取捨話 俺も人生掛かってるんで 75PT御礼
「お前さあ、一人なに熱くなってんの? マジで寒いんだけど」
「…先輩には迷惑掛けてないっすよね」
「はあ? 掛けてるっつーの! お前のせいで空気悪くなってんの分かる? 空気読めよな」
ドンと強い力で肩を突き飛ばされれば、背後のロッカーへと鈍い金属音が響き渡る。中学生にとって二学年の差も、人数差も悔しいながら大きい。金髪で一番ガタイのいい三年生の先輩がタバコ臭い息で健太を笑えば、追随してニヤニヤと傍観していた取り巻きの二人も笑った。
悔しくなり腕を振り上げようとピクリと拳が動いたが、ぐっと唇を噛んで代わりに強く下から睨み付ける。
「何だよその目。お前何様だよ」
「先輩こそ、俺なんかに構ってないで練習しなくていいんすか。コーチは実力がある方を取るって言ってましたけど」
「ああ!? お前がレギュラー譲ればいいってだけだろうが!」
あてこすったとはいえ、その言葉は先輩の怒りに火を付けたようだった。鬼気迫る勢いに、流石の取り巻き二人も男を止める。
「一年の癖に、先輩に華を持たそうって気はねーのかよ! 俺は今年で終わりで将来も掛かってんだ。これまで皆で上手くやってたのに、お前等やコーチが全部壊してんの! 熱血ごっこはテレビ見て夢想してろよ!」
ガシャンと先輩が室内の中央に置かれた安物のベンチを蹴り飛ばせば、ドアの入り口からガタンという音がした。
その音に、四人つられて入り口を見る。見れば、眼鏡を掛けた気の弱そうな一年生が顔を青くして立っていた。投手である健太とバッテリーを組んでいる、同じ一年生キャッチャーの裕である。背は一年生にしては高いが、線が細く肩が強い訳でもない。だが他にキャッチャー経験のある者が居なかったのでその役になっていた。
裕は足に根でも生えてしまったかのように凍り付いていた為、見られたと顔を怖くしていた三人はまたニヤニヤと口元を緩めた。
裕に近づき、その肩に手を回す。
「お前、聞いてたんだろ? お前もコーチ達の指導にへばってただろうが。こいつの自主練にも偶に付き合わされてたらたまんなねぇよなぁ。また元の感じの方がいいよなぁ?」
「あ……、えっと…」
縋る様に裕が健太を見れば、健太は強い視線で裕達を見ており、その視線から逃れる様に裕は視線を下に落とした。
以前に居た監督が高齢を理由に途中で交代し、代わりにやって来たコーチは強豪校も指導したことのある名コーチであった。今までよく言えば優しい、悪く言えば放任の見て見ぬフリであったぬるま湯の様な野球部は、コーチが来てから半年で大改革となっている。厳しい練習への反感は多くの者が抱いてはいた。それは上の学年ほど顕著であった。
そんな中、監督時代から熱心で真摯に一人野球に打ち込んでいた健太をコーチは買っていた。一年生でレギュラー交代の提案も出た健太は、二年、三年生からすれば煙たい存在だ。一年生からしても、先輩に目を付けられ妨害されるほど更に黙々と練習に打ち込む姿は、声を掛けづらく距離を置かれてしまっている。
一人孤立していた健太だが、裕は健太と特別親しくはなくとも一年生の中では一番交流はある方だろう。何故ならバッテリーなのだから。大抵は自主練の際にネットに投げ込んでいたが、時折練習につきあっていた。その頑張りは知っていたから
「言えよ。お前にはもう付き合えねぇって」
「……その……」
「ああ!? 言えって言ってるのが聞こえねぇのかよ!!」
「ひっ。……、け、健太くん、ごめ……」
涙目でガタガタ震えながら口を開こうとした時、室内に小さな声が響いた。
「別に、もういいよ」
「ぇ…」
