踏みにじられた弱者の祈り
託された、預けられた。
クロスに任せると、頼まれて、騎士の力にて応じた。
そのエリーにとって最も重要視すべき使命とは何か。
『主の最愛を生かす事』
ただそれに尽きる。
皆を救えるなら当然それが理想だが、そんな事出来る訳がない。
魔力が見えるエリーだからこそ、アレの恐ろしさを理解している。
アレは敵とか危機とかそういう類の物ではなく、対処という言葉さえ想定が甘い。
アレは、対界規模のリセット装置である。
もう二度と、誇りを汚したくない。
かつての己は恥であった。
それ故に、エリーは賢者の騎士となったのだ。
間違わない賢者の傍に居れば、自分はもう間違えないでいられると思った。
一度目、最初に誇りを汚したのは他の誰でもなく自分だった。
アウラフィールという名の絶望に屈し、心が折れ、仲間を裏切った。
必死になって抵抗した。
だけどその事実でさえアウラフィールにとっては児戯でしかなかった。
敵に憎まれる事さえ覚悟した全てを持って抵抗したというのに、アウラフィールはそんなエリーにただ優しく諭す様に、手招きした。
絶望と虚無の中陣営を裏切り、アウラの傍について……安堵してしまった。
死ぬ事よりも、部下に裏切られる事よりも、敵に心を許しあまつさえ安心感まで覚えてしまった事。
屈辱であると同時に、あの時騎士としての誇りも完全に地に堕ちた。
抵抗するフリをして尻尾を振り、日々惰性に行きていた自分を壊してくれたのが、主だった。
過去の過ち……と思っていたが、それは過ちでも間違いでもない。
打算を持って接した事も間違いではない。
意地を張る必要はなく、素直に生きて良い。
それが、クロスの生き方だった。
誰よりも正直で、誰よりも強欲で、誰よりも自由。
誰よりも我儘で、悪党の素質を持っている。
なのに、その魔力は誰よりも優しい色をしていた。
傲慢で、好き放題で、我儘で、自分本位で。
そんなクロスのしたい事は、誰かを助ける事だった。
本当に自分が欲している物を知っているから、彼はそれを迷わず選べる。
自分が大事で良いんだ。
自分を大切にして良いんだ。
そう、思えた。
裏切った罪悪感も、あの時屈した後悔も、受け入れて良い。
終わった過去ではなく、あれがその時の自分自身。
そしてどうしてもそれが許せないなら、今度はそうならない未来を掴めば良い。
そう言ってくれている様だった。
自由で良いんだ。
我儘で良いんだ。
あるがままで良いんだ。
自分勝手でありながらその上で……善性も、否定する必要はない。
だから、エリーは再び誇りを取り戻した。
この人こそが、総てを捧げるに相応しき主であると心から誓えた。
だからもう、目的を迷わない。
未だ目覚めないシア。
己を助ける事の出来ない彼女を助ける事がその使命、例え死んでも護るべき絶対条件である。
そして余裕があればメルクリウス、アウラを救出する。
前者は嫁枠で後者は嫁候補枠。
その次にパルスピカ。
とは言え、現実として言えばシアを助けるのが精々だろう。
エリーの能力ではそれが精々である。
だからこそ、シアだけは何をしても助けるつもりだった。
この土地と契約し、汚染と衝撃を肩代わりしてでも……。
「……そろそろ動かないと」
あれらが何時降ってこようかわからないという中、ギリギリまで粘ったエリーはそう呟く。
僅かながらでも、期待していたのだ。
シアならば、この土壇場で目覚めて自力で逃げてくれるかもという期待を。
アウラが、メルクリウスが、パルスピカが、誰かが対処する方法を見つけてくれると。
例えシアが起きたところで、どうしようもないというのに。
苦笑しながら、エリーはシアのベッドまで近づき、背負おうとその身体に触れる。
