表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/26

不敬罪って知ってる?

一週間は過ぎてしまいましたが、なんとか更新です。

コメントありがとうございます!

相変わらずの亀更新ですが頑張ります。





「まぁ!リロイではありませんか!

相変わらず可愛らしい子猫みたいね。」



「相変わらず優秀で領民思いね!

さすがアリサの愛する弟ね!きっと貴方の代でウォルクラウンは安泰ね。」



そんな空気をあえて無視するように美女二人、ラクーアとセレーナはリロイに声をかける。



「エレクトラ、久しぶりね!

今晩は実家に泊まれる事になったから色々話しましょうね。

お土産も用意しておりますのよ。」



セレーナはそう言ってエレクトラにも微笑んだ。



「お姉様…!

本当ですか、それはそれは嬉しく思いますわ。」



こんな空気で飛び上がってはしゃぐことはできなかったが、それ位には嬉しい。

エレクトラは長らく馬鹿王子の婚約者として縛り付けられていた。

迂闊に国外に行くこともできず、行けても外交としてであり姉と会っても国の代表としてしか話せなかったのだ。



「ふふ、私もよ。

それよりもリロイ、眉間にしわがよっていてよ。身内だから怒りもひとしおでしょうけど、静めなさいな。」



父親を睨み付けるようにしたまま動かないリロイにセレーナはするりと近付き、肩を叩いた。



「セレーナ様…」



「リロイ知っていて?

貴方の両親は今や顔だけ貴族と社交界で噂されるけど、昔はそこそこ優秀でしたの。昔は、ね。

ですから貴方はそのそこそこ優秀を引き継いで、そしてアリサに育てられたことと自身の努力でとても優秀になれました。そこは感謝なさい。

能力値は全て貴方にいったの。

妹さんは外見だけ受け継いだのだから、中身が伴わないのは仕方がなくてよ。

甘やかすだけしかせず、忠臣の言葉にも耳を貸さず、増長させる。

こんなことをしていて子どもが真っ当に育つはずないわ。

貴方はできる限りの事をした。

後は親の責任よ。どうしようもない者達に怒るだけ無駄というものよ。」



美しく微笑んで、セレーナは毒をはいた。

思わず、リロイの怒りもほどけてひきつる。なんとなくそうじゃないカナーとは思ってた両親の評判をまざまざと聞くのはちょっとこたえた。



「妹さんは確かに顔は極上でしょうけど、見たところそれ以外が壊滅的ですから上位貴族はもちろん、中位にも嫁ぐのは難しいですわね。

ましてや他国など男爵位でも厳しいですわ。

ウォルクラウン家は昔は美しい娘や息子を他家や他国に嫁や婿に出すことや受け入れることで力を増してきた貴族。

文官を多く輩出してきた事で広大な領地を持たずに今の地位におりますのよ?

その事を妹さんは知ってまして?」



おっとりと話すが、ラクーアも容赦なく追い討ちをかけてくる。


急に話をふられたシンシアはぱちくりと目を瞬いた後、言った。



「ごちゃごちゃとうるさいですわ!

なんですの、名乗りもせずに!

男爵位にも嫁ぐのが難しいですって?ふざけないでちょうだい!!

私は誇り高いウォルクラウン家の娘ですわ!王妃にだって帝国の后にだってなれると言われていますのよ!」



それを聞いた瞬間、リロイとゼベットはお家断絶の危機を感じたという。


ちなみにリロイの父親は倒れた。




今月中には更新しようと思います。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