潜みのジョー!
サクも訪ねてくる・・・・・
メインオブラウンダーであり・・・・・
ジョーと教理を置く者・・・・・
ジンはこれ幸いと・・・・・
二人はバトルする・・・・・
森を疾駆する・・・・
二人・・・・・・
ジンは光剣刀を・・・・・・
ヴァワフク姿・・・・・
サクは整った顔・・・・・
整った身体つき・・・・・
白髪前髪長め・・・・・
完璧美男子な青年・・・・・
多くの娘と・・・・・
多くの孫を・・・・・
多くの縁持ち・・・・・・
すごーく長く膨大な家系図のお家の・・・・・
当主・・・・・
分身で参加・・・・・
大半がそうである・・・・・
やめようとすると・・・・・
やめられない・・・・・
不幸ではない人で・・・・・
妻さえいないジンとは対照的な二人・・・・・
サクは白いヴァスクール姿で・・・・・
黒い手袋を身につけ・・・・・
飛ぶ多くの剣閃・・・・・
ジンの放った攻撃・・・・・・・
木々を切ることなく・・・・・
すり抜けサクを襲う・・・・
サクは黒い布で防御し・・・・・
ジンの傍に転移・・・・・
光槍を手にするサク・・・・・・・
空より奇襲気味に突く・・・・
ジンは光剣刀で受け・・・・・
捕らえる・・・・・
サクがにやりと・・・・
「受けて捕らえるとは」
「流石の芸」
ジンはにやりと・・・・
「てめーらが鍛えた芸をまねてるだけさぁ」
「ありがてえことにな」
二人は光を翼刃から放出しあい・・・・
せめぎ合い笑う・・・・・
サクは眼鏡を煌めかせ・・・・・
左手でクイっと・・・・・
「素晴らしき芸に使われるとは」
「制作冥利に尽きるというもの」
「まあ殆どは俺ではないんですけどね」
サクの光槍に稲光が走る・・・・・
光刃がブンと揺らぎ・・・・・
「七翼解放」
サクの光槍の光刃が稲光を喰らい・・・・・
巨大化・・・・・・
「おおう」
切断される・・・・・
ジンの光剣刀・・・・・・・
ジンは驚き・・・・
笑いながら避ける・・・・・
降り立つサク・・・・・・
威風堂々と・・・・・
光槍の光刃・・・・・
翼刃は通常に戻り・・・・・・
足から稲光を生じ・・・・
ジンは笑いつつ・・・・・
「雷撃で攻撃かい」
「地味に見えて派手」
「派手と思わせて地味に鮮やかに」
「ジョーとよく似てらぁ」
光剣刀に指を走らせ・・・・
刃が復元させ・・・・・
ジンは心底嬉しそうに・・・・・
サクはふっと笑い・・・・・
眼鏡を煌めかせ・・・・
「ジョー君と」
「それほど称賛して頂けるとは」
ジンは油断なく・・・・・
笑い尋ねる・・・・・
「嫌ってる訳じゃねえ」
「何故距離を」
サクはふっと笑い・・・・・
少し寂し気に・・・・・
「距離を置いて欲しいと」
「ヤラレジョーを纏めて欲しいと」
「出来るのはサクさんだけですと」
ふっと天を仰ぎ・・・・・
実に美しい・・・・・・
「王のジョーに頼まれまして」
「潜みジョーならばと」
「こちらでも・・・・・」
ジンは頷き・・・・・
「ていへんだなー」
サクはジンを見つめ・・・・・・
「ありがとうございます」
「さて続きを」
ジンは笑い・・・・・
「いいのかい?」
「ジョーに伝えなくてよ?」
サクは眼鏡煌めかせ笑い・・・・・
「王のジョーと違い」
「過程どうでもいい」
「其れが潜みのジョー」
「此方のジョー」
「建前でしかない」
「伝え等より」
「やりたいようにやれが」
「此方のジョー」
ダメならすぐに手を出すからね・・・・・
其の為のセイヴァー・・・・・
其の為のすくうものたち・・・・・
ジンがそういえばと・・・・
「投影ってのがよう分んねえんだけどよ?」
「子供が喜ばせようと」
「心を投影させて」
「出来る範囲の芸で喜ばせる」
「更に研鑽したきゃ」
「アームズ使って」
「こまりゃ」
「先生お願いしやす」
「が普通」
「でもジョーのアレは違うよな?」
サクは頷きつつ聞き・・・・・
「最大の差は」
「多重念式が使えるかどうか」
「俺も使えはしますが」
「ウドと同レベルか」
「以上」
「其の多重念式デリソースを作り出す」
ジンはなるほどと・・・・・
道理で投影だけで作れるのがおかしいと思ってたが・・・・
なるほどおかしいレベルで使うと・・・・
おかしい事が起きると・・・・・
ジンは・・・・・
「ウドってえのも造れると」
サクが首を横に振る・・・・・
「武器すらできないです」
美しい!
「攻撃念術を作り出すくらいで」
「ああも何でも」
「ダンジョンもリソースも」
「なしなしで」
「つくれるのは潜みのジョー位」
「後継者ジョーはウド程度」
「か」
「下」
「ファニーミミックの担い手」
「は」
「伊達ではないと」
「正真正銘」
サクは思い出し・・・・・
ふっと遠い目で・・・・
「先頭を走っている」
「おかしな人物が」
「ジョーが潜みのジョーが現れたと」
「皆で祭りだと!」
ぐっと光槍を握りしめ・・・・・
ジンはほうーと・・・・・・
成る程ジョーが現れると・・・・・・
世が変わると・・・・・
なるほどなぁ・・・・・
どうりで支配しきるわけだなと・・・・・
バレルと支配に切り替えると・・・・・・・
ほうほうとジンは深く納得・・・・・
ジョーは深く理解され!
祭られていて至福である!
お読み頂き有難う御座います。




