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夢渡の女帝  作者: monoll
第3章 夢幻を映す湖の記憶
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断片9「解答2:人間失格」

 人間は誰しも失敗する。偉業を為した人だって、成功の足元には失敗の山を築いている。

 恥の多い人生?大いに結構、失敗は人間を構成する大事な部品パーツだ。歯車が一つだけでは動かす力は弱いし、すぐに壊れてしまう。

 勿論、瑕一つない人生という言葉の響きはとても魅力的だ。憧れさえする。だが、それでは歯車がたった一つしかないではないか。


 人間という巨大なカラクリを動かすには、どう算盤そろばんを弾いても歯車の数が必要だ。欲を言えば、力強く未来を生きていくのなら歯車は多いに越した事はない。

 代わりになる歯車なんてこの世には存在しないし、してはいけない。だからオレは、アンタの言葉にこう返そう。

 「結局、記憶を眺めるだけの退屈しあわせな人生だった」ってな。

第3章、これにて幕となります。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


次話からは第4章、すこーしばかり空気だったヒロインちゃんが大いに活躍する(予定の)章となります。活躍の場、奪われないといいなぁ…?

7月末までは第1章の内容を改めて点検する期間とし、終わり次第次章の執筆に移りたいと思います。引き続き、拙作をお楽しみいただければ幸いです。


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●結局、このCMは何が言いたいの?

CMじゃないよ!本編だよ!


人間、結局は場数を踏むしかないのです。酸いも甘いも噛み分け、その選択によって得られた答え(ピース)を照らして「答えのない正解」に近付ける…。主人公君は人生をこう読み解いたようです。

その歯車の代わりになるものはない、つまりは代替はないという事。自動人形に対する主人公君の考えがここで示されている形となります。女神様的には及第点をつけられるでしょう。


次の演目でも、及第点がもらえると良いですね?

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