才気絢爛威光可憐!
ユキナはお茶を飲み・・・・・・
「もう決着ね」
ジョーは頷き・・・・・
「ヴァイノセント現状では」
「玲瓏奈落に対抗できずで」
「ライちゃんで更にブースト」
「てっちゃんも本気出して来る」
「もう掴ませないだろう」
「つかめたらわざとだろうね」
「掴ませほかを護る」
「注視させ護る」
「すばらしきモノヴァトラー」
「素晴らしき物執事に護られる」
「スーパークレイジーお嬢フレア」
「といいたいけど」
「てっちゃんもライちゃんも」
「テッド氏な気がするんだよね」
会話中にも攻防が・・・・・・
ヴァイノセントがかき消される・・・・
左手の玲瓏奈落に・・・・・
吸い込むのではなく・・・・・
圧倒的な攻撃念でかき消す・・・・・
熱量などではない・・・・・
圧倒的な攻撃意志と念量・・・・・
それを操り切る念式が・・・・・
念秘技わがままの・・・・・
入り口ちょいのヴァイノセントをかき消す・・・・
玲瓏奈落それは・・・・
フレアの母が作り出した・・・・・
最高圧の念式版・・・・・
風景やダンジョンの礎となりし・・・・・
旧くそしてなお最高峰・・・・・
そしてもっと奥まで至った・・・・・
念秘技わがままに打ち勝つキーとなったもの・・・・
焼きとよく似た事象をおこす念式・・・・・
勿論ジョーも使える・・・・・
ちなみに・・・・・
奈落とは別物・・・・・・
奈落とよく似ているが・・・・・
奈落は吸いメイン・・・・・・
玲瓏奈落は吐きメイン・・・・・
ヒナは鉄球を掴む・・・・・・
風腕で・・・・・・
左手の剣は浮かび・・・・・・
素晴らしい・・・・・
扱いずらい風を容易に手甲に・・・・
てっちゃんを掴むなどとジョーは思いつつ・・・・
「才がダントツだよね」
「父であるガウスを超える才器」
「魔道をあそこ迄使いこなし」
「血脈の力を振るい」
「ガウスの如く風を自在に」
「今回はメイさんの如く掴んだけど」
「ノゾミさんのように」
「・・・・・・・」
てっちゃんが炸裂・・・・・・
フレアの両親合体必殺を・・・・・
フレアはただ独りで放つ・・・・・
玲瓏奈落の力を・・・・・
奈落の極めたるライキリで受け取り・・・・・
ライキリ・イクシード・セカンド・・・・・
それはフレアでもある・・・・・
アームズが凄くとも・・・・・
使いこなせなければ意味はない・・・・
そうフレアはすさまじい・・・・・
爆炎をかき消し・・・・・・
雷の修正刃・・・・・
全てをかき消す刃は・・・・・
ヒナのヴァトラーシルエットを大破させようと・・・・・
ヒナの風纏う右手の剣で・・・・・・
フレアは理解し・・・・・
「ころされたあああああああ」
ライちゃんも・・・・
「うそやあああああ」
ユキナはにこやかに・・・・・
ジョーは茫然と・・・・・・
ヒナの金の瞳が輝き・・・・・
「見えているなら殺せます」
「そうジョーの教えられました」
「そう封じるのではなく」
「ころしてしまえばいい」
ヒナはニパっと笑い・・・・・
「本当にいい事教えて貰っちゃいました♪」
ジョーは茫然と・・・・・
「まさしくメイオーの如く」
「才気溢れる」
「威光可憐」
威圧と発言しようと・・・・・
ジョーはおそれ可憐と・・・・
ライちゃんが叫ぶ・・・・・
「すててにげえるんや」
「私を」
ライちゃんを・・・・・
近未来刀・・・・・・
おもちゃのような刀を・・・・・
覆いつくすヒナの威光の風・・・・・
寝食するが如く・・・・
フレアに近づいていく・・・・・
ヒナの声が響く・・・・・・
「奈落」
ヒナの後ろの虚空に風の渦が・・・・・
「ジョーほどうまくは」
「出来ませんが十分ですね♪」
てっちゃん・・・・・
鉄球が吸い込まれていく・・・・・・・
ユキナはにっこにこにお茶を飲み・・・・・・・
ジョーは・・・・・・・
「ワーオ」
感嘆の声を上げる・・・・・・
ジョーは至福である♪
皆も♪
フレアも♪
「次は負けない☆」
誓うフレア!
ジョーは本当に至福♪
皆も♪
お読み頂き有難う御座います。




