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第21話  凜ちゃん、強く生きるんだよ

頑張りました。はい。ネタ全振りです。はい。


それではよろしくお願いします。

体育祭まで残り一週間。各所、大詰めを迎えようとしている。それぞれが出る種目に向け、練習に励む生徒たちからはより一層の熱気を感じるようになってきた。


そんな全校大スポーツ時期の真っただ中、私は校内の公園で一人、白秋の金風に身を包んでいた。


なんて、この前の漢文の授業でなんとなく覚えた単語で脳内に恥ずかしいセリフを浮かべたりしているが、要はボッチが公園で寒さに凍えています。はい。


半袖半ズボン。秋の十月にはやや厳しい装いである。


なんでこうなったかというと、それにはふか〜い訳が・・・・ありません。練習サボって抜け出しただけです。


これが団体競技なら先生が私の事を血眼になって探し出そうとするだろうけど、生憎個人競技のため、それはない。もちろん練習を監督する先生はいるけど、あくまでも安全対策として見張っているだけ。だから、抜け出そうが、サボろうがなにかを言ってくることはない。


もっとも、私は怠惰からサボったわけではない。練習場の雰囲気がやばいから抜け出してきたのだ。一応個々人用に小練習場を順番に貸してはいるけど、私の番までに耐えられなかった。


あのね?男女無差別級なのは知っているし、デカいやつが出てくるのはもちろん知っているよ?でも、アレはないって。上級生で、存在は知っていたけど、実際目にしたのは始めてだよアレ。アレ、って先輩か。あの先輩って本当に高校生???終末世界に出てくるやばいスキンヘッドヒャッハー族にしか見えない。睨まれた所為で、思わず逃げたのが理由です。はい。


あんなのとやるの???ていうかなんで男女無差別に出てくるわけ??男子でいいじゃん。男子で。男子にも超重量級と無差別級はあるのに、本当になんで????


「・・・・あのぉ」


「は、はい・・ひぃっ!」


ここには自分しかいなので、おそらく自分を呼んだのだろうと振り返るとあのスキンヘッドヒャッハー族の先輩がいて、思わず小さな悲鳴を上げてしまった。


そして、どうやらその悲鳴を先輩に聞かれてしまい、眉間にどんどんしわが寄せていく。


「・・・・・・・・」


やばい、やばい。ぶち切れる!!


「グスッ」


なんて、思っているところに相手が泣き始めそうになったら、どう反応すればいいのだろうか???いや、多分反応できない。頭に?マークを浮かべるだけで終わると思う。実際私もそうだった。


「ご、ごめんなさい。こ、こわ、怖がらせたから、謝りに・・・・グスッ。ご、ごめんなさい」


そして、続けて泣きながら謝罪をしてきた。


自分より数周り大きい大男が、泣きながら、私に謝罪・・・・


なんて、
































なんて、かわいいのぉ♡































いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや、冷静になれ私!!そこから先はやばいって!!戻れ!!!戻れ!!!ハウス!!ハウス!!!リターントゥーザハウス!!!!


「あ、あの・・・・」


もう、マジで新しい扉開いちゃうから、やめて。泣き顔での上目遣い。本当に。私より身長高いのに、上目遣いのようだと感じてしまうソレ、本当にやめて。


「き、気にしないでください、えーと・・・・先輩は悪くないですから。はい」


「で、でも」


「ほ、本当に大丈夫ですから。はい。」


こ、これ以上正気値がゼロになる前に離脱しないと、本当に変態になってしまう。大男の泣き顔が好きな女、しかも元男とかマジでやばいよ。闇鍋どころの話じゃないって。だから、すこし語気を強めに突っぱねったが・・・・


「・・・・はは。そ、そうですか・・・・。」


・・・・だから、なんでそう、私を刺激するのかな???泣き顔に悲しいそうな目・・・・・・・・


ほんとうに・・・・































もう、本当にかわいいんだから♡♡































だから!!!戻れ!!!!!戻れ!!!!!!!!!!!!!!正気に戻れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「わ、私はこれで。失礼します。」


なんとか最後の一線に踏みとどまり新しい扉から手を放した。もうこれ以上は本当にやばいと予感し、私はそそくさと先輩に別れを告げ、その場を去った。











          ◇











「はぁ・・・・」


公園から離れ、現在、図書館にいる。まさか自分があんな癖の強いモノを持っていたのかと思い、消沈している。なんなら、今現在も脳内で割と危ない想像をしている。・・・・ハウス!!!!!



「・・・・樹も、ああいう顔させたら・・・・ふふ♡」


・・・・・・・・。マジでなに考えているんだ?私は。


幼馴染で危ない想像をしたころでやっと、正気に戻った。戻ったはいいが、人間、一度知ったモノを忘れることは中々に難しい。特に忘れたいもの限ってそうだ。


「・・・・私もやばい女ってことね。はは」


これから一生こんなのがついてくるのか・・・・。


「はは。・・・・ははは。・・・・・・・・すぅ、はぁぁぁぁぁぁぁぁ」








これで、樹の周りにまともな女(+凜ちゃん)幼馴染はいなくなりました。腐っている娘に、ヤる気いっぱいの娘。無口で腐っていてさらにヤる気のある娘。そして、ヤる気いっぱいでフードファイターな女王気質の幼馴染。


・・・・・・・・スキンヘッド先輩の罪は重い。

読んでいただきありがとうございます。


それにしてもなんでこうなったかは私にもわかりません。多分マルチバースからなにかを受信したのだと思います。これで、色々遊べますね!




。(ديجا فو)すで定末は話次

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