表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/440

風華の覚書

風華視点での登場人物紹介


【風華】♀:ふうか


 「一の街」は三日月通りの八百屋「緑の三日月」の一人娘、私です。赤みがかかった茶色の目に癖毛の赤髪。最近とある事情でちょっと太ったのではないかというのが悩み(あと足がちょっと大きいことも、、これ秘密です)。


 父親は元冒険者、母は緑の三日月の先代店主。母は、私が幼少の時に、父は二か月ほど前に亡くなりました。ちょっと寂しい身の上ですけど、明るく元気が私の信条です。でもいろいろありまして白蓮ともども故郷「一の街」を追い出されました。最近は元八百屋の冒険者もどき(?)と言ったところでしょうか?



【白蓮】♂:はくれん


 2年前に父が森から連れ帰った記憶喪失の謎の男。最初はへんななまりで何言っているのかよく分かりませんでした。「緑の三日月」の三階の屋根裏部屋(元鳥小屋)に居候していました。おさまりの悪い灰色の髪に色白と軟弱路線を地でっていっています。


 父と一緒に『追憶の森』の結社に属して、森での採取専門の冒険者をやっていましたが、父の体が動かなくなってからは、一人で森に採取にいっております。要は森で葉っぱとって帰ってくるのだけが取り柄です。あとマナ酔しないとか?


 そのため結社の心無い方々からは「八百屋」と呼ばれておりどの組(冒険者が森に入る仲間)にも入れてもらえなかったらしいです。最近、世恋さんのような超美人にちょっと優しくされてかなりいい気になっているような気がします。


【山櫂】♂:さんかい


 私の父。以前は、『城砦』という復興領の東の端にある有名な場所で冒険者をしていたらしいですが、マナ病という病気を患い、『城砦』での冒険者を引退して、「一の街」に来た流れ者です。ここで八百屋をしていた母と結婚。めでたく私、風華が生まれました。ぱちぱちぱち、、


 八百屋をやりながら、「一の街」の「追憶の森」の結社にも属して採取を中心に一人で冒険者をしていましたが、二年前に偶然、森で記憶の無い白蓮に会って連れ帰って来ました。


 残念なことに二か月前にマナ病が悪化してこの世を去ってしまいました。きっと今ではあの世で母と私の将来のお婿さんとかの話をしていると思います。


【百夜】♀:ひゃくや


 私と白蓮が「緑の三日月」から結社まで逃げていく途中に出会った謎の少女(たぶん少女?)。昔の白蓮の喋りを彷彿とするなまりがありますが、白蓮とはお知り合いでは無いそうです(本当かな?)。白蓮と同じく私達と会う前の記憶がないらしく、名前は強制的に私がつけることになりました。なのでこの名前は仮称とでも言うべきでしょうか?白蓮同様本名は不明です。


 白蓮の髪ですら整っているといいたくなるような黒髪とひからびて黒ずんだ肌、その目は左目が大きく、右目はほとんどとじており、その瞼の隙間からは充血した白目が見ているかなり印象的ないで立ちをしている(夜中に起きてみるとちょっとびっくりします)。


 背はあまり高くない私と比較しても大きくなく、背の高さだけ見ると12才ぐらい。すごく痩せていてその動きは結構身軽。


 なお、彼女の評価基準は「おもしろい(おもかろい)」か「つまらない」の二つしかないと思われます。腹がへると機嫌悪くなるような気がします。私たちの前にはびっくりするような大きさのマ石(白蓮談)を持っておなかをすかせてあらわれました。


【歌月】♀:かげつ


「追憶の森」の結社の監督官(多分、受付か何か?よく分かりません)。


 年齢は不詳(いろいろ計算するとでそうな気がするけどやめておいた方がよさそう)で鳶色の髪と鳶色の目をした胸が大きく腰が細く、お尻が大きい要は色っぽい方。私と白蓮が結社についたときに出迎え(?)てくれました。その時の経緯については、私としてはいろいろ言いたいことがありますけど、、ここでは我慢します。


 あと、どうも八百屋の娘としては心配になる言動がたまにあったりします。ちなみに、歌月さんのお父さんは「追憶の森」の結社の長だそうです。でもお父さんは、白蓮も巻き込まれた戦で命を落とされたようです(はっきりとは誰も言いませんけど)。ご愁傷さまです。


