S&W M360J SAKURA
S&W M360J SAKURA
前回に引き続きこちらも取り上げるかどうか非常に迷った銃ですが、やはり日本を舞台とするならばこれで戦わないといけない状況もあると思いますので、紹介していこうと思います。
通称:チーフスペシャル・エアライト・スカンジウムとの呼び名を持つモデルの、日本警察用にカスタマイズされた銃となります。装弾数はこれまで紹介して来たニューナンブやチーフと同じく5発です。全体的に寸詰まりと言うか、丸みを帯びつつも無骨なデザインとなっており、グリップのフィンガースパーとランヤードリングが特徴的に思えます。現在も配備数は増加しているとの事ですが、ニューナンブやM37を全て置換するまでに至るかは非常に疑問な点でもあります。
メディアへの露出はそれなりにあるようで、代表的な所ではドラマ相棒やSPECの続きとなるSICK’S、他には漫画等で警察拳銃として活躍しているようです。しかしながら知名度が高いとは言えず、無理やりこの銃を使う状況を作り出す必要性もあまり感じられないため、その辺はよく考えなくてはいけないかと思われます。警察官が主人公となる場合であれば、存在意義としては十分ではないでしょうか。
逆に考えると、状況次第では入手しやすい可能性があります。ゾンビ物なら死んだ警官から奪ったり、警察署で入手する等の方法は可能と考えます。ただしこの種のリボルバー全般に言える事としてやはり命中精度等の問題もあるため、終盤まで本銃を使い続ける必要はないと思います。その場凌ぎや物語がある程度進むまでの繋ぎとしてであれば十分に活躍するシーンは作れそうです。