裕が怖がって下に向けてた視線を上げれば、そこに恐れていた非難や強い眼差しはなかった。ただ無表情になって、どこか覇気が消えてしまった視線。その様子に、自分は取り返しのつかないことをしてしまったのだと、頭の何処かで警告がした。
慌てて手を伸ばそうとした横を、カバンを担いだ健太が通り過ぎようとする。
「おい、もう来んなよ」
「……」
それに何も返事せず、健太は初めて自主練もせずに部活を終えた。
それから一週間、健太は部活を無断欠席したのだった。
◇
「健太、こんなとこで何してんの。虫、此処多すぎない?」
「何だりこか」
「何だとはなんだ。ふてえ野郎め」
「ひどい横暴だ」
いつもなら放課後練習をしている時間に、隠れるように公園の裏のベンチに座ってるのだから決まりが悪い。しかもバットとグローブまで横に置いてあるのだから、目敏いりこなら気付きそうだと思いつい目が泳ぐ。
「ちょっと虫よけ持ってないの? ひいっ、何か頭に付いたー!?」
「落ち着けって、それクモの巣だから」
「余計嫌じゃー!」
カエル以外にクモもダメな様である。蛇に睨まれたカエルの様に固まってしまっている。頭にクモが乗ってるのは武士の情けで黙っててやろう
珍しくデリカシーを発揮した健太であったが、りこの反撃に今度は硬直する。
「と、とってええ! お願い! 頼む! 無理だ!」
「お、おおおおお落ち着けって」
「なんで健太までパニクってんのおお」
藁にも縋る思いで咄嗟に立ち上がった健太に突進したりこちゃん。取ってくれと超至近距離で胸元のシャツを握り、顔を近づけ潤む目で見上げている。もとい、逃がさねえぞてめぇ、さあ取れ!早く取るんだ!と頭を差し出している。
前門のりこ、校門のベンチである。アーメン。ちなみにクモは既に振り落とされて全力で逃走したようだ。家を壊されたクモも我が身を優先したらしい。
とはいえ青春純情ボーイ、好きな子からの抱き着きにテンパる。女っ気なしの健太、やはり墓穴を全力で掘る。結果
「何で私はグローブを頭に被る羽目になったんだ。誰か教えてくれ」
「お前のせいだ」
「理不尽だ!」
クモの巣を取ってあげるというときめきハプニングは、奇怪!グローブ被り女出現!イベントへと様変わりした。咄嗟に手に取ったのがグローブだったらしい。どちらも不憫である。誰も彼らを止めることはできないだろう。
すっぽりと意外といいハマり心地であったグローブを脱ぎ、冷静になったのか自分でクモの巣を払うりこちゃん。最初から自分でしろよという健太の何とも言えない視線は完全無視である。
ぺいぺいと頭からクモの巣を取ったあとは、同じベンチに座りグローブをこね回した。
「健太、野球やめるの?」
「……言いたくねぇ」
「ふーん」
もっぎゅもっぎゅとグローブを揉むりこちゃん。何を言われるのかと怖さ半分、後は後ろめたさと恥ずかしさと、りこに言っても分からないという反発心。
必然的に無言で押し黙った健太に、別段何ともないようにりこは口を開いた。
「いいんじゃない? やめちゃえば」
「は? でも、お前、約束」
「んー。無理なら無理でいいんだよ。私は健太の夢に乗っけてもらっただけだから」
もぎゅもぎゅと何が楽しいのかグローブを揉むのを止めないりこちゃん。健太はそれを見て、唇を噛み、眉が寄ってしまう。何かを言おうとして、でも全然言葉が浮かばなくてつい難しい顔して黙った健太へと、にやりとりこは悪どい笑みを浮かべた。
「健太、私バッターやるから投げてよ。私に打たれたら割った窓ガラスの弁償とボール拾いに行くのよろしく」
「罰が重てえ!」
「あっはっは! 打たれなきゃ大丈夫だいじょーぶ」
「言ったなこの野郎」