【アルマイン(旋風卿)】♂:あるまいん


 『城砦』から妹の世恋さんと一緒に査察官(よく分かりません)として「追憶の森」結社に来ていた冒険者の方。なんでも「旋風卿」という二つ名もちとか、、もっとも私は二つ名ってよく分かってないですがすごいマナ使いの人だそうです。


 砂岩のような髪と同じ色のあごひげをしています。ともかく顔も体もでかいし、いかついです。妹の世恋さんと兄弟というのが全く信じられませんが発言を聞いていると確かに兄弟らしいという気もします。ともかく妹第一主義者で取り扱い注意です。でも私と百夜ちゃんが結社の一員になるのを手伝ってくれました。戦につれていかれた白蓮も無事にかえってこれたのもこの方のおかげなんでしょうかね?


 あと、名前がかわっているのは、よくわからないですが「高の国:ハイランド」というところの方でこの「橙の国」の方ではないそうです。でも妹さんはこの国の名前ですね?よく分かりません。


【世恋】♀:せれん


 『城砦』から兄のアルマインさんと一緒に「追憶の森」結社に来ていた方。天然入りちょとドジっ子な超絶美少女、すなわち『無敵』です。年齢は私よりはお姉さんといってましたがよくは知らないです。


 きれいな白磁のような肌と金色の髪、深い青色の目、出るとこは程よく出て、引っ込んでいるべきところは引っ込んでおり、手足もすらりと長い。見てもらえれば、神様が迎えにきたと私が勘違いしたのも絶対納得すると思います。でも私に恋話をしかてくるようなちょっとずれたところもあります。


【玄下】♂:げんげ


 歌月さんの手下(?)。眼帯をした追憶の森の結社の冒険者。白蓮にいろいろやってくれましたが、兵士長の良仙さんに首をきられてお亡くなりになりました。合掌。


【岳連】♂:がくれん


 ちょび髭の徴税士のおっさん。貧乏な「緑の三日月」に金貨10枚という途方もない金をゆすりに来た人。結社でも歌月さんとぐるになって私らから金をふんだくろうとしていた。その後、白蓮などと一緒に戦に連れていかれたみたいだけど、どうなったんでしょうね?


【薄毛の男】♂:うすげのおとこ


 歌月さんの手下の手下。百夜ちゃんに手刀を投げた不届き者。以前、どっかでみたような気がするけど、、もしかしたらうちの店に何回か買いに来てます?よく覚えてないです。


【月令】♂:げつれい


「追憶の森」の結社の長。白蓮は〇〇なので、二年も通っていてこの人が長だと知らなかったらみたいです。確かに私達が結社についたときには長柄つきの雑巾で床拭いてましたし。


 実は、歌月さんのお父さんだそうです。今回の戦で結社のみんなを率いて亡くなられたとか?歌月さん悲しんでました。私も最近父を亡くして独りぼっちになったのでよく分かります。


【良仙】♂:りょうせん


 一の街の新任の兵士長(以前は誰かは知らないですけどね)。銀髪の長身、細身のかっこいいおじさまですが、とっても怖い方。これで優しければおじさま好きが放っておくはずないのにな~。


【辺境伯 紫王弟殿下】♂:しおうていでんか


 復興領が辺境領に名前が変わって内地(橙の国の中心部)から来た領主様。いきなり街のみんなから人質をとって戦に送り出した鬼のような人。家に金貨10枚を取りに来た悪党の元締め。


【知覧】♂:ちらん


 一の街の隣街、「魁の街」の領主様。詳しい事は分かりませんが、今回、一の街の領主でこの復興領、もとい辺境領全体の領主になった紫王弟殿下と戦になったみたいです。ちなみに「魁の街」の卸のおじさんたちからの評判はいい領主さん。なんでも奥様が大変よくできた人だと。息子さんが二人いて、「魁の街」の女の子のあこがれだとかそうでないとか、、単なる噂話ですけどね。


【知良】♂:ちりょう


 知覧さんの長男だそうですけど、よく知りません。


【知念】♂:ちねん


 知覧さんの次男だそうですけど、よく知りません。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