その瞬間、病室のドアが開かれた。
ノックもないマナーの悪い姿に、エリーは冷たい目を向ける……が、すぐそれは驚きの目に変わった。
そこにいたのは一目でわかる『弱者達』であった。
それは戦いの強弱の話ではない。
彼らは、真っ当に、ただ生きる事でさえ困難な領域の弱者だった。
例えば、手足かどうかわからない部位がついているだけの、不定形のスライム染みた存在。
彼はスライムと言う訳ではなく、存在が固定出来ず半液状になっているだけの魔物である為肉体を操作出来ない。
人がそのまま溶けた様な状態である。
例えば、片腕片足で包帯塗れ。
持つべき部位を最初から持たない者もそうだが、傷痍軍人も混じっている。
他にもそういった、ただ生きる事さえ困難であるそういう生存弱者達がずらっとシアの病室の前に並んでいた。
「……貴方達……は……」
「あー、まとも会話出来る者の方が少ないから、ワシが代表して話して良いかの?」
背骨が曲がりやせ細り、震えている老爺がそう口にする。
その老爺も、眼抉られた様になっていた。
「え、ええもちろん。貴方達は一体どの様な集団で……」
「そこで寝ておるシア様に恩がある者達じゃよ。命の恩がの……」
老爺はシアの方に顔を向け、切なそうな顔をしながらそう呟いた。
それは生きる事が困難な者達。
捨てられた者達。
ただ生きる事さえ許されなかった者達。
その生は苦痛に塗れ、だというのに死を選ぶ力さえもない失う物さえもない弱者達が大半であった。
肉体だけでなく心さえも崩れた、救いの手さえ差し伸べられない者達であった。
そんな彼らを、彼女達をシアは抱きしめた。
比喩ではなく、本当の意味で。
気味悪がられた、汚いと言われた、臭いと言われた。
そういうまともな種族でない者全員を、シアは抱きしめ涙を流した。
悲しみを共有し、その手を差し伸べた。
そのシアの手を、彼らは拒絶した。
誰にも見られたくない。
誰にも迷惑かけたくない。
シアが心から助けたいと願ってくれているからこそ、シアの事が憎かった。
シアが心から手を差し伸べてくれるから、迷惑をかけたくなかった。
だからシアは、彼らの為に秘密の部屋を作った。
例え手を振り払われようと、例えどの様な拒絶をされようと、シアはその手を引っ込めはしなかった。
彼らがだれにも見られず暮らせる場所。
彼らが彼らとして生きられる場所。
そしてそんな秘密の部屋にこまめに出入りし、少しでも楽しい様にと少ない休憩時間を犠牲にし彼らの為にシアは出来る事をした。
マッサージをした。
絵本を読んだ。
同じような境遇の者を集めた。
笑いかけてくれた。
幸せを願ってくれた。
医療を覚え、少しでもと苦痛を和らげてくれた。
助けたいと、心の底から願ってくれた。
『これが終わったら、きっと貴方達の苦しみはなくなる。そうでなくとも、苦しいだけじゃなくなる。だからもう少しだけ、ここで我慢してね』
元気だった時、それは彼女の口癖だった。
普通の人の言葉なら、彼らはそれを信じない。
捨てられ、苦しめられ、誰にも手を差し伸べられなかった彼らは絶対に人を信じない。
だけど、シアは別だった。
シアは本気で救いたいと願い、そしてその心は魔力を伝達し言葉に宿った。
精霊としての作用が逆の方向に作用したから、疑心暗鬼の弱者達にもシアが本気で救いたいのだと伝わった。
どこから探して来るのか同じような酷い境遇持ちはどんどん増えていった。
四肢が揃っていても心が壊れた者、心はまともでも体がどうしようもない者。
そして気づけば怪我や病気で日常生活が遅れない者もきて、生きる事が困難な弱者全てコンプリートしたのではないかと言う位隠し部屋に人が増えた。
そしてその皆で、手を取り合い生きてこれた。