虫が多いのと狭いのとで、公園の表側に回る二人。その時不意に横を向いたりこだったが、すぐにまた勝気な憎たらしい顔で挑発した。
「ふっ。恐れおののくがいい。負けたらコンビニでバディゴ買って」
「増えてんじゃねーか」
文句を言いつつも、勝負事でわざと負けてやるという選択肢はない。臨戦態勢で構えるりこは明らかに見様見真似で、バットの先もふらふらとふらついている。
それでも、小学生の時の様に相手へと思いっきり投げれる喜びに、健太の顔にも挑戦的な覇気が滲んでいた。
「一球目いくぞ」
「ばっちこーい!」
足元の地面を靴先で抉る。二回抉った後は相手を見る。全体を見た後は相手と真剣勝負。肺まで呼吸を吸って、両手を振り上げ、右腕を引く。肘から引く様に肩を回した後は、腕、手のひら、指先、その先まで力を込め、でも肩の力を抜いて振り切った。
ボト…と鈍い音を立てて壁に弾かれたボールが健太まで戻ってくる。
「ワンストライク」
「……、はっやーい…」
思わずといった顔で引きつった笑みを浮かべるりこに、久しぶりに心から楽しい笑い声が出た。
二球目の為に足元を抉る。もしかしたら気休めにわざわざ来てくれたんだろうと思うと感謝が湧いた。でも結論は変わらない。このまま部活は辞める予定だ。そうは思っていたが、何故か今は考えたくなくて、この一球に集中しようと頭を振った。
「グローブがさ、めっちゃ柔らかかったんだよね。バットは持ち手が何度も巻かれ直してるし、あんたの球は速いし、手は豆だらけだし」
「…だから何だよ。全部無駄だったさ」
思わずいじけた声が出る。自分だけが頑張ってもどうしようもない。空気を悪くする、寒いという言葉は、気にしまい気にしまいと耐えていた健太を少しずつ傷つけていた。
もったいないとでもやっぱり言うつもりかと八つ当たりの怒りが湧き、さっさと投げてやると腕を振りかぶった。
すると、目の前でにへらとりこが笑う。
「頑張ったんだ。えらいえらい」
「っ!」
あ、と思った時には指先からボールがすっぽ抜ける。力の抜けたへにゃへにゃボールを前に、りこがキラリと目を光らせた。
「隙ありー!」
「ずっりいぞ!」
「ふはは! 作戦勝ちよ!って、あっれー?」
フルスイングで一回転するりこ。その足元にぼとりとボールが落ちる。見事な空振りであった。場に居た堪れない沈黙が落ちる。
「ツーストライク…」
「ふっ。これも作戦の内よ……」
「絶対違ぇだろ」
眉間に手を当てポーズを決めているが、絶対いま誤魔化すのに必死に違いない。小学生の時からの運動音痴は治らなかったようである。
頭を抱えるりこを横目に、どきどきした胸を押さえた。これは打たれそうだったからに違いない。断じて不意打ちずりいとか、頑張りを認めて褒められて嬉しいとか思ってねーから! 誰にともなく言い訳していると、りこが復活してこちらを見る。
「健太、だから口元隠すのはサインを読ませない為だから今やるのやめときなって」
「違え! けどそれでいいよもう!」
「変な健太~」
「うっせ。次で終わりだかんな」
「あいあい」
これ見よがしに素振り練習するりこ。一発逆転を狙う気満々である。とはいえ打たれる気が微塵も起きない。
投げようとして、不意にこの一球を寂しがっている自分が居ることに気付いた。惜しい時間だ。足元を四回抉る。
いつもよりゆっくり腕を振り上げる。
「あんたの友達さー、えっと、一年のキャッチャーの子」
「裕か?」
「そうそう、その裕くんが」
「動揺作戦にはもう乗らねーぞ」
続く言葉を遮るように、思いっきり腕を振り切った。
色々とこれで終わるのかと思ったら、いつもよりもより適度に力が抜ける。これまでで過去最高の一投が真っ直ぐストレートで先へと伸びて―――
