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追放されなかった男~二度目の人生は土下座から始まりました~  作者: あらまき
新天地を生きる二度目の男

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約束の意味(中編)


 クロスはその場でただ独りぼーっとしていた。

 アリスを恨む気持ちはありがたい事に沸いてこない。 

 それだけは、本当に良かった。

 エリーの最後の言葉を裏切らずに済んで。


 だが同時に、他の気持ちも湧いてこない。

 胸がぽっかりと空いた様な気持ち。 

 それがきっと今の状態を表現するのに適切な言葉だろう。


「涙が、出ると思ってたんだが……」

 ぽつりと、そう呟く。

 現実味がないからだろうか。

 涙すら出てこない。

 いや、それ以前の話。

 自分が悲しいのかすらわからない。


 ただ……指先一つ動かす気は起きない。

 いや、指とかどうとか以前に、感情が、何一つ動きを見せなかった


「……なるほど。それがアリスの企みか。確かに、私の契約に違反はしていない。敵にゲートを閉じる道具を渡すなど考えすらしなかったよ全く」

 そんな声が響く。

 若々しい男性の声で、聞き覚えのない声。

 だが、その雰囲気は理解出来る。

 さっきまで発狂していた、少年の様な外見をした男。

 だが、今のクロスにはどうでも良い事だった。


「……ふむ。どうして平然としているとか演技だったのかとか聞かれると思っていたが……。いやはや、私が普通にして君が壊れて。まさかさきほどとは逆になるとはねぇ。聞こえているかね? ……うむ。時間があるならその体は是非とも実験したかったものだ。だがまあ……それは来世に期待しよう。君がいるという事はその可能性は那由他以下であれあるという事なのだから」

 外から、そんな声が聞こえる。

 同時に、自分の内からも声が聞こえた。


 恨め、怒れ、呪え、壊せ。

 力を使え。


 そんな声が、煩い程に内から聞こえる。

 だけど、体は動かなかった。


「うむ! これが本当の最後、アリスにも悟らせなかった我が手。二度も召喚したゲートは開かず終わった。残念な事に、もうゲートを呼ぶ事は私には出来ない。そんな魔力はない。だが……それでも、ここには二度もゲートが生まれたという事実は残った。更に更にここは……外の方々に観測していただいた! それだけ下準備があれば十分だ」