協力出来たのは、信じられたのは、シアの元に集った仲間意識があったからだ。
彼らにとってシアは、いつしか希望となっていた。
「……シアは……そんな事を……」
「無駄な事だと笑うかの?」
老爺の言葉にエリーは首を横に振る。
ただし、少しだけ怒っていた。
「どうして私やクロスさんに話さなかったのかって気持ちなだけです。自分だけで抱え込んで……」
「あんたらは少しばかり眩し過ぎるんじゃよ。……こいつらの様な地の底の住民にはな」
そう言われたら、エリーは納得しか出来ない。
かつてあれだけクロスに突っかかった自分だけは、その言葉に文句を言う資格はない。
「過去が刺さりますね。……それで、皆様はどの様な御用で?」
黄色く、一つ目が浮いた不気味なスライムが前に出る。
そして体を振動さえ、言葉を紡いだ。
「サい後に、お別れノ前に……」
「ああ……救助される前に挨拶をですか」
彼らは弱者である。
だから、救われるべきだ。
それはアウラ、クロス、パルスピカの共通見解と言えるだろう。
別にただ彼らの為にと言う訳ではなく、国家という構造は弱者から救わなければすぐに瓦解するからという構造上の理由である。
だからこそこれは国家として護らねばならぬ最低条件であり、彼らは優先的にパルスピカの救いの手に乗る権利があった。
だが……。
「ちが……う。僕達は……あゲに、きた」
「あげ? ……挙げ?」
挙げる? 上げる? ……揚げる?
いやそれは違うか。
ただ、エリーにはスライムもどきの言葉の意味が全くわからなかった。
「プレゼントじゃよ」
老爺は苦笑しながら、不思議そうなエリーに答えた。
「……プレゼント? あげる?」
「そう。……この期に呼んで誰も救われたいなんて思っとらんよ。こやつらは、救いたいんじゃ」
とても……とても嫌な物が見えた。
いや、きっと今まで見ない様にしていただけだろう。
彼らの抱える感情、その魔力の色はびっくりする程に同じだった。
それはとても優しくて、穏やかで……こんな緊急事態にはとても不釣り合いな色。
そして同時に、決意を秘めた色。
弱者特有の悲痛と妬みではない。
それは、死を覚悟した色、強者特有の、死を憎みながらも使命の為受け入れた色をしていた。
「貴方は……」
エリーは老爺に声をかける。
老爺だけは、少しだけ感情の色が異なっている。
死を受け入れた色をしているがそれよりも、老爺の色は罪悪感が強かった。
老爺は何も言わず、シアの隣に立つ。
そしてシアの傍に魔力の渦を生み出した。
手の平大の大きさで、ぐるぐる渦巻きシアに繋がるそれ。
ゲートの様なそれに老爺が手を入れた瞬間……老爺の手が、ぱらりぱらりと分解されだした。
「ちょ!? お爺さん!?」
「これは結合の術式。生物と生物を混ぜる禁忌……と言っても、一方を魔力やエネルギーに分解し取り込ませるだけの魔法じゃがの」
そう言って老爺は笑っているが、体がどんどん分解されていっていた。
魔力の渦の大きさは変わらないが、触れた場所から徐々に消え、今では肘まで消えていた。
「そんな事シアは望んでない! 今すぐ止め――」
「説得は後方の奴らに頼むよ。ワシだけは……そうする義務があるんじゃから」
「……一体何を……」
「罪悪感なんてなかったんじゃ。寿命を延ばせるならと、生きる為ならと……。そう思っておった。誰が死のうと、ワシが生きていればそれで良いと。……それが違うってわかったのは、この子に会ってから……。じゃからまあ、少しばかり遅すぎたの、はは……」
魔力を見なくとも、エリーはその心境が理解出来た。
かつて自分もそうだった。
過去の所業が積み重なり、その重さに生きる事が耐えられなくなるのだ。
あの日の時間が、クロスに壊された自分もそうなっていた可能性があった。
