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異世界詐欺師のなんちゃって経営術【SS置き場】  作者: 宮地拓海


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【56話あとがき】ジネットの将来の夢とは……?

ヤシロ「なぁ」

ジネット「はい、なんですか、ヤシロさん?」

ヤシロ「お前の将来の夢ってなんだ?」

ジネット「将来の夢…………?」

ヤシロ「何かないのか?」

ジネット「将来、『こんな夢を見そうだなぁ』とか『こんな夢が見たいなぁ』とか、そういうことですか?」

ヤシロ「いや、寝てる時の夢じゃなくてだな……なりたい職業とか」

ジネット「食堂で美味しいご飯を作る人です」

ヤシロ「……まぁ、お前ならそうだろうけど。でなければ、将来やりたいこととか」

ジネット「新メニューを考えたいですね。何かいい案はありますか?」

ヤシロ「そんな直近の話じゃなくてな? どこか行ってみたいところがあるとか、こんな家に住みたいとか、どこそこの景色が見たいとか、そういうのだよ」

ジネット「そうですねぇ…………お客様には申し訳ない話なのですが…………陽だまり亭に行列が出来ている光景は見てみたいですね」

ヤシロ「そんなもん、トルベック工務店の連中が来た時に店のドアを開けなければいつだって見られるだろうが!」

ジネット「入店拒否はやめてあげてくださいね!?」

ヤシロ「そうじゃなくて! 今すぐには叶わないけれど、いつか絶対叶えたい、そんな夢だよ!」

ジネット「あるには、ありますよ…………ひとつ」

ヤシロ「ほぅ」

ジネット「でも、教えられません」

ヤシロ「なんでだよ?」

ジネット「…………恥ずかしいからです」

ヤシロ「あ………………そういうことか」

ジネット「あの…………わたし、まだ洗い物が…………」

ヤシロ「シルクのパンツを穿いてみたいんだな」

ジネット「違いますよっ!? 全っ然違います!」

ヤシロ「いや、恥ずかしいって言うから」

ジネット「そういう恥ずかしさじゃないんですっ! もぅ、もぅ、もぅ! 懺悔してください!」







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