻まれた。先ほどまで見なかった戦士によってだ。ゴーラは迫ってきた槍をバックステップでかわし、距離を取る。


 そのゴーラを邪魔をしたのは銀色の髪をした、赤い瞳の褐色肌の男だった。


 自分の頭部を吹き飛ばしたライルに似ている気がゴーラはしたが、目の前にいるのはドラゴンを圧縮したような人型で居ること自体が歪であるかのような存在だ。先ほどの男とはまったく別のものだとゴーラは即座に判断して、その考えを振り払った。


『ライルッ!』

「ようティアラ。あんたにも心配かけちまったみたいだな」


 その別人に認定されたライルは槍を構えながら、炎の有翼騎士フレイムパワーと近付いて言葉を交わす。白熊ゴーラは両手の手甲の爪を握りしめ、それに対して構えている。未知の敵だ。その上、ゴーラの中にある野生の本能がライルに対して警鐘を発している。


「こいつは俺が受け持つぜ。ジンさんの手伝いをしてくれ。シップーも」

『話は聞いてますけど、大丈夫なのですか?』


 ティアラの問いはもっともなものだろう。ライルは先ほど、目の前の白熊ゴーラに敗れて一度死んだのだ。だが、ライルは頷いた。「問題なし」と笑って答えた。


『もう、無茶はしないでくださいね。さっきみたいな思いをするのはわたくしだってごめんですからね』

「ん、すまねえな。って、さっきから謝ってばかりだわ」

「ナーゴ」

「シップーもな。頼んだぜ」

 ライルの言葉にシップーも頷いた。なお、甥っ子の頼みだ。聞かねばならぬ……とシップーが思ったかは不明である。


 そして炎の騎士団フレイムナイツとシップーが、その場から離れて肉塊マリーの方へと向かっていく。それをゴーラは黙って見ていた。


 ライルの圧力プレッシャーの強さにうかつに動けなかったのだ。本来野獣の系統の魔物はドラゴンという存在に対して恐怖を感じる習性がある。白熊ゴーラも抑えてはいるがそれを感じている。恐らく、本来以上の威圧をゴーラはライルから感じていた。

 その上にゴーラはさきほど、自分があの肉塊に盾にされたことを根に持っていた。故に無理をせず、目の前のライルとだけ対峙しようと考えていた。


「そんじゃあ、第二ラウンドだ。今度は勝つ!」

『そのまま最終ラウンドにしてしまえ、我よ』


 ライルはジーヴェとそんなことを話しながら、ゴーラに向かって槍を構え、さらに一歩踏み込んだ。

 その槍から気配があるともゴーラは思った。目の前には一人なのに、何かが重なっているとゴーラは感じている。

 またゴーラは実のところ、人の言葉をある程度は理解できるよう訓練されている。そして目の前のライルは、ゴーラと再戦すると言っているようだったがゴーラにはその覚えがなかった。

 先ほど倒したライルと、目の前のライルがゴーラの中ではイコールとならない。だが、ゴーラは気にしない。人間は元より不可解なことを話す生き物だと、肉塊や主を見ていてゴーラは理解している。目の前の竜の戦士は人間ではないかもしれないが、それもゴーラにはどうでも良いことだ。


 重要なのは、強き存在を殺し、喰らうことである。


 魔神熊と呼ばれる種類の、北に生息する高レベルの魔物の中でも突然変異により知性が高まったのがゴーラの正体だ。マドルにテイムされ、ボルジアナのピエロの一員となっているが、魔物としての本能を失ってもいない。


「グルルルルウウゥゥウ」


 そして唸りをあげて、ゴーラがライルに飛びかかった。

 それにライルが身構えたかと思えば、突然目の前に不可視の壁が現れ、ゴーラの歩みを遮る。


「へっ、特攻さえ封じれば、こっちにだってやりようはあんだろ」


 そうライルが叫んだが、ゴーラにとっては一笑に付す話だ。ゴーラは今度は手甲から伸ばした爪で、その不可視の壁をバツの字に切り裂いた。


「なっ!?」


 ライルの顔が驚きに染められる。だが、ゴーラの手甲から生えている爪は直樹の魔法殺しの剣と同じ素材の、魔法殺しの爪だ。魔力で構成されたものならば容易に切り裂くことが可能な武器なのだ。


