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第18話  この先

短いのですが、頑張りました


それではよろしくお願いします。

いよいよ今日の午後から登校だ。昨日の始業式後にクラスのホームルームで先生が私の現状をクラスメイトに知らせ、みんなで少しはTS現象についての復習したはず。だから、あんまり自分には変な質問が来ない。はず。メイビー。だといいなぁ〜。











          ◇











「(えーと、まぁ昨日も先生は言ったかと思いますが、しっかり守るように)」


いよいよ、か。とりあえず無難に前のテンションで挨拶して、それからそれから・・・・


ガラララララ


直前になっても中々考えがまとまらない中、扉が勢いよく開かれた。


「雨月さん、どうぞ入って」


うぅっ


「・・・・大丈夫か?やめとこうか?」


「い、いえ。大丈夫です。行きます」


立ち留まる私の事を気遣う先生、でもここだけ、ここさえ乗り越えれば、あとは楽になるはずだ。


一歩、一歩と私は教室に入っていった。


《・・・・・・・・》


みんなから好奇の目を向けらているのがわかる。


《・・・・・・・・》


そして、私は教壇の前まで歩いてきた。


あいさつ、挨拶は、えーと・・・・・・・・やっべ、何を言おうとしたんだけ!?!?!?


「・・・・・・・・」


《・・・・・・・・・》


えいいい!!儘よ!!


「えーと、外見女の子から本物の女の子になりましたが、これからも変わらず接してくれると嬉しいです。はい」


一拍おいて、みんなからパチパチと拍手が上がる。


ふぅ〜。な、なんとか乗り越えた。というかなんだよ、外見女の子から本物の女の子になりました、って。絶対滑って・・・・・・・・いや、よく見ると女子の何人かが笑いを堪えているのが見える。全体的にもそれなりに手応えはよさそうだ。


「じゃ、雨月さん、夏休み前の席のままだけど、大丈夫?」


「はい。大丈夫です」


「よし。じゃ、自分の席に座って。なんかあったらすぐに言いな?」


「はい。ありがとうございます」


第一関門とも言える挨拶は何とかやり過ごし、自分の席に向って歩き出した。


なにか特筆するようなことが何一つない普通の行動、教壇から自分の席まで歩いて、座る。


夏休み前、男だった私が座っていたんだなと、なんとなくそう思ったとき、































突然、私に恐怖感が襲いかかった。視界も音も何も感じられなくなった。


怖い。今の私は本当に前の私とは同じ人物なの?前の私は?死んだ?でも、私はここにいる。男の私はもう死んだの?死んだんじゃない、女に変わっただけ。でも、本当に夏休み前、ここに座っていた雨月凜と同じ人物なの?わからない。わからない。わからない。怖い、怖い。


落ち着け、落ち着け。飲まれるな。


医者から説明を受けたはずだ。脳の処理ミスで起こるパニックのようなものだって。だから落ち着け、私。私は私だ。雨月凜。十七歳。ここにいる、だから私は生きている。死んでない。そう、私は死んでない。死んでない。死んでない。生きている。生きている。生きている。私はここにいる。夏休み前の私も今の私も私だ。落ち着け。


「・・・・い・・・か!!あ・・・・さん!!!」


????落ち着けと自分に言い聞かせてくウチに視界が段々と戻ってきた。目に入ったのは先生の切羽詰まった表情。そしてなぜか私の肩を方でつかみ、もう方でたたいている。なんで?


それになんか大声で私になにかを・・・・


「雨月さん!!しっかりしてください!!!聞えますか!!」


!!!!


「ハァッ、ゲホッ!!ゲホッ!!ゲホッ!!」


どうやら今まで呼吸も忘れいたらしい。ようやく視覚と聴覚が戻ってきたとこで体の感覚も戻ってきた。


ひどい悪寒に、発汗。自分でもはっきりとわかるほどに顔の筋肉を強張らせている。


「誰か!救急車を呼べ!早く!!」


はは。これは、きつそうだ。

読んでいただきありがとうございます。


パニックからの発作、参考は私です。


次話は未定です(本当です)

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