「はぁー!?」
「ふわははは!! 誰がバントは無しだと言ったかね! 打ったは打ったのだよ健太くん!!」
ぼってーん!という感じで見事にバントされた。
解説者がいれば「しまったー! ここにきてなんとバントミスだー! 痛恨の一打!!」と思わず悲鳴をあげるべき過去最悪のバントであろう。
しかし、どや顔でりこは胸を張った。
俺も唖然としていいのか抗議していいのか分からない。
とはいえ打たれたことには変わらないので果てしなく落ち込んでいると、りこがボールを拾ってぽいっと投げた。とっさにキャッチする。
「バディゴチョコよろしく」
「高過ぎなのはやめろよ」
「あいあい。それにしてもさー」
「何だよ」
目を細めて夕日にまぎれるりこを眺めたら、にっかりと元気にりこが笑う。
「楽しかったね!」
それで、思わずハッとした。
それは確かにその通りだったから。
だから、照れ隠しが勝ってぶっきっらぼうに「おう」と答えるだけになってしまう。
「健太さ、やっぱ野球続けなよ。もしあんたが嫌々やってるなら辞めときなって言うけど、今だって野球が好きなの伝わってたからさ。絶対後悔する」
りこの温かい手が右手を取った。さっきのバットでもう真っ赤になっている柔らかい手だ。
「好きじゃないとさ、こんな格好いい手になれない」
こみ上げて来たものをぐっと呑む。何でこいつの言葉はこんなに響くんだろうか
「でも、俺だけが頑張っても仕方ねーだろ。野球は、一人じゃ出来ねぇ」
そうだ、例え戻ったとしても、チームとして機能など出来るだろうか。同年代からすら孤立している状態を言える訳がない。ただ、そこまで考えて自分でも驚きがあった。
そうか、俺は野球が好きに出来ない状態が嫌なだけで、野球が嫌いになったわけではないのか…と。
始めはりこに乗っかった夢だったのに、いつの間にか野球が好きになっていたのかと。
自分でその衝撃を受け止めている間に、りこが俺の後ろへと手を振った。こっちへ来いと呼ぶ姿に、誰かいるのかと不思議に思う。そしてそこに立つ姿を見て思わず声が漏れた。
「裕、なんでここに」
「折角後ろに居るよって言おうとしたのに、健太が遮るからさぁ」
「あ、あれは動揺作戦かと! くそっ、何でお前居るんだよ」
「酷い言い草しないの! 私を呼んだの彼なんだから、感謝しなさい!」
「痛ってぇ!」
頭を思いきり叩かれてつい手に持っていたボールが落ちれば、裕の足元に転がった。それを拾った裕が恐る恐る近づいて来る。りこは井戸端会議の奥様みたいに意地の悪そうな笑い方をすると、にまにまと「あとはごゆっくりと」置いていきやがった。「一人じゃなきゃ出来るんでしょ?」と最後まで挑発していきながら
後ろ姿を見送っていると、日の落ちた公園で裕が震えながら所在なさげに立っていた。無言でずっと喋るのを待ったが、いつまで経ってももじもじしている。長身の男の身悶えなど目の毒でしかない。痺れを切らして何か口を開こうとした時に、裕が慌てた様子で口を開いた。
「あ、あの! こ、この前は、ごめん!」
「別にいいって。あの時はしゃーねぇだろ」
「でも、ごめん。ぼく、気が弱いから、こわくて思ってもないこと言おうとした。ほ、本当は、練習頑張っててすごいなって思ってたんだ」
「……」
「他の一年生も、みんなそう言ってる。な、中には妬んでる子もいるけど、戻って欲しいって、思ってる」
訥々と、焦ったようにひと言ひと言区切りながら、それでもお願いしますと裕は頭を下げた。ごめんなさいと。
「俺が戻ったら、お前も先輩に目を付けられるかもしんねーぞ」
「そ、そうしたらコーチに相談する」
