表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/25

第18話 女性ホルモン注入

茶道部で道具の後かだつけ。

洗い物をしてると。


愛実「いつだっけ注射」

わたし「明日だけど」

愛実「あー周期同じだ」

愛実「明日産婦人科一緒に行こうよ」

「二人で行ったほうが恥ずかしくないよ」

「そのあとご飯食べに行けるしさ」

わたし「そうだね。そうしよう」


「おつかれさまでした」

「お稽古ありがとうございました」

高柳「見るのもお稽古よ」

「お点前はまだやらせられないけど」

「見て覚えてね」


「早くなれれば作法も身についてくるから」

「自然とお点前もできるようになるから」

「真ん中の席でいいからまずは席に着くこと」

「それで見て感じて慣れていく」


「私も最初はできなかったもの」

「私よりましかもしれないわ」

励ましてもらえて元気が出た。


「今日出したお茶菓子のあまりあげる」

「抹茶があればよりおいしくいただけるけどね」

「そこは我慢してね」

「もって帰えって食べなさい」

「わあ。ありがとうございます」。


幕張駅にいくと愛実は京成幕張駅に行くからといってしまった。

JR線と少し離れているのだ。

下りだし路線も違うし一緒にはかえれない。

少し寂しい気がした。

でも明日会えるから楽しみ。


・・・・・・・・・・


船橋の駅前の交番でまた待ち合わせ。

船橋駅とはいえ。

ふなっしーはいなくて平和そのものだ。

ふなっしーになし汁ぷしゅーてかけられてもどうりアクションすればいいかわからない自分がいた。

そんなことを考えながら愛実を待つ。

愛実は京成線のほうからでてきた。

待ってたよ。


愛実と私服で会うの二回目だけど。

やっぱ可愛い服装してた。

薄生地のシフォンのワンピース。

マリンカラーだ。

青と白のボーダー。


4月も終わりだけど。

初夏を先取りした格好だ。


袖口はシュワシュワてなっててかわいい。

4月末とはいえ最近日光がだいぶ暖かい。

わたしは愛実に比べるとダサい格好だ。


自分に自信ないから目立ちたくないのだ。

周りに調和してる格好だ。

チェックのシャツに。

下はジーンズだ。

一応女性物なので。

髪長いから女の子には見えると思うが。

ちゃんとした格好すると。

今の時期ヒールがあるサンダルはかないといけないから。

足が痛くなるのだ。


だからスニーカーが似合うかっこのほうがいい。

女の子の靴ってなんであんなに足痛くなるんだろう。

長距離歩くこと想定して作ってないんだもの。


タクシーで行っても大したことない。

距離がないがそれなりに産婦人科まで歩く。


産婦人科行くと土曜なので旦那と一緒にきてる妊婦さんが多い。

前と同じでだいぶ年上ばっかだ。

生理不順でも来る人はいるだろうけど。

中学生や高校生に見える人はいない。

余計緊張してくる。


愛実は朝ごはん抜いてきたからおなかすいてるて言ってる。

今日は血液検査の日らしい。

肝機能の状態を見るが。

ご飯抜いてこないと検査できないのだ。


女性ホルモンは肝機能のほかにも怖い症状があるが。

血栓とかは採血でわからないらしい。

若いので大丈夫だと思うが。

女性ホルモンはほとんど自家発電できないため。

一生打つことになるから。

長く打つため副作用は怖いのだ。


牧野愛実さん

愛実が呼ばれた。

採血があるから。

少しかかったが。

すぐに出てきた。


わたし「血液検査の結果は?」。

愛実「今日はわからないよ」。

「異常が出たらしばらく注射休まないといけないからやだな」。

「いい結果でありますように」。


すぐに私も呼ばれた。

今日は卵胞のみだから液少ないから。

すぐ終わると思うから我慢してね。

今日は全く痛くなく本当に打ってるのていう感じだった。


筋肉注射だから打つとこによって痛かったり感じなかったりするみたいだ。

1回目は反動で男性ホルモン値高くなるけど。

2回目だから胸張ってくるかな。楽しみでもある。

看護婦さんにありがとうございますて言って外を出た。

お会計を済ませると10時半くらいだった。


愛実「ちょっとお昼には早いけど」。

「たぶんサイゼ11時からだ」。

「ゆっくり服でも見てれば時間たつね」。

お店はもう初夏の服を売り始めてる

つい最近桜が咲いて散り気味だったけど入学式だった。

中学生なのに毎日があわただしく過ぎるから。

時の流れて早いと思う。

思った通りあれこれ服見てたら時間過ぎた。


サイゼ入るとランチセットを頼んだ。

ライス大盛りもできますがていわれたけど。

女の子のかっこして恥ずかしいからそれはやめた。


ハンバーグとチキンセットが出てきた。

結構ぼりゅうみー。

愛実も同じの頼んだ。


このボリュウムで500円は安いね

おいしいし。

愛実と学校のこと話しながら食べてると食が進んだ。


愛実「あんたクラス委員やったんだ」

「私もやればよかったかな」

「うちもやりたい人いなかったから」

「立候補すればすんなり決まったかも」

「学年会で会えるでしょ」

「クラス違うからもっと優との時間がほしい」

わたし「うれしいこと言ってくれるわね」

「ありがとう」


愛実「たまには休日もこうして遊ぼうね」

わたし「そうだね」


愛実「そろそろ中間考査考えなくちゃいけない時期でしょ」

「勉強好きじゃないからうんざりする」

わたし「数学が私もやばい」

「来週の土曜日の定期テスト対策の補修でようと思う」


「私立だから赤点取ったら退学だもの」

「市立に戻されてまた男の生活よ」

「恐ろしいから勉強する」

「愛実は補修出る?」


愛実「嫌いな授業て補修まで出たくないのよね」

「まあ何とかなるんじゃない」

「中学受験も頑張れたけど」

「中学はいったら授業ついていけなくなった」


「これからどうする」

わたし「家に帰って宿題やるわ」

愛実「あんたはまじめね」


「じゃあわたしは京成で帰るからまたね」

わたし「また学校でね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