スリーセブンでテツロウは至福!
時が来たと・・・・・
王を退く二人の王・・・・・
世界の中心の異世界の王から退き・・・・・
縁深き美女・・・・・
ネネ・フクヘッド・クガ・・・・・
を伴い旅に出る・・・・・
ウドとヒイラギ・・・・・
美しき夫妻と・・・・・
美しき美女と・・・・
美しき従者たち・・・・・・
いつも面白おかしく・・・・・
珍道中の旅・・・・
決め台詞は・・・・・
ネネの・・・・・
「ぼくが副将軍!」
「ぼくがきめる!」
終わった物語ではなく・・・・・・
今も続く物語・・・・・
ファニーミミックで・・・・・
念術で作られた・・・・・
杖と黄金の剣・・・・・・
そして黒の・・・・・・・
ヴァクール姿でキメルネネ・・・・・
多くに愛され多くを愛するヒーロー・・・・・
絵本を閉じる・・・・・
テツロウ・・・・・・
視線を感じたため・・・・・・
ジーと見つめる・・・・・
子供・・・・・・・
見ているのは絵本・・・・・
テツロウは笑い・・・・・
「おもしろいぞ」
「痛快だぞ」
「やるぞ」
子供は驚き・・・・・・
テツロウは笑い・・・・・
「いらないか?」
子供はつられ・・・・・
「いる!」
テツロウは笑い・・・・・
「いいへんじだ」
立ち上がり・・・・
子供と目線をあわせ・・・・・
「あきたら誰かに渡してほしい」
そういい笑い・・・・
絵本を渡す・・・・・
「うん♪」
そのとき・・・・・
ヴァラフ姿の・・・・・・
黒髪若奥さんな美人さんが・・・・・
「もうこの子ったら」
テツロウは・・・・・・
聞き覚えがあるようなと・・・・・
たちあがり・・・・・
「お気を悪くしないでほしいのですが」
「どこかでお会いになりませんでしたか?」
にっこりと若奥様美人は・・・・・
「他人の空似です」
テツロウは笑い・・・・・
「そうですか!」
「エエ」
「ヒイラギといいます」
テツロウは・・・・・
「おおいですね」
「つい先日も同じ名の女性に」
ヒイラギは笑い・・・・・
「おおいですよね」
「ヒイラギさんのようにと」
「多くの親が子に名付けますから」
子供はテツロウの傍の座席に座り・・・・・
ヒイラギも座る・・・・・
テツロウは・・・・・
美人な若奥様と同席にわくわくしつつ・・・・
宙を走る蒸気機関車・・・・・
スリーセブン・・・・・
「少年」
「新しい絵本が」
美しきツインテールの・・・・
ヴァセンチョウ姿の・・・・・
絵大好き絵本売り船長・・・・・
ヴァローズが声をかけてくる・・・・・・
「貰おう!」
テツロウは大人買いする・・・・・
いっぱい買って・・・・・
欲しがる子に渡し・・・・・
宙を走る快音の蒸気機関車スリーセブン・・・・・
テツロウは至福である!
お読み頂き有難う御座います。