 そう高笑いを上げ、男は自分の胸に手刀を突き刺す。

 そして、心臓を取り出した。

 その心臓には、無数の時計が刻み込まれていた。


「さあ神よ! 数百を超えるわが命とこの身を捧げます。どうかそのお姿をここに。人類の神を殺し、無知蒙昧たる魔物達を我が代わりにお導き下さい!」

 天に心臓を差し出し、男は呪詛を繰り返した。


「チックタック……チックタック……彼は嗤う。チックタック……チックタック……彼女は嗤う。チックタック……チックタック……チックタック……ふんぐる……むぐる……」

 既にその身は絶命している。

 だが、男の口か呪詛は零れ続ける。

 例え男の口が逆流する血液で塞がれても、その声は、音は、止まらない。

 その呪いが噴き出す事を、止める事はなかった。




 何も出来ない。

 何もする気が起きない。

 それが、今のクロス唯一の幸運だった。

 それを見ない、見ようとしない。

 好奇心なんて物を持たず、ただエリーが消えた辺りを見つめるだけだったクロスは、それを見ずに済んだのだから幸運だった。


 男の肉体は全身が腫瘍となり、爆ぜ、膨張を繰り返す。

 その内から出て来るのは、鋼。

 肉の身は膨張と同時に鋼に変わり、化物に変貌していく。


 みしゃり、めきり、ぐちゃり、ぐしゃり。


 食欲を失い二度と肉が食べられなくなる様な、そんなグロテスクな変貌を繰り返し……姿を見せたのは、巨大な機械の塊。

 八本の脚を持つ、宙にワイヤーの網を作るその姿。

 銀と黒に輝くその異形の機械は、まるで蜘蛛の様だった。


 ギチリ、ギチリ。


 機械の蜘蛛が動く度に、そんな音が響く。


 戦わないと。

 そう、今までの経験は叫んでいるのだが、クロスの体は動かなかった。

 知り合いが死んだ事は、決して初めてではない。

 その長い戦いの中には犠牲になった者もいるし、犠牲にした者もいる。

 だから、大丈夫。

 そう頭は思っても、体はついていかなかった。


「……なんでだろう。……悲しいはずなのに……まるで悲しくないのは……。でも……やっぱり……寂しいな……はは……」

 目が、エリーを失った場所から放せない。

 自分の心が、まるでわからない。

 クロスは、戦うどころか自分の心をどうこうする事さえ出来ずにいた。


 ギチリ。


 巨大な蜘蛛の四つの瞳、緑色に輝く宝石は、クロスを捕捉する。

 動きを見せない、最初の知的生命体。

 それをどう思ったかわからない。

 だが、迫ってくるのを見ると良い反応とはとても思えなかった。


 そして蜘蛛はその脚の一つを振り上げ、そして――。

「ぼさっとしてんじゃねぇよボケが!」

 そんな叫び声と共に、高速で蜘蛛に何がが激突する。

 それは、バイクだった。

 蜘蛛の側面に無人のバイクが直撃し、そして爆発し蜘蛛を怯ませた。




 シンカのバイクが直撃したのをグラノスは見る。

 乱暴だ乱暴だとは思っていたが、まさかバイクを直接叩きつけるとは思ってすらいなかった。

 グラノスにとってバイクとは己が分身、愛すべき半身。

 そんな事をするなんて発想すらなかった。

「ま、シンカにとっちゃバイクは勝つ為の道具なんだろう」

 それをグラノスは否定するつもりはない。

 というか、否定出来ない。

 この前のレース負けたのだから。

 勝った者が正しい。

 その世界の真理はバイクレースにも適応される。


 グラノスは動きを見せない男に近づき、そして驚いた。

 それはこの任務に先に付いた男、メルクリウス曰く仮ご主人、虹の賢者クロス。

 過去アリスと戦いアリスを退けた紛れもない英雄だったからだ。


「えっと……とりあえずどうした!? 怪我したのか?」

 そう尋ねてもクロスは一切反応を見せない。

