88 岩田が進化した!! どうみても攻撃寄りが2匹です!!
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朝8時、昼12時、夜20時の更新です。
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その夜眠る岩田を他所に手作りの料理を食べたハクは「うまい!!」と叫びつつ料理を食べ終わり、大満足の中お風呂にも入ったし、岩田の方はエンジュさんが「軽くお湯は掛けてくるよ」と温泉に連れて行ってくれた。
嗚呼、私の夫が優しい。
ちなみにハクは温泉好きだった。ネコ科はお風呂嫌いだと思っていたけどそうではないのかな?
そんな事を考えつつ翌朝――頬をツンツンされているのに気づいて目が覚めた。
何時もよりは早い時間帯だったけれど、ムクリと起きだしカーテンを開けるとそこには白銀のスライムがいて、私に手を振っている。
『ハジメマシテ ウマレカワリマシタ イワタデース♪』
「お、おおお!?」
「姉様どうしました!?」
部屋をドンと開けてやって来たのはドマで、白銀のスライムが手を振っているのを見て「イワタ!?」と驚くドマに、岩田は「ソウダヨ?」とピョンピョン跳ねている。
すると同じベッドで眠っていたタキとハクも起きて来て――。
「おお、無事に進化したな」
「オメデトウ イワター」
「ハクサマー♪ タキサマー♪ アリガトウ!」
そう言うとタキは岩田の上に乗って喜んでいる。
成体と見た目はベビーとではやはり大きさが違う。
岩田は「ジュミョウ ノビター♪」と喜んでいるし、取り敢えず鑑定していく事にする。
【岩田:スキル・言語理解・鑑定・分裂・アイテムボックス・危険察知10・悪意察知10・生活魔法・鉱石生成(銅・鉄・銀・プラチナ・ミスリル・オリハルコン・アダマンタイト)・器用さ10・素早さ10・切断10・叩き潰し10・串刺し10・吸収10】
こ、攻撃寄りだ!!
岩田、攻撃寄りのスライムだ!!
驚き固まる私を他所に、岩田は「タキサマ♪ ハクサマ♪」と嬉しそうにしてる。
顔面蒼白になりつつハクを鑑定すると――。
【ハク(レジェンドホワイトタイガー):スキル・言語理解・鑑定・攻撃魔法10・危険察知10・悪意察知10・雄叫び(相手を怯ませる)・威圧(特定の相手に威圧をぶつけることが出来る)・殺気(特定の相手に殺気をぶつけることが出来る)・器用さ10・素早さ10・引っ掻き10・食いちぎり10・抉り出す10】
こ、こっちも攻撃寄りだ!!
サ――……っと血の気が引いたが、私はこの子たちの主。
深呼吸して頭を抑えつつベッドに座るとドマが心配してきたけれど「この二匹はとんでもなく攻撃寄りよ」と伝え溜息を吐いた。
こうなると、タキちゃんが如何に平和なのか良く分かる。
寧ろタキちゃんを守ってさえいれば、延々と戦闘が出来るのでは? と思ってしまった。
うーむ、さてどうしたものか。
「ハク、岩田」
「なんだ」
「ハーイ♪」
「貴方たちは攻撃的過ぎます。私は平和に暮らしたいので人間相手にイライラしても直ぐに殺さないように。威嚇程度でお願いします」
「ふむ、人間社会は複雑なのだな」
「ソウナンダネー♪」
「詳しい事はお爺ちゃんに聞きましょう。取り敢えず二人はお爺ちゃんの元に今日から行ける? あと岩田には私の生成したプラチナ鉱石を沢山ご飯としてあげるからね」
「ワーイ♪」
「我たちは一度飯を食えば数か月は食わずとも良い。が、腹は減る。我の分の食事と先達しているタキとホムラの分の飯も少なからず作って欲しい所だな」
「ふむ、それはありますね。今日はちょっと色々作るのでアイテムボックスに入れて持って行ってくれる? お腹が空く前に戻ってくればいいし」
「うむ、岩田がアイテムボックスを所持しておって良かったわ」
「ウフフ♪」
今日は朝からご飯作りだ。頑張ろう。今日は男性のお客さんが多いって聞いているしね。
こうしてドマは着替えに向かい、私も着替えてから皆さんが集まっている所で事情を説明すると、私は一日二号店で料理と、途中でアイテム補充をする事が決まった。
よし、頑張ろう!!
「イワタは白銀で綺麗だな」
「エンジュモ ソウオモウ?」
「ああ、とっても綺麗だぞ」
ああ、とっても攻撃的スキルしかないぞ♪
って言いたいのを我慢して料理を作っていると、お握りなんかは数も作れるし沢山作ろうと決意する。
後は唐揚げ。唐揚げは沢山作れる!
