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弾幕と屈折

 どうも、誠一です。

 身長169cm、体重52kgの若干やせ気味のような気がしなくもない日本人です。

 趣味は漫画、アニメ、ライトノベル、それと妹を愛でる事です。シスコン? 知らんがな、妹が可愛いんだからしょうがないだろ。


 最近の悩みはパンツをかぶっていた事がばれたあたりから、妹の対応が冷たくなった事です。そんな妹も可愛いのでそれはそれでいい……のか?


 もっと最近の悩みだと、ちょっと命の危機が迫ってきていることです。具体的には魔物に襲われています。



「グルルル……」


 物凄く睨まれる俺、俺も睨みかえしているが目力が凄すぎる。怖いよ。


[キメラ lv515

【生命力】57,000/57,000

【魔力】38,000/38,000


◆スキル


[夜目lv8]

[索敵lv7]

[威圧lv8]

[並列思考lv7]

[火魔法lv9]


 ◆固有スキル


[精神誘導lv8]


]


 多分こいつは崖の上であったキメラだ。しかもなんか強くなっておられる。もしかしてこの目力ってあれか、【威圧】か。俺よりスキルレベルが高い。


 どうしたものかと考える暇もなく襲い掛かってくるキメラ。前にあった時とは段違いの速さだ。


 俺も【豪脚】を使って逃げる。すると今度は蛇の口が開き炎……というよりはレーザーを放ってきた。


「危ねぇなこの野郎」


 俺が避けるとレーザーは結界に当たり消えていった。この攻撃でもびくともしない結界なのだから相当強いのだろう。【金剛化】を手に入れた俺なら耐えきれるかもしれないが、試したくない、絶対に。


 こちらを振り返ってきたキメラはサイクロプスの事など眼中にないようで、その獰猛な瞳はこちらを捉えている。


 次はキメラのライオンのような口が開く。それが攻撃の前兆だと気付いた俺はすぐに対抗して魔法を発動させる。


「全てを焼き払え 『火炎放射』」


 俺が魔法を唱えるのとキメラが火を吹くのは同時だった。二つの炎は数秒程拮抗するが、すぐに俺の炎が押され始める。スキルレベルとステータスの差なのだろう。


「ガアアアッ!」


 するとキメラの近くにいたサイクロプスが俺を援護するかのようにキメラに向かって炎を出す。


 スキルレベルと技術でカバーしている俺と違い、魔力と魔攻撃のステータスによる純粋な威力がこもったサイクロプスの攻撃を脅威と判断したのか、俺の攻撃を止めると一瞬でキメラの周りに火柱が立つ。


 炎が消えた瞬間をねらってさらに威力を上げた俺の魔法とサイクロプスの炎がキメラのいる火柱にぶつかり爆発が起きる。ここはあまり広いフィールドとは言えないので爆風を受けたが俺は出来るだけ風の影響を受けない姿勢を取りつつ次の魔法を唱える。


「『アースニードル』ついでに、全てをなぎ払え 『竜巻(トルネード)』」


 火柱の中心が空洞になっている事は【魔力感知】で確認できた。なのでキメラのいる所に土の槍で地面から攻撃する。ついでにキメラが【火炎耐性】のスキルをなぜか持っていないことを逆手にとって、火柱の中心にも炎が入りこむように風で炎を煽ってやろうという訳だ。


 しかし火柱は竜巻の中でも全く揺らぐ気配を見せない。揺らがないという事はキメラの炎の支配力がそれだけ大きいということであり、支配力が大きいという事はキメラは先ほどのアースニードルもなんなく対処できたという訳だ。


 俺は軽く舌打ちをするとサイクロプスと一緒に後ろに下がろうとする。が、その直後にキメラが火柱の中から飛び出してきた。


 再度突進を試みるキメラ。俺は木刀で受け流して対処しつつ『水刃』等の魔法を放ってみるが全てかわされている。これでは当たっても効果があるのかさえ分からない。


 それからはキメラは接近戦を主体にして襲い掛かってきた。

 前足に生える長い爪をふるってくるキメラに木刀で対処しつつ、【並列思考】を使っているのか間を縫って攻撃をしようとする蛇をサイクロプスが止める。


 接近戦の途中にいきなり炎を出してきたときには焦ったが、やはりキメラは【火炎耐性】を持っていないせいで自分の近くだと余り強力な攻撃を仕掛けられないのか、俺の【金剛化】と【火炎耐性】によって防がれている。


