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第15話  幼馴染はエスパー

一年ぶりですので、短いものにしました。おかしなところがあるかもしれません。温かい目で見守ってください。


よろしくお願いいたします。







「・・・・・・・・」


朝、陽の光がわずかながらカーテン越しに部屋を照らし、今日は晴れだと告げてくれる。気持ちい朝だなぁ~、と思いながら起きては背伸びををすると一日を元気にやっていこうという気もわいてくる。健康的朝だ。


充電してあったスマホに手を伸ばし電源をつけると、瑠璃と両親からからのメッセージが表示された。瑠璃は隣の市でアニメのイベントがあるから帰りが遅くなるという旨の連絡で、両親は・・・・・うん、急に長期出張が決まったからしばらく帰ってこないらしい。いつものことだ。


「・・・・・・・・」


ところで、なんで私の部屋の床に女子三人が横たわっているのだろうか?


その謎を探るべく私は・・・・・・・・























「起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」



「「「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!」」」









大声で彼女らを呼び覚ましたのであった。






                  ◇






「・・・・・添い寝したいからと、私が寝たのを確認してから忍び込んだと」


「・・・・・はい」


「でも、私のベッドはシングル。どう頑張っても一人しか入れないから、そこで誰が添い寝するかを討論してたと」


「・・・・・うん」


「そして段々とねむなってきて、いつの間にか三人仲良く寝てしまったと」


「・・・・・えぇ」



なんていうか



「莫迦か・・・・・」


この子たちが来る時に備えて扉にカギをつけようかな。次はこの部屋で乱闘が始まらないとも限らないし。






                  ◇






「はぁ~、凛ちゃんのお味噌汁はいつ飲んでもおいしいね!お魚も、ご飯も!!婿さんにほしいわ~」


「婿さんって、そんな大げさな」


「大げさじゃない。ほしい」


自分が作った料理そんなにも褒めてくれたら、作った甲斐があるというものだ。


「あ、でも凛ちゃんは女の子になったからお嫁さんになるんだもんね」


嫌味か!貴様!!!


「お嫁さんってことは、樹のところに嫁ぐの!?」


「ブフーーーーーーーー」


真那のとんでも発言に堪らず、お味噌汁吹き出してしまった。しかも対面に座っている舞花ちゃんに全部かかっちゃった。


「凜、お行儀悪い」


「ゲホッ!ゲホッ!ごめん、ゲホッ!・・・タオル持ってくるね」


タオルを取ってこようと席を立ち浴室のほうにに行こうとしたら、なぜか舞花に腕をつかまれた。


「ど、どうしたの?」


「タオルはいい。とりあえず、真那の質問をどう思うか聞かせて?」


「え?いや・・・・・あの」


「私気になる」


「私も!私も!」


な、なんだこれ。圧がやばい。ていうか、なんで私がつくる料理の話から樹のお嫁さんになる話になったの???


「えっと・・・」


「「「うんうん」」」


樹のお嫁さんか・・・・・いやいや。ないないないない。樹と一緒にいると楽しいし離れてると寂しいけど、私が樹のお嫁さんになるだなんて、ないない。


あれ?でも、嫁ぐとして樹以外では考えられないし・・・・・・・・って、なんで嫁ぐ前提で考えてるんだ私は!!


「今の顔はなんで樹に嫁ぐ前提で物事を考えていた顔だね」


エスパーかっ!!!


「あ!今のはエスパーかっ!って顔だね!」


舞花に加えて、真那もエスパーだったの!?


「舞花に加えて、真那もエスパーだったの!?って顔してるね」


奏も!!!???


「えっ??なんで???怖い」


「凜、エスパーも何も顔にそう書いてあるし、幼馴染だよ?私たち」


「そ、そうなんだ」


そんな顔に出やすいタイプだったのか、私は。


「それで、真那の質問。どう思うの?」


「えーと。タオルとってくるから、その間に考えてもいい?」


とりあえずこの場から離れて一旦落ち着きたい。


「・・・・・ん」


放してくれたので、即、離脱!!!!

読んでいただきありがとうございました。


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