 そしてゴーラは竜の戦士に特攻する。


 ただ本能のままに攻撃を繰り出すのではなく、ゴーラは胴回し回転蹴りを放った。その突然の『蹴り技』にライルの対応も遅れた。そして、ライルは吹き飛んだ。

 だが白熊ゴーラは蹴りの手応えに不自然なモノを感じる。鎧が竜の鱗のような感触で、その内側も人間のモノには思えない強靱さがあった。

 ゴーラは怪訝な表情をしながらも、吹き飛ばしたライルを見て駆け出した。ダメージはそこまで与えられていないとゴーラは判断したのだ。であれば、さらに叩きつぶす必要があると。


「チッ、なんで熊が回転蹴りなんだよ」


 対するライルはそう叫びながらも、空中で風の加護を使って姿勢を制御して、激突の衝撃を受けることなく地上に降りる。そこにゴーラが飛びかかった。上段から振り下ろした爪をライルは避け、ゴーラの胸に一気に槍を突き刺す。


「グゥゥゥオオオオオオオッ」


 その痛みに白熊ゴーラが叫びあげる。


『内側から消し炭となれ、ケダモノよ』


 槍からドラゴンの炎のブレスが吐き出された。

 その攻撃に白熊ゴーラが叫び声をあげて両手を振り下ろすが、不可視の壁に阻まれる。それは竜骨の盾と共にライルに吸収された『反響の盾章』の力だ。爪の先ならば切り裂かれた可能性もあったが、今回ゴーラは至近距離で叩き潰すために拳をライルに振り下ろしていた。故に防がれる。

 その音波を用いた防御フィールドが、ゴーラの両腕を受け止めている間にライルはさらに白熊ゴーラを焼きながら右肩までを切り裂いて、防御フィールドの消失とともに、そのまま離れた。右肩は動かなかったため、左腕だけが振るわれたが、すでにそこにはライルはいなかった。


「やったかッ!?」

『……どうかな。無理そうだ』

 

 ライルの言葉とは逆に、槍のジーヴェの反応は慎重だ。そしてジーヴェの言葉通りに白熊ゴーラの傷は見る見る内に塞がっていく。


「ちょっ。ありゃ、反則じゃねえ?」

 

 ライルが思わず呆れたように呟いた。そもそも、普通であればライルが命と引き替えに頭を潰した時点で決着が付いているはずなのだ。だが、目の前のシロクマは未だにその再生力が衰える様子はなかった。


「どうする?」

『分からん。が、コアも焼いておいたのに復活しているということは、恐らく外部からの力の供給があるのだろう』


 その言葉にライルが上空の赤い月を見る。そこから白熊ゴーラに対して一本の線がつながっているように、竜眼となった今のライルの眼ならば見える。魔術的な繋がりだ。それを破壊することは難しいだろうとも。


「ま、なんとかするしかないな」


 そして、ライルは考える。

 現在の自分の身体スペックは以前よりも格段に向上していた。攻撃力、防御力、持久力共に上がっている。さらには『反響の盾章』の力を取り込み自在に使えるようになり、風の加護によって加速も可能になった。竜眼によって力の流れが読めるようになったことも役に立つはずだ。

 そして何より竜牙槍が『ジーヴェの槍』へと進化したことは大きい。そのドラゴンの頭部を模した二又の刃先の間から発せられる炎のブレスは貫いた相手の内部を燃やすことが可能な恐るべき武器へと変わっていた。


(それでも爺さんにもユミカにも勝てる気がしないんだよな)


 そうライルは心の中で愚痴る。ジン・バハルと直樹ならば、能力を全開にしたごり押しで行ける気がしないでもないが、ジンライと弓花に勝てるヴィジョンが浮かばない。とことん、世の中ってのは上には上がいると思い知らせてくれる。


(まあ、それは後だ。問題なのは、あの回復力だ)


『我よ。いっそ、すべてを燃やし尽くしてはどうか?』


 槍からジーヴェが提案する。


「それしかねえか。出力は今のままじゃあ足りねえが」


 ライルは死の直前に己の体が赤くなったのを思い出す。闘気を纏って身体能力を上げる『赤体化』。それを闘気ではなく竜気を発生させている今ならば……と、ライルは考え、白熊ゴーラを見た。