揚げ物こそ正義ですよ!!!
沢山の、お爺ちゃん、タキちゃん、ハクの分のお皿を用意して置けば何とかなりそう。
使い捨ての大き目なオードブルセットを購入して用意しようかなと思いつつ作る料理を考えつつ私たちは二号店に向かい、ミーティングを聞いてから料理を作り始める。
【お取り寄せ】しようとしたらお金が足りなかったので金の延べ棒を二本作って換金して使えるようにすると、大きめのオードブルセットの容器とマジックペンを購入し、後は土鍋とカセットコンロを持って来ていたのでそれをセットしてまずは白米から。
その間に山盛りの唐揚げやトンカツの用意をしつつ、鶏の手羽元と焼き肉のタレを用意。
野菜もあった方が良いだろうと千切りキャベツを袋で沢山購入して後でお好み焼きを作るのだ。
フライパンを洗う手間を考えてキッチンペーパーも購入し、私の隣ではタキちゃんが待機。
こうして料理がスタートすると私の様子をハクと岩田が見守りながら、時折タキちゃんが手伝ってくれるので助かった。
タキちゃんは癒し枠だよ……。
「ボク オコメ ミテルネ」
「よろしくね、私はドンドン作って行くわ」
こうして私は料理を只管作り続けることになり、途中腕が痛くなるとタキちゃんの回復魔法が飛んできて助かった。
そして、約10日分の料理を作り終え、最後にお握りだけになるけど沢山の山盛りお握りも作り終わる頃には昼になっていて、更に皆さんのお昼ご飯を作りだすのだけれど――。
「食卓が凄い事になってるな」
「全部遠征組のレジェンドモンスター用だそうです」
「大変だな……」
「うう、私も料理が出来ればお手伝い出来たのに!!」
「それなら米炊きから手伝いな。スキル上がるよ」
「本当!? やってみよう!」
と喋ってる間に蓋を閉めてお爺ちゃん、タキちゃん、ハクの名前を書いて岩田のアイテムボックスに仕舞って貰うと、私と交代してくれたミモザさんとセンジュ君に感謝しつつ岩田用のプラチナ鉱石を大きい物で朝昼晩用用意すると「ヤッター♪」と言いつつ仕舞いこんでいた。
「では、昼飯を食ったら行くとするか」
「ハイ♪」
「お爺ちゃんとタキちゃん達によろしくね。余り物だけどこっち食べて行っていいからね。岩田には特別に大きなプラチナ鉱石あげちゃう」
こうしてハクに余り物の肉料理詰め合わせを、岩田には巨大なプラチナ鉱石を出すと二匹はモグモグ食べて「うまい!!」と何度も叫んでいた。
お腹いっぱいになった所で倉庫の外まで見送りに行くと「今ならあのクソドラゴンすら倒せそうだ!」「イッテキマース♪」と言って空中を走り去っていった。
「ユリ」「姉上」
「はい?」
「今、ハクが空を走って行ったが」
「空中散歩を持ってるんですって」
「「空中散歩」」
「この分だとお爺ちゃんたちと合流するのは早そうですね。私達もご飯にしましょう」
呆然と空を見上げて動かないエンジュさんとドマをツンツンしてからお昼ご飯となり、朝から料理を作り続けたから疲れが……。
少し眠いのは何故だろうか……。
「ユリハ キョウハ ムリシナイホウガイイネ」
「どう言う事?」
「レジェンド トノ ケイヤクハ トテモ マリョク ツカウノネ」
「初めて知りましたが?」
「ボクト オジイチャンハ エンリョシテ ケイヤクノトキ マリョクアマリ スワナカッタノ。 デモ ハクトイワタ ガッツリスッテイッタカラ ツカレガ……」
「くう……おのれ、ハクと岩田めっ!!」
「ボクタチ モダケド ユリノ マリョクガ トテモオイシイノネ」
「うん」
「テリョウリデ ソレヲウケトレテタケド コレカラシバラク テリョウリタベレルカラ タブン キモチワルイノ キョウダケデ ダイジョウブダヨ」
「じゃあユリは今日休憩室で寝て居て貰おうか」
「それが良いですね」
「うーん……申し訳ないです」
そう言ってエンジュさんに抱きかかえられ休憩室で丸一日寝ることになったのは言う間でもなく、帰宅して寝室に入ってからは念話会話がレジェンドモンスター達で盛り上がっており、私も途中途中会話に参加しながらいたのだけれど――。
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