 揺すっても、叫んでも、茫然とするだけ。

 心ここにあらずという感じだった。


「えと……グラノス……君。その……任務にはもう一体……いたはず……だけどつまり……その……」

 バイクから降りて臆病になったシンカの言葉。

 短いが濃厚な時間を過ごしてきた相方の言葉。

 グラノスはシンカの伝えない事、クロスの相棒がいなくなった事を理解した。


「……そか。うん。そうだよな。どれだけ凄くても、どれだけ強くても、……辛い時は辛いよな。……シンカ。行けるか?」

 クロスを護る者と定めたグラノスの瞳。

 つい数日前までは普通に生活していただけの、何でもない一般の魔物だった男。

 その男の覚悟を込めた瞳、シンカは頷き答えた。


「……もちろん。僕はその為に、ここに来たんだから」

「俺を巻き込んでな」

「……ごめん。それだけは、後悔してる」

「俺が俺の意思で来たんだ。後悔するな。いや……違うな。後悔しなくて良いんだって、俺が教えてやるよ。行って来い」

 グラノスの言葉にシンカは驚き、そして頷き、くるりと振り向く。

 その瞳に移るは、見上げる様な巨大な捕食者。

 鋼で出来、ワイヤーで獲物を捕らえるこの世ならざる異形、神の雛形。

 普段のシンカなら、きっと怯えていただろう。


 だが、後ろに守るべき民がいて、サポートしてくれる相棒がいる。

 そして空に、戦う為の武器がある。

 怖くはあるが、怯える事はなかった。


 その蜘蛛は、クロスやシンカ、グラノスではなく空を見ていた。

 空から飛来する、自分とは異なる機械の巨体、魔物がヨロイと言葉にするそれを。


 大体十メートル位だろう。 

 蜘蛛からその位離れた位置に、純白のヨロイが落ちて来る。

 落下直後、魔法陣が生まれ衝撃を殺し、地面や自身を傷つけずに降りて来るヨロイ。

 グラノスはそのヨロイに向かって、シンカを投げ飛ばした。

 涙目になりながらもシンカはヨロイの背後に飛び込み、そして、中に乗り込んだ。




 シンカは軍属としてはかなり特殊な部隊に配属されている。

 前線に投入される事が少ないスペシャリストしかいない部隊。

 特務と呼ばれる類の部隊に所属していた。


 特務機攻試作運用小隊。

 それが、シンカの所属された部隊の名前だった。


「来た来た来た来たー! ファッキンスパイダーをぶっ壊すぞ糞グラノス! おらもっと早く動け!」

 そんな声が、グラノスが持つ手の平大の箱から響いた。

「いやお前。この目を使うって事はあれをすぐ使うつもりか? あれの致死率知ってるんだろ? もっと後でも……」

「うるせぇそんな余裕ある相手に見えんのかこれが!? 出来る事全部やるんだぞ。それ位わかれ木偶の棒が!」

「ああもう! 後悔するなよ!?」

「させねーんだろうがお前が! かっかっか! 俺を殺したくないなら木偶の棒じゃなくってちゃんと頭を使うんだな」

 そう言って楽し気に笑った後、シンカはその実験機『Mechanical savagery』を本来の性能となるスイッチに、切り替えた。


 両手両足が、全身が、その体全てが、ヨロイに取り込まれる。

 より精密な動作が出来る様、より効率よくヨロイを操れる様。

 その場所はシンカの体と魔力に適合し、シンカ専用のパイロットルームに変貌を遂げ、ヨロイは全身から咆哮するかのように蒸気を上げた。

「あーははははは! これはなかなかにご機嫌だな! 行くぞ! 心炉を燃やせ!」

 そう叫び、シンカは蜘蛛に拳を叩きこんだ。

 巨大な機械からの、あり得ない速度の拳。

 ぶつかるだけで衝撃波が鳴る様な、そんな威力。

 だが……。

「まだだ!」

 シンカはそう叫び、その腕から巨大な杭が蜘蛛に射出された。


 ガゴン!

