なろうは読者の顔が見えにくい -なろう・カクヨム比較-
こんにちは、ペンギンの下僕と申します。はじめましてでない方がおられますれば幸甚でございます。
今回はタイトルにもある通り、小説投稿サイトとしての「小説家になろう」と「カクヨム」の比較を、「作者からの読者の認知」という観点から行っていこうと思います。
ちなみにここでなろうとカクヨムを挙げたのは、自分が投稿しているのがこの二つなのと、自分の印象としてなろうとカクヨムに同じ作品を掲載されている、あるいは両方のアカウントを持っている方が多いような気がするという偏見からくるものでございます。
さて、ではより具体的に「読者の認知」とはなんぞや? という話をしますと、ずばり――誰が読んでくれているのかを作者側で把握するということでございます。
カクヨム様はこのあたりが、すごくわかりやすいです。流石にPV一つ一つまでは分かりませんが、小説のフォロー(なろうでいうところのブックマーク)、話ごとの応援のハート、自身へのユーザフォローまですべて通知が来ます。どのユーザー様が、何時間ほど前に、自分の作品またはアカウントにどういうアクションをくれたのかということがすべてわかるという仕様でございます。
一方、小説家になろうでは、通知が来るのは感想・レビュー・誤字報告が書かれた時。あとはランクインした時くらいですね。それ以外は、リアクションもブックマークも評価も、お気に入りユーザー登録された時も、いつされたのかは分かりません。
ブックマーク、リアクションについては如何なる方がいつしてくださったのかもわかりません。ブックマークについては、ユーザーページで公開はされますが、そこから新規ブックマークしてくださった方を探そうと思うと、今自分の作品をブックマークしてくださっている読者様を把握した上で、人様のユーザーページをひたすらに行脚する必要があります。
これが、感想をくださった方であったり、SNSで絡みがあった方であれば、「もしやこの人かな?」と当たりをつけることも出来ます。ですがなろうにはブックマークブック非公開機能もありますし、縁故の無い方からのブックマーク、評価であれば探すことはほぼ不可能に近いでしょう。
まあそもそもの前提として、特定してどうするんだ、と聞かれればそれまでではございます。結論から申し上げますと、特に何もしません。というか、そんな特定行脚自体しません。
せいぜいが、ブックマークなどが増えていた時に「自分の作品を読んでくださっているのはどういう人なのだろう?」という好奇心は湧くよな、というくらいの話です。ただし強いてもう少しいうのであれば、叶うのであれば読んでくださっている方に、せめて心の中でだけでも名前を読んで感謝したいと思うことがある、くらいでしょうか。
誓ってそれ以上のことはしません。無論、感想やSNSのリプなどを有難くもいただければ、御返事はさせていただきます。ですがそういったものも無しにこちらから読者様を特定して「読んでいただきありがとうございます!!」みたいなDMとかをするのは、それはもう危ない行為だと思っているのでやりません!!
先ほど好奇心と言いましたが、より踏み込んで、書き手としての意見を言うのであれば、読者様の傾向が知りたいというのはあります。どういう作品を書いている人、どういう作品をブクマしている人が読んでくださっているのだろうということを知りたいと思う時がある――せいぜいそれくらいですね。
さて、ここまでなろうとカクヨムにおける「読者の認知」の違いについて書きましたが、これは別に、どちらが良い悪いという話ではありません。私見を語らせていただくと、カクヨムは読者↔作者の透明感を重視して、なろうのほうは作者には「読者を認知したいならば感想・レビューを書かれるような作品を書け」と、そして読者には「読み手の自分を作者に認知して欲しいならば感想・レビューを書け」というスタンスなのだろうと思っております。
自分は「小説家になろう」「カクヨム」しか利用したことがないのですが、他の小説投稿サイトでは読者↔作者間の認知システムというのはどういったものなのかなど、教えていただけますれば嬉しいです。