犯した罪の大きさに、己の醜さに耐えきれず、死に逃げる事しか出来なくなった最悪の弱者。
それを助けられるのは、止められるのは、本当に特別な一握りだけ。
エリーは自分がその一握りでないと知っている。
だから……何の言葉も投げかけられず、老爺の身体が分解され渦に消えていくのを、ただ見ている事しか出来なかった。
そうして老爺は魂事全て分解され消滅した。
アリスにこの術式を教え、幾分もの都市を消滅させてしまった罪悪感を抱えながら……。
数百体という弱者達の中で最も酷いのは、黄色いスライムの様な彼だろう。
彼はスライムという種族ではなく、肉の器を持つ事が出来なかっただけの種族。
外にある黒い液体となったVOIDの同類と言って良い。
かろうじて残っているのは目だけで、後は手も足も飾り程度の物でしかない。
その目さえも、瞬きが出来ずしょっちゅう痛みが走っている。
通常人型なのにこの液状というのは本当に悲惨な物で、ただ生きるだけが彼にとっての激痛の日々であった。
動くだけで痛く、空気が触れるだけでビリビリする。
また消化する機能がないから食べるだけで内蔵が痛み苦しむ。
文字通りの生き地獄である。
死ねない事がむしろ拷問であった。
だからずっと死にたかった。
ただそれだけを願い続けて来た。
それでも、彼は今この場に救済の為の自殺に来た訳ではない。
シアという唯一自分に居場所をくれた彼女に報いたくて、ここに来ていた。
原因不明のシアを目覚めさせる事など出来る訳がない。
まともな生贄ならともかく能力の低い弱者ばかり数百体なんてのはシアにとって誤差だろう。
だけど、自分だけは例外だと彼は知っていた。
彼は思い出したからだ。
自分がどれ程長く生きて、そして自分がどうしてこうなったのかを。
この世界で、彼程長く生きた存在はいない。
例え零落し、意識がなく、苦しみ続けるだけだったとしても、それでも、彼は世界で最も尊き肉体を持ち、長く生きるだけの力を持っていた。
既に原形はなくこの身に何の力もない。
残っているのは不老位だろう。
だけど、それでも……この身が昔『神』であった事に変わりはなかった。
精霊に、神の身を与える事。
その意味を彼は知っている。
だからこれは無駄な自殺ではなく、未来への希望。
世界をどうか、健やかに――。
そう願い、黄色いスライムの様な彼は渦の中に飛び込んだ。
「ちょっと。待って!」
「お願いします! 止まって!」
「貴方はまだ出来る事があるはずです! ねぇ、待って! 話を聞いて!」
エリーは飛び込む彼らに声をかけ続ける。
だけど、彼らは耳を傾けない。
そんな優しい覚悟で彼らはここにはいない。
自分達がいなくなればシアが傷付く事がわかっている。
そんな事最初からわかった上で、彼らはここにいる。
シアを悲しませる事を受け入れた上で、それでも助けたいと願った。
命を捧げる覚悟を持った。
未来で笑う彼女の為に、己が笑う未来を捨てた――いや、そうじゃない。
今この瞬間を『生きているんだ』と誇り笑う為に、彼らはそうしたかった。
だから止まらない。
長い長い列もあっという間にきえてゆき、最期の二人。
その二人には、エリーも見覚えがあった。
少女の名前はエメリー。
どこか似た様な名前を持つ彼女は、この部屋にも良く来ていた。
あの事実がわかるまで、彼女はこのシアの部屋の花瓶の花を確認する係だった。
彼女とその母親は、知らず知らずの内に機械の身体に改造された。
己の意思関係なく、スパイ工作員となり、最近まで休眠状態となっていた。
このタイミングで目覚めたのは、彼女達を見守る余裕がどこにもなく放置されたから。
そして目覚めた時には既に、彼女は自分と母親の状態を理解出来ていた。
