表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】  作者: 宮地拓海


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/535

【65話後感想返し】ヤシロが最近ちょっと意識しちゃうこと

ヤシロ「(どうして、ジネットを妙に意識してしまうんだろう? ちょっと考えてみるか……)」

ジネット「ヤシロさん。今日は川魚の唐揚げを作ってみました」

ヤシロ「(美味い。小骨の処理も完璧で、濃過ぎず薄過ぎない絶妙の味付けだ。女将さんが作ってくれたゴリの天ぷらを思い出すぜ)」

ジネット「ヤシロさん。お天気がいいのでお部屋のシーツを持ってきてくれますか?」

ヤシロ「(あぁ、女将さんもよくそう言って俺に布団を運ばせてたっけなぁ。天日で干した布団、いい匂いするんだよなぁ)

ジネット「ヤシロさん。この前、レジーナさんにいただいたハンドクリーム、とてもよく効くんですよ。見てください。指先までつるつるです」

ヤシロ「(女将さんも手荒れに悩んでいたっけなぁ……アロエのハンドクリームを誕生日にあげたことがあったっけ)」

ジネット「シーツを干したら、お庭でお茶でもしましょうか? ぽかぽかして、気持ちいいですよ」

ヤシロ「(そういや、女将さんも、よく縁側で日向ぼっこしてたっけなぁ……ネコとか膝に抱いて)」

マグダ「……店長。手伝うことある?」

ヤシロ「(ネコ、来た!?)」

ジネット「では、自分の部屋のシーツを持ってきてください」

マグダ「……了解」

ジネット「さぁ、あとは干すだけで…………あの、ヤシロさん? どうかされましたか?」

ヤシロ「ジネット。お前さぁ、なんか…………おばちゃんみたいだな」

ジネット「ひ、酷いですよっ!?」

ヤシロ「(いや、でも、女将さんも年齢の割にお婆ちゃん趣味だったし……はっ!? まさか俺は、婆コンなのか!? 婆萌え!? ってことは……)ジネットがお婆ちゃんっぽいから気になるのか!?」

ジネット「っぽくないです! っぽくないですもん! むぅ~っ!」

ヤシロ「(うわ、なにその怒り方。超可愛い…………あ、俺やっぱ婆萌えじゃなかったみたいだ)……だよな。俺、どっちかっていうとロリコンだもんな」

マグダ「……マグダ、ピンチでチャンス」


――シーツ「ばっさぁ……」


ジネット「あぁっ、マグダさん! シーツ! シーツ落としてます! ダメですよ、落としちゃ!」

マグダ「……ヤシロはマグダに劣情をぶつけるつもり」

ヤシロ「酷い決めつけだな!?」

マグダ「……無理矢理はよくない」

ヤシロ「するか!」

マグダ「……でも、耳をモフるくらいは許可する」

ヤシロ「……いや、お前がやって欲しいだけだろうが」

マグダ「……許可してもいい」

ヤシロ「へいへい」


――もふもふ


マグダ「……むふー」

ジネット「あの、ヤシロさん……幼女趣味も、お婆さん萌えも許容出来る範囲で、お願いしますね」

ヤシロ「ジネットが、あんまりお婆ちゃんっぽいことをしなければ大丈夫だ」

ジネット「ですから、わたし、そんなことしてませんもん! むぅ!」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