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第13話  女子会しよう!

よろしくお願いします。






「うっぷ。ちょっ、トイレ」


一人が落ちた


「・・・・・・・・」


また一人が落ちて


「」


そして、あきらめの悪いあの娘も落ちた。




〜ちょっと前〜




私たちが食べ始めてしばらく経ってから男子が面白がって肉を焼く係を買って出てきてくれた。ちょうど、あと少しでテーブルから肉が消えようとした時のことだ。最初に焼いたのは全部で二十四皿。一皿に乗る量は決して少なくない。焼肉チェーン店で食べ放題の時に出てくる肉より三、四倍はある。


さらに時間が流れ、段々と肉の残りが少なくなった。それも出来上がっているものではなく、まだ焼いていないほうだ。時間制限はしない、つまり食べる速度で競ったりしないということではあったが、言った張本人でさえもテレビで見た早食いの記録保持者より早い速度で肉を頬張っていた。・・・・・・世界記録樹立も夢じゃないかも。


肉、米、肉、米、肉、米、ジュース。そんな作業ともいえる食事を続けていたのだが、さすがに十皿を超えたあたりから、スピードが落ち始めた。それでもフードファイター顔負けの速度で肉を食べている。


そして、三人そろって十五皿を過ぎたあたりから時々箸を止めたり、空を仰ぎ始めた。


他の食べ物もそうだが焼肉って脂っぽいから、ある程度行くと食べられる、食べられない以前に喉に通らなくなる。だから、来るときは急に来る。


そして、ついに限界を迎えようとする人がいる。二十一皿もの焼肉を食べ、これから次に行こうとした時に、体がビクッと震えた。そして、顔色が見る見るうちに真っ青になって、トイレへと駆け込んでいった。・・・・・・真那、大丈夫かな?


真那ちゃんがトイレに消えた後も、舞花と奏は食べ続けたが、舞花二十三皿の最後の一切れを目の前に完全停止した。奏は二十四皿を半分くらい食べて、テーブルへ突っ伏すように顔を打ち付け、動かなくなった。





















もったいないし、起きる気配が全くないからあとで貰っちゃおう♪




          ◇




それからも私は食べ続け、ついに残りを全部食べつくした。ついでにとばかりに、ほかのテーブルで余った肉の処理を任された。あ、もちろん焼き直したよ。それと、口直しに一抱えする量の野菜をバクバクと食べた


最終結果は、真那ちゃんが二十一皿、舞花が二十二皿で、奏は二十三皿。私は自分たちのテーブルで三十皿。そのあとはよく覚えてないけど、たぶん十五皿前後じゃないかな?


始まるとき、肉四百人前、およそ四十キロは一切れ残らずに消えた。女子テーブルだけで三十キロは消費したって祖父から聞いた。米も用意した分は全部消え、半分以上は私たち四人が食べた。私だけで、肉十五キロはかたい。それと、大食い番組出たらぶっちぎりの優勝だなって言われた。


にしても、まさかこれほど食べられるとは思ってもみなかった。男性の焼肉大食い世界記録だって確か二十キロくらいだったはずなのに、私は肉以外にもご飯とジュースに野菜も食べて、まだ余裕がある。


      ◇




あと片付けが終わり、真那ちゃんもトイレから帰ってきたから、みんなでプチ花火大会を始めた。花火大会とは言うけど、線香花火とかそういうのだけどね。


舞花と奏はもう大分よくなって、四人で椅子に座ってスイカを食べながらじゃれあう男子を見つめいる。なんか舞花の視線から邪な感情を感じる。


ふと、樹と目が合った。・・・・・・あ!そういえばさっき助けを求めたのに、無視されたんだ。〆ようか。


と、言うわけで樹のところに行こうと椅子から立ち上がろうとしたのだが、右手をつかまれた。真那だった。


「ねぇねぇ、今日さ、三人で凛ちゃんの家に泊まっていい?」


「・・・・・・は?」


思わず素っ頓狂な声をだしてしまった。


私の限界は三皿です(どうでもいいですよね)


次話は来週中に投下します。


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