ちゃ、ちゃんと録音アプリもインストールしたんだと慌てて見せる様子に、つい先ほどまでのりこに上手くやられた自分が当て嵌まって笑えた。
俺には、小狡いくらいの頭がいい奴が必要なんだろう
「け、健太くん…?」
「いや、分かった。明日から行くって」
「ほ、ほんと? 良かったあ!」
自分の罪悪感もあったのだろう。それでも、帰りを喜ぶ安堵は心からのものに見えた。
「ちょっと付き合ってくれよ。あいつのせいで不完全燃焼なんだ」
ミットではないが、グローブを渡せば素直に頷く裕。遠くで構える裕に何度も思いっきり投げた帰りには、明日も自主練に付き合う約束をする程度には打ち解けていた。
「ちなみに、利根田さんって健太くんの恋人?」
「なわけねーだろ! あんなブス! 全然好きじゃねーから!」
「あ、なるほど」
という会話があったとかなかったとか、あったとかあったとかである。ツンデレは病に違いない。
◇
「ああ? 無断で休んでたのによく顔出せたなぁ。もう辞めたのかと思ったぜ。忘れ物でもあったか?」
げらげらと品の無い笑い声に、同調する野球部員は数名居る。あとは恐々と傍観なり、遠巻きに眉を顰める。
今日はレギュラー決めの日であった。健太は全てを黙殺し、部員へと謝罪した後、先輩の横を通り過ぎてコーチの下へと行く。先輩は健太の気にも留めぬという生意気な態度、そしてまたあの反抗的な目に戻っているのが心底に気に食わなかった。青筋と共に睨み付ける。
コーチは無断で休んだことを謝罪する健太に、無断欠勤について叱った後、よく帰ったとひと言だけ呟いた。それだけで十分であった。
「先輩、俺、負けませんから」
「は? お前、前に言ったこと忘れたか? 例えコーチに取り入ろうがお前みたいな奴がひとりで何が出来るんだよ。いい加減分かれって」
その言葉に、近くでミットを震えながら握っていた裕が心配そうな顔をした。コーチの目の隙に勢い込もうとした先輩の機先を健太が制す。
「俺、一人じゃないって分かりましたしそれに」
健太は挑発的に牙を剥く。喉元を噛み破りそうな視線は、目の前の先輩を越えて既に遥か先を見ていた。まるで路傍の石横を通るように、その傍を通り過ぎてベンチ際からグラウンドに足を進める。
「好きな野球極めてメジャー行かなきゃなんないんで。俺も人生掛かってるんすよ」
「は? はあー? なに馬鹿みてぇなこと言ってんだ」
ぽかんとした後、げらげらと心底馬鹿にした笑いが響き渡る。笑いを引っ込める事態になったのは数分後。
その日、数人の上級生が退部し、新たにレギュラーとして一年生の名が刻まれることとなった。
健太くん中1の時の話っすね~。健太も健太で青春してたんすよ~(笑
当初は本文に挟むイベ予定やったんすが、75PT御礼話としてボリューミー対応でこうして出せてよかったです~。わーい、結果オーライ☆伏線にはなれたのか?
ちなみに「バディゴにラッピングはいりますか?」と店員にマニュアル対応で聞かれて真っ赤になって「いらない!」と叫んで目を丸くされた人物が居たという裏話←
先輩は退部しちゃいましたねぇ…。鈍った体ではあったんですけど、それでもエースの実力は一応あったんですよ~。プロ野球界にはアルファもごろごろ居るので、それでとある時に強豪校と試合した際に折れて腐ってしまった裏話があるんですが、そこまで絡めると長文スポ根になりそうだったのでここで少し掘ってる感じですねぇ~(笑)
正直茨の道ですが、切り開く可能性は誰にでもあるのでトネリコも応援しておりますです。
次回からは中学二年生で本文に戻りますよ~☆
やっと折り返しにも入ってるので、タイトル回収も頑張りたいなあw
ではでは次話ものんびりお待ちくだせえ☆九月中には投稿しますね~☆