 しかしキメラの鋭い爪が時折【金剛化】を突き破って俺の肌に傷を付ける。未だに致命傷には至っていないがこのままではジリ貧だろう。


 【思考分割】を使って魔法を使いつつ木刀をふるう俺はさながら魔法剣士、なんてくだらない事を思ってる暇もなく、防戦一方な状態。そろそろ危機感を覚え始めた時、サイクロプスに異変が起こった。


「グガアアッ!?」


 一瞬だけ硬直したサイクロプスが蛇によって吹き飛ばされる。【精神誘導】だろうか。何より今の状態で蛇まで相手するとなるとかなりきつい。

 俺は木刀に魔力を込めると、キメラに木刀をふるう。キメラは当然のように後ろへ避ける。しかし木刀はキメラを捉えて肌を切り裂いた。


 今のはこの木刀の切り札の一つで、魔力を使って刀身を少しだけ伸ばす事が出来る。


 正確には光属性の魔力を流して木刀の先端に光魔法で出来た刃を付け足すのだが、残念ながら今のところ最大で15cmしか伸ばせない。

 しかし先程までの戦いで完全に木刀の長さを見切っていたキメラは、今回も当たらないぎりぎりで回避しようとした。それが仇となって一撃を食らってしまったようだ。


 予想外の事に一瞬だけ驚いたような仕草を見せるキメラ。そこに【剛腕】を伴った一撃を浴びせる。

 ぎりぎりで反応されて前程は深くなかったがまたもや傷がついた。更に俺はバク転の要領でキメラの腹を蹴り上げる。さすがにキメラを浮かす事は出来なかったが、キメラには少しずつダメージが蓄積されていく。


「16連 『衝撃波(インパクト)』!それと『ハイヒール』!」


 畳みかけるように衝撃波(インパクト)を連続で発動させ、やっとのことでキメラを吹き飛ばす。その様子を見てサイクロプスに回復魔法をかけると、サイクロプスはすぐに起き上がりキメラの方を睨みつける。


 すると今度は遠距離からの攻撃を放ってくる。先程蛇が放ったレーザーが大量に放たれる。


「げっ! 我が身は不可侵 『屈折(リフレクション)』!」


 目の前に結界魔法を張り、出来る限り自分の周りに攻撃が来ないように攻撃を捻じ曲げる。


 残念ながらこの魔法、かなり大網なので連続の攻撃となると半分ほどしか防げずこちらへ直進してくる。それを俺達は避けたり相殺したりしてやり過ごす。


 しかし出来る限り温存してるとは言え、俺の魔力も魔石を含めて残りは6割ほど、あちらもあんなに魔法を放っているだけあって半分ほどしか魔力が残っていなかったが、俺の6割と向こうの半分では圧倒的に向こうの方が多いという現実がある。

 というよりもステータスで言えば完全にこちらが負けているので完全にスキルと技術で勝負するしかないのだ。


 レーザーも何とかかわしているものの何発かは頬を掠めたり服を焦がしたりして危ない。地球にいた頃は割と弾幕ゲーは得意な方だったがこちらはクリアさせる気が無い分かなりきつい。なんとかならないものか。


“【見切り】スキルを獲得しました”


 などと思っているとアナウンスが響く。俺は必死すぎてほとんど聞き流していたがアナウンスが聞こえた途端目に見えて避けやすくなったのが分かる。

 余裕が出来た俺はサイクロプスの方に目を向けるがこちらは満身創痍と言った状態になっていた。


 巨体のサイクロプスは弾幕を避けるのに適した大きさとは言えない。更に【金剛化】を持っていないせいで一発食らっただけで大ダメージなのだ。むしろここまで食らって無事でいられる方が奇跡といってもいいだろう。


 俺はサイクロプスを回復させようと【思考分割】を使用して、回復魔法をかけようとする。その時だった。


 キメラが今までとは比べ物にならない、極太レーザーを放ってきた。


 一瞬で結界は消し飛びまっすぐと俺達の方へ向かってくる。


 そして俺とサイクロプスを飲み込んだ。

 主人公ピンチ! 


 そう言えばこの間「ラブライブ!」の映画に行ってきました。みんな可愛かったので良かったです。(小並感

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