 そんな轟音と共に蜘蛛は甲高い奇声を上げ、一瞬だけ、後ろに怯んだ。


「おい木偶の棒! 画面揺れるんだよ! そして遅い! もっと丁寧にかつ早く扱え!」

 目の前の箱からそんな声が聞こえ、グラノスはいらっとしながら叫び返した。

「バイクの片手運転でこれだけって凄いと思うんだけど俺はさ?」

「知るか! 俺が見えづらいって言ってんだよ」

「ああもう! 努力はしてやる!」

 そう叫びながら、グラノスはその箱の側面に取りつけられたカメラを蜘蛛に向け続けた。




 時に生物は追い詰められた時、あり得ない力を発揮する。

 鍛冶場の馬鹿力とも言うべきものだろう。

 特に、人という種族に顕著に見られる特徴だ。

 その原理は、感情。

 ならば、人の様な感情により能力を増幅する機構をヨロイに組み込めば強くなるのではないか。

 そう考えた男により、『ブレイブシステム』は発明された。

 内容はシンプル。

 感情が昂る程ヨロイの力をより高める事が出来る。

 ただそれだけの、強化システムである。


 理論的には、確かに成功と言える。

 だが、これを成功と呼ぶ者は開発者以外にいなかった。

 実戦での致死率百パーセント。

 テストでの致死率ですら二割を超えた。


 理由は単純。

 精密さを要求するヨロイの動作に感情が加わり不安定になる。

 強引に昂らせ引っ張られる感情により行動は直情的になり、動作にヨロイが付いて行けず、本来の力以上に性能を発揮する為関節部の摩耗率が異常な程高い。

 故に、そのシステムを組んだ機体はただの、棺桶と化した。


 とは言え、単純かつ優秀な強化システムである事に違いはない。

 だから様々なアプローチを試みて何とか扱えないだろうかと考えられ、その一つの解が今シンカの乗っている『Mechanical savagery』だった。


 ブレイブシステムのアプローチにおいて最も愚かな発想。

 死亡率なんて物を考えず、より戦闘力を高める方向にシフトするというパイロットの事を消耗品とする内容。

 感情での増幅幅を広げ、よりパイロットに依存するエースパイロット専用のヨロイを生み出そう。

 その発想の元に生まれた、より死亡率を跳ね上げた棺桶中の棺桶。

 それは実験機を扱う専門の部隊にすら封印指定を受ける様な、失敗作でしかないヨロイだった。


 他の機体と違うのは二点。

 ブレイブシステムを更に強化し感情を上げる事で理論上カタログスペックの十倍まで発揮できるようにした事。

 ただし、摩耗率は一切考えずに。

 そして、カメラ機能を一切取りつけられていない事。

 軽量化やらシステムの干渉やら内蔵武装を増やす為だったりと色々な諸事情により、ヨロイ本体に撮影機能がついていない。

 だから今シンカが見ている視点は、グラノスの手にある小さな箱に取り付けられた、低性能のカメラ。

 それだけがシンカの視界だった。


 まさしく最悪の実験機であり、使用を申請したシンカは気が狂ったと思われ休暇を取る様上司に進言された位。

 それでも、現状持ち出せる機体でこれが最高峰かつ最適であった事もまた確かだった。


 絶対に負ける格上相手に食らいつけ、冒涜的恐怖にも感情が飲み込まれない。

 ブレイブシステムにより心と心炉さえ燃やしていれば戦い続ける事が出来る。

 棺桶と称される機体に乗るシンカと、その傍でバイクに乗り走り回るグラノス。

 二体が命を賭ける事により、その機械仕掛けの神相手にも一歩も引かず戦う事が出来ている。


 もう、戦えずに怯えるだけで終わり後悔に苛まれる二体ではなかった。




 シンカは地面に杭を叩き付け、パイルバンカーを再装填する。

 火薬で三発、魔力で三発。

 最大六発まで打てるのが右腕に備えられたパイル機構の強みだった。


「もいっぱーつ!」

 そう叫びながらステップを踏み、蜘蛛の側面に立ち拳を叩きこみ、パイルバンカーを撃ち込む。

 ヨロイとは思えないあり得ない動き、あり得ない動作。

 感情の上振れが激しすぎるシンカ故に、ブレイブシステムは臨界点に達するまでに作動し異常な程の機動性を確保していた。


 ガン!


 その銀に輝く杭はこの世界ではあり得ない程の強度を持つ蜘蛛の体にも大きな穴を開ける。

 感情で動作するからこそ、単純な機構である武器の方がダメージを引き上げられるのも機体の特徴だった。


「シンカ! 左!」

 グラノスは慌ててそう叫ぶ。

 それは、グラノスのカメラの視野から外れていたからこそ、グラノスはシンカにそう叫び危機を伝える。

 慌てて下がろうとするシンカだが、一歩、遅かった。

 振り向きざまの脚の刃、それは叫び声により回避する事は出来た。

 だが、その次なる牙を止める事は出来なかった。


 金属が砕ける様な甲高い音と同時に、シンカはヨロイの右腕に引っ張られる様な違和感を覚える。

 そして次に見たのは、蜘蛛の小さな顎に加えられた銀色の杭だった。

 蜘蛛は、杭をかみ砕き捕食していた。


「……悪いシンカ。カメラの位置が悪かった」

「おう。確かに位置が悪かったな。もっと走れや木偶の棒」

「あいよ」

「……右腕は無事だが……こいつはもういらねーな」

 シンカは右腕にとりつけられたパイル機構を取り外し、蜘蛛に投げつけ、そしてそのまま跳び蹴りをかまし爆発させる。


 ついでとばかりにグラノスも手に持っていた酒をぶん投げ蜘蛛を炎上させた。


「かっかっか! なかなかご機嫌なもん持ってるじゃねーか木偶の棒。どうした? 女とヤる為に隠してたか?」

「消毒用だよ。度数二百三十パーセントなんて濃縮アルコール誰が飲むか」

「良いじゃねーか。今度飲ませろや」

「嫌だよ。不味い酒飲ませたくねぇわ」

「何で不味いって知ってるんだよ」

「あ? んなもん、試しに飲んでるのは当然だろ?」

 そうグラノスが答えると、二体はゲラゲラと品のない笑い声で叫んだ。

 燃え上がり、暴れる蜘蛛を見ながらのご機嫌の二体。


 そして蜘蛛の火が消えた時、二体は同時に確信した。

 これには勝てないと。


「おいグラノス。うまくやっとくからそこの立ちんぼ連れてここから離れろ」

「あ? お前死ぬ気か? 相棒だろ俺?」

「馬鹿抜かせ。何で俺様がふにゃちん野郎共の為に死なにゃならんのだ。適当に自爆させたらとっとと逃げるに決まってるだろ」

 そう答えるシンカだが、グラノスにはわかっている。

 ギリギリまで粘って、そして自分もろとも自爆しようとシンカが考えている事位、グラノスにはわかっていた。


「カメラどうすんだよ」

「適当にその辺に投げときゃなんとかするわ。とりあえず準備しとけ。おら。心炉を、もっと、もっと燃やせ。もっと燃やせ俺ぇ!」

 グラノスは腰につけられた鋼の剣を持ち、叫び、吼える。

 そしてその剣はブレイブシステムの影響に入り、炎を宿した。


「……駆動系の消耗率は軽く見て二割。内蔵武装はまだ豊富だが……特に足は……。おいあんた! 逃げてくれ! あんたさえ無事ならまだ次に繋がるんだ!」

 そうグラノスはクロスに向けて叫ぶが、クロスは一切動かない。

 最初の位置から一歩たりとも動いておらず、まばたき以外にその動作は見せない。


 まるで、何かを確かめている様に、クロスはその場を動かなかった。




ありがとうございます。

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