七男八剣起さん其の六
どうしようもない・・・・・・
そんな状況とは露とも気がつかず・・・・・
「ふはははは」
「そうか」
「修復成り」
「新たに置いているのだな」
「ならすべて」
「折ってしまえばいい」
キングは強気に・・・・・
棒から雷撃を・・・・・
「む」
「じゃまだぞ」
「我が配下共」
雷撃をほとばしらせようと出来ず・・・・・
困り顔・・・・・
どんどんジョーの幻影に斬られるが如くに・・・・・
やられていくフィアゴブリン・・・・・
「「「なんだ」」」
「「「敵だけを撃てないのか?」」」
ジョーの声が不可思議に響く・・・・・
キングは激高し・・・・
「そなたら人じゃあるまいし」
「いちいち敵味方なんぞ区別せんわ」
ジョー気がつく・・・・・
小声で聞こえないように・・・・・
「なるほどな」
「流石勇者か」
「喰い切れていないから」
「影響があるのか」
ひつようがないと答えた・・・・
なら気にせず撃つはず・・・・・
勇者とかそのあたりの・・・・
善性が影響してるのかと・・・・・・・
「消化しきれてないなら」
「救えるか?」
「「「ゴルドザンソニック」」」
「「「セブン」」
幻影が一つに集まるが如くに・・・・・
そして何度も大きな金の斬衝撃波をジョーは放ち・・・・・
「今だ!」
喜びキングは雷を天にほとばしらせ・・・・・
光の壁にぶち当たり・・・・・・
しゅううううううと・・・・・
「・・・・・・・・・」
消え落ちない・・・・・・・
キングは天を仰ぎ・・・・・
ジョーは幻影をきらめかせ・・・・・
駆けだす・・・・・
メガネきらめかせ・・・・・・
光剣ダブルランスきらめかせ・・・・・
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