正しく言えば、彼女はずっと眠っていなかった。
人でない彼女達は、休眠状態というスリープモードの中でも、総てを聞いていた。
自分達が迷惑をかけたという事を、ちゃんと理解した上でここに立っていた。
エリーは考えなくなかった。
どうして彼女達までここに居るのか、わからないフリをして自分を誤魔化していた。
だけど、シアに近づく彼女達を前にすれば、自分さえ誤魔化す事は出来ない。
「ま、待って! 貴女達は別に死ななくても……」
「ううん。エリーさん。私達は迷惑をかけました。だから、償わないといけないんです」
何か月もずっと、考える時間があった。
ずっと、虚無の中だった。
自分の意思と、外の音だけで、一ミリも体を動かせない苦痛の中であった。
苦しんだ。
叫びたかった。
泣いてしまいたかった。
だけどそんな事さえ出来ず、ただただ悩み続けた。
その結果、母親と彼女は揃って同じ結論を出した。
それは復讐でもある。
この身が役に立てば、そうした相手はきっと後悔する。
それは希望でもある。
救うべき者を救う為に使うのなら、無駄にはならない。
だけど、諦めでもあった。
この体ではと、幸せになる事を、生きる事を、彼女達は諦めてしまった。
「……何か、言い残す事はないの?」
泣きそうな顔で、エリーはそうとだけ言葉を紡いだ。
「……メリーさんは、ちょっと物足りないかな。シアさんよりももっと。出来たらエリーさんよりもっともっと」
「えっと、何の話ですか?」
「大きくなりたかった。もっと大きくなって、素敵なレディになって、結婚したかったな。……この体じゃなかったら」
そう言って、変われぬ体のエメリーは笑う。
笑い、母と手を繋ぎながら、迷う事なく渦に手を触れた。
最後の一瞬、母親はエリーの方にぺこりと会釈をする。
まるで公園で別れるかの様に気楽に。
そして、親子の姿が消えたところで渦もその姿を消した。
沢山いなくなった。
居ても居なくても良いとされた命ばかりだったかもしれない。
だけど、確かに生きていた命だった。
賢明に、必死に、苦しみながら生きていて……そして、シアが護りたかった命である。
シアが幸せにしたいと隠し続け、護ってきた命だった。
虚無感が、エリーを襲う。
無力である事を今日程恨めしいと思った事はないだろう。
それでも、シアは目覚めない。
何か別に原因があるのか、それとももうシアは……。
「……あ」
エリーは、それに気づいた。
今まで全く反応がなかったシア。
そのシアの目から、涙が流れていた。
悔しくない訳がない。
悔やまない訳がない。
だって、さっきまでそこに命があった。
シアが誰よりも、助けたかった命が。
「……シア、今の私はきっと貴女と同じ気持ちです。……いいえ、もしかしたら貴女はもっと苦しいかもしれません」
そっと、エリーはシアに手を当てる。
彼らの事を、信じたかった。
彼らの行動が無駄ではないと、証明したかった。
人間や魔物では、命を変換するなんて特別な術式がないと難しいだろう。
だが、精霊はそんな事する必要ない。
かつてシアがエリーを助けた様に、命を使う事はそう難しい事ではない。
「いつかの逆ですね。……まあ、今回私は死ぬつもりありません。やるべき事がありますから。だからまあ……私が尽きるギリギリまでです」
そう言って、エリーは先程の気高き彼らと同じ行為を始めた。
報われて欲しいと、エリーは心から願った。
全てを投げうった弱者の彼らが報われなければ、誰が報われるというのか。
目覚めたい、シアは心から願った。
幸せになるべき命に報いる為に、今動かず何時動けば良いのか。
だからきっと、その行為に意味はあった。
ありがとうございました。