『あまり長くは保たんぞ』


 ライルの考えを把握しているジーヴェがそう口にして、ライルが少し眉をひそめながら、ニヤリと笑う。その口元からは牙が出ていた。


「お前が言ったんだろ。反撃に出ようってな。今がそのときだ」

『ま、我の言うことだ。我も止めるつもりもないさ』


 そしてライルの体から、赤と黒のオーラが出て、全身を覆い尽くす。

 それに白熊ゴーラが脅威を感じて、その身を構えた。肩までの再生はまだ終えていないが、それどころではない圧力プレッシャーが正面から放たれているのだ。


 そしてライルが駆け、白熊ゴーラも走り出す。


「うぉぉおおおお!!」

「グルォォオオオッ!!」


 ライルとゴーラの叫び声が同時に木霊し、接近と同時にゴーラの振り降ろされた右手をライルは、


「ドラゴンの力を見せてみろジーーーヴェェエエ!!」


 自らの左腕で受け止めた。そこに赤黒い竜気が集中し、ライルの左足が地面にミシリとめり込んだ。しかしライルはその腕を受け止めた。それに驚きの表情を向けるゴーラだが、今度は左腕も振り上げて、そして一気に降ろした。


「らぁっ!!」


 それをライルは今度は『右腕で』受けた。右足も地面に沈む。しかし、ライルは崩れない。そして両腕が塞がったライルの槍だが、


ふはへ(喰らえ)っ!」


 口で咥えて、そのままゴーラの喉元へと貫いた。竜のあぎとは頑丈だ。


「グルッ!?」


 そしてゴーラから悲鳴が漏れ、ジーヴェの槍から発せられるドラゴンの炎が吹き荒れる。『竜衣』と呼ばれる竜気を纏った状態のライルからジーヴェの槍に膨大な竜気が注がれて、


「グルゥッォアアアアアアッッッ」


 そのまま白熊ゴーラを燃やし尽くす。そしてゴーラから両腕の力がなくなるのを感じて、ライルはゴーラから手を離し、その両手でジーヴェの槍を握って更なる力を振り絞る。


「くたばれぇぇえええええ!!」


 そしてライルの全力が炎の柱をその場で形成し、天へと突き上げる。それが白熊ゴーラのすべてを焼いていく。燃えさかる獄炎に焦がされ、骨まで消失していく。


 そしてライルの炎が止んだときには、もうそこには何も残ってはいなかった。

名前:由比浜 風音

職業:召喚闘士

称号:オーガキラー・ドラゴンスレイヤー・ハイビーストサモナー・リア王・解放者リベレイター・守護者

装備:杖『白炎』・ドラグホーントンファー×2・竜喰らいし鬼軍の鎧(真)・不滅のマント・不思議なポーチ・紅の聖柩・英霊召喚の指輪・叡智のサークレット・アイムの腕輪・白蓄魔器(改)×2・虹のネックレス・虹竜の指輪・天使の腕輪

レベル:40

体力:156+20

魔力:378+520

筋力:81+45

俊敏力:83+39

持久力:45+20

知力:75

器用さ:53

スペル:『フライ』『トーチ』『ファイア』『ヒール』『ファイアストーム』『ヒーラーレイ』『ハイヒール』『黄金の黄昏[竜専用]』『ミラーシールド』『ラビットスピード』『フレアミラージュ』

スキル:『キックの悪魔』『蹴斬波』『戦士の記憶:Lv2』『夜目』『噛み殺す一撃』『犬の嗅覚:Lv2』『ゴーレムメーカー:Lv4』『イージスシールド』『炎の理:三章』『癒しの理:四章』『空中跳び:Lv2』『キリングレッグ:Lv3』『フィアボイス』『インビジブル』『タイガーアイ』『壁歩き』『直感:Lv2』『致命の救済』『身軽』『チャージ』『マテリアルシールド:Lv2』『情報連携:Lv2』『光学迷彩』『吸血剣』『ハイ・ダッシュ』『竜体化:Lv3[竜系統]』『リジェネレイト』『魂を砕く刃』『そっと乗せる手』『サンダーチャリオット:Lv2』『より頑丈な歯:Lv2[竜系統]』『水晶化:Lv2[竜系統]』『魔王の威圧』『ストーンミノタウロス:Lv2』『メガビーム:Lv2』『空間拡張』『偽銀生成』『毒爪』『炎球[竜系統]』『キューティクル[竜系統]』『武具創造:黒炎』『食材の目利き:Lv3』『ドラゴンフェロモン[竜系統]』『ブースト』『猿の剛腕』『二刀流』『オッパイプラス』『リビングアーマー』『アラーム』『六刀流』『精神攻撃完全防御』『スパイダーウェブ』『ワイヤーカッター』『柔軟』『魔力吸収』『赤体化』『友情タッグ』


直樹「まだなのか姉貴。なんだか凄くイヤな予感がする」

風音「私もだよ。とてつもなくマズい感じが……」

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