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夢渡の女帝  作者: monoll
第4章 希望を夢見た宙の記憶
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断片14「NoⅩ:Wheel of Fortune」

 風の強い日は、何となく丈の長いコートを羽織って外に出たくなる。そんな経験はないだろうか、私はある。



 真っ黒な雲が近づいてくる時は特に心が躍った。

 通り抜けていく人が少ない中、風に乗るように、時に風に抗いながら歩くのは存外楽しいものだ。


 バサリと音を立ててなびかせる感覚、それでいて無軌道に吹き荒れる自然の自由さに触れて思いを馳せた事だってある。

 木漏れ日の気持ちいい砂利道、のっぽな鉄の塔がところ狭しと詰まった都会道のどちらにも趣はある。歩くからこそ、隠れた趣に気付く事ができる。


 風が強いのに外に出るのは危険?雨さえ降らなければどうという事はない。

 槍が降ってくるでもあるまいし、風にさらわれないように気を付ければ後はメリットしかない。風が強ければ強いほど、メリットも大きくなる。



 ーーあぁ、一生こうして風を一身に浴びて過ごせたら良いのになぁ。

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