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神と魔王の弟子は魔法使い 〜神喰いの継承者〜  作者: ルド
第4章 弟子の魔法使いは試験よりも魔神と一騎討ち(でも試験荒らしてトップを蹴落とす)
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第57話 妹の気持ちと求めていたもの(弟子はあの力と共に異常事態を感じ取った)

 ブーッ!! ブーッ!! ブーッ!!


「うわ!? なんだ!?」

「落ち着け。ダンジョン内のセンサーが何か反応したようだ」


 外の監視室の監視モニターが反応して、警報が激しく鳴り響く。

 まだ寝起き状態だった教員が驚きの声を上げる中、別の教員がパネルボタンを操作して調べる。

 他の教員も何事かと釣られて画面を見ていると、画面の方で反応した何かが映し出される。


 

「こ、これは……」

「え、嘘……」


 するとボタンを操作していた教員の手が止まる。

 映し出された龍崎刃の生存予想が……危険域に達していた。


「い、いや何をボケっとしてる! すぐに警備に伝えんかッ!」

「……ッ!」


 他の教員も同様に唖然とした様子で固まるが、数秒で正気に戻り慌てて警備の者へ連絡をしようと置かれている受話器に手を取った途端───。



 ダンジョンの入り口の扉に仕掛けられていた『魔法爆弾』が激しく爆破を起こす。

 階級が高いの警備が二名もいたが、まともに抵抗も出来ず吹き飛ばされてしまう。


 彼らが虫の息で転がっていた頃には、ダンジョンの入り口は瓦礫の山で完全に封鎖されていた。





「っ!? チッ!」


 金色の爆炎に飲まれていた隆二であるが、咄嗟に全身を防御の魔力で覆っていた。

 多少の火傷を負ってしまったが、まだ収まらない爆炎の中から飛び出す。想像以上の攻撃に油断したと舌打ちするが……。


「『鳳凰の金爪(ホウオウ・カネヅメ)』!」

「ッ!」


 いち早く気配を察知した隆二は刀を横に引き抜く。

 鳳凰と合体して背中に金の翼と足に金色の鉤爪を生やす尊の鉤爪を受け止めた。


「戻ってもらうぜ?」

「どうして動ける尊!? 契約違反で敵対行為が出来なくなる筈だ!」


 本人の意志に関係なく契約に反する行為が出来なくなる強制力。

 本当に貴重な魔道具も使っているので、効いてない事はあり得ないが……。


「決まってるだろ? オレは何も違反なんてしてねぇよ!」

「なに!?」


 ドンと両翼を叩き付ける。

 隆二の体はそのまま炎の方へ飲み込まれようとするが。


「ゔっ……!」


 強引に反転すると両手で握り、冷気で青白くなった刀を爆炎に向かって振り下ろす。


 白坂流剣術───『白刃(ハクバ)


 巨大な炎の塊が縦に真っ二つに斬れて真ん中にスペースが出来た。

 着地してさらに炎を消そうと隆二は刀を振ろうとするが、邪魔するように炎の弾丸を撃って尊が接近する。


「ッ、違反してないとはどういう事だ!」

「アンタ! 自分で用意した癖に契約内容を覚えてないのか!」


 左右の翼を大剣のように振るって隆二の刀と対峙する。

 指先からも炎の弾丸を飛ばすが、反応が早い隆二は勘付くと飛ぶように後退。素早く刀を振り回して弾丸を全て弾いた。


「……条件は破ってるだろ?」

「もし破ってるなら引き渡しの時に契約魔法が反応してるだろ?」


 それがなかった。つまり尊は本当に契約を守ったという事だ。

 つまり尊が守るべき条件は完遂しており、今度は隆二が条件を守らねばならない。


「姉貴の件を忘れたらアンタが苦しむ事になるぜ?」

「分かってる。そちらは後日必ず果そう」


 でなければこちらが只では済まない。強力な故に平等。

 どんな方法を使ったか知らないが、偽者の龍崎刃の無力化と引き渡しで、四条尊の契約条件が完遂されてしまった。


「そうだ。それは後日でOKだ」


 翼を振るわせて何枚もの金色の羽が舞う。

 それが炎となって螺旋状の槍のような形になる。

 周囲の炎も檻のように形状が変化して、巨大なドーム状のリングのように二人を囲んでいた。


「だからもう少し付き合えよっ!『白き豹氷』ッ!」

「後悔するぞ!『火の化身』ッ!」


 だが、ここまでやられては隆二も逃げる気などとっくに失せている。

 魔力で集まっている冷気が虎のように形態変化すると、同時に槍を振りかざす尊へ獣ように飛び掛かった。


 真っ白な氷の豹牙と金色に染まる炎火の鳳凰。

 対局的な二つの力が激突した事で周囲への影響が大きくなり、彼ら以外が誰も居なくて(・・・・・・)幸いであった。 





「潰れな。『電磁気の重装拳マグネット・ガントレット』ォォォォ!」

「ぐああああァァァァァ!?」

「羽山ッ!?」


 また一人、鬼苑阿久津の『磁魔法』の餌食になる。

 一体何処から持ち込んだか、双子が用意した大量の鉄屑と砂鉄が混ざり合う。

 ロボットのような巨大な拳になって藤原チームに襲い掛かっていた。


「よし、二人目だ。クククッ、次はどいつを潰してやろうかァ?」

「鬼苑貴様ァァァァァッ!」


 さらに仲間をやられて憤る副リーダーの大武。棍棒のような魔道具を構えて挑もうとするが……。


「っ、危ねぇ!」


 その空気を無視するように、上空から鬼苑がいる真下へ砲撃のような魔法の光線が何発も降り注ぐ。

 反応して鬼苑は装着している巨大な拳の方で光線を全て防ぐ。光線の雨が止んで防御を解くと、呆れた顔で随分と距離を取った臆病者へ目を向けた。


「少しは戦いを楽しむ心は無しか? 小者みたいにコソコソして撃たないと攻撃も満足に出来ないとはな」


 声もどうせ聞こえていない。

 護衛で一人付けて藤原は鬼苑や双子からもずっと距離を取っていた。


「ねぇ、本当にこれで勝てるの? なんかこっちがピンチな感が全開なんだけど?」

「見事にピンチですよ? もう別階層へ逃げるプランも考えてますし」


 藤原が護衛として任せているのは、昔からの付き合いのある堀井という女子。だからか藤原も彼女が相手だとかなり本音(毒に近い)を言う事がある。


 一番信用出来て実力も男子に匹敵する事からよく側に付いて貰っている。鬼苑に勝てるほどではないので、もし攻めて来られたら負けるのは必然だろう。


「うわーマジか。じゃあ逃げない? アタシは別にそこそこの成績さえあれば良いし。今ならアンタを抱えて上の階まで走って逃げれるけど」

「そうしたいのは山々ですが、まだ四条と白坂(向こう側)の決着が付いてないんです。それなのに逃げたらそれこそ拙い未来しか待ってません。もう少し粘ってください」

「アンタの方が鬼じゃん! いや悪魔じゃん!」


 回復も済ませて最大チーム人数の五人で最下層まで降りていた。

 最下層の危険度や口止めも考えて自分達のチームしか連れて来なかったが……。


「数が足りませんね。個人のスペックでは鬼苑君も厄介ですが、あちら(・・・)の方は一つどころか……」


 少し視線を動かす。鬼苑たちが戦っている場所とは違う。もう一つの戦場は……。


「“燃やせ”──『炎蒼灼の地獄(フレイム・ヘイム)』!」

「「吹き飛べ『無絶の爆撃(プロージョン)』」」


 巨大な蒼き炎龍が槍と剣を持つ双子と相対している構図。

 双子が放つ爆裂で辺りにも蒼い炎が飛び移り、赤い世界に蒼い炎が塗られていた。


「地獄界ですね」

「流石アンタが欲しがってる一族の女だね。凄いのは弟の方だと思ってたけど」

「違います。彼女の方じゃありません。確かに彼女も派生属性の使い手ですが」


 藤原が言っているのは双子の方。遠目であるが、魔力の感じから藤原には理解出来てしまう。


「明らかに手を抜いてます。意図は読めませんが、四条さんに勝ち目はありませんね」 


 藤原輝夜の脳裏では既に撤退案が濃くなっている。

 龍崎や四条だけならまだ残る案もあったかもしれないが、鬼苑チームの規格外な双子まで参戦している。

 勝算を見極めれないほど彼女も愚かではなかった。

 


 ただし、現在ダンジョン内で起きている異変には、まだ気付いてはいなかった。



「素晴らしい。これほどのイベントをこんな場所で見られるとは……!」


 ──魔神の使者。スーツ姿から黒っぽい姿となった長谷川はそれらの戦いを眺める高い岩場まで移動している。

 面白そうに燃え上がる二箇所と荒れている戦場を見渡して、恍惚そうな表情で手のひらサイズの石を取り出す。


「これこそ混沌、これこそ混乱! 我が主人に代わって私が色を塗ろう!」


 その石は撒き餌。その階層にいる魔物たちを呼び集める危険種の材料。年明けの騒動で魔神が盗んだ物の一つだ。


「我が主人よ。どうか私にお力をお貸しください」


 長谷川は自身の中に宿っている魔神の魔力を混ぜ合わせる。

 石に魔力が込められるとさらに高く放り上げる。



「『悪魔神の邪光(デーモン・ライト)』」



 闇よりも濃い。

 暗黒の力がその階層の空を駆け巡った。






「薄々、こうなる予感がしてました」


 哀しげで緋奈がそう漏らした。

 今さら隠しても仕方ないと諦めの気持ちもあるのか、やや顔を俯いて俺の方を振り返っていた。


「警報付きのバッジを破壊した。表で監視する教員たちがすぐ気付いて警備を連れて来る。その前に逃げた方がいい」

「訊かないんですね。私が此処にいる理由」


 訊かなくても分かっていたから質問自体を考えてなかった。

 だからか、俺が全てを察していると理解して、顔を上げた緋奈の表情に哀しさが増していた。


「つまり前回の件も知っているわけですか。あのメールの警告は何の意味もなかった。今回も(・・・)そうなんですね」


 メールとはマドカがしたやつか。

 そういえば俺は知らない風にして、春野たちへの報復を阻止させたんだ。……今回も(・・・)


「まぁ、こちらも彼女のお友達を使って兄さんを追い詰めようとしましたし、こうして自ら乗り込んで来たので破られても仕方ないのかもです」


 もしくは心の何処かで既にバレている。そう思っていたかもしれない。

 そんなにショックを受けているように見えず、俺はゆっくりと彼女に歩み寄る。


「どうしてそんなに俺に拘る? 緋奈は俺をどうしたい?」


 家と俺の為と言って俺を家から追い出した。けど内心は俺と仲直りしたいだと涙を流したあの時知った。他の会話はともかくその気持ちは嘘じゃないと感じた。でも……。


「俺がこうして会いに来たのは、お前の本心を知りたいからだ」


 今では昔から俺を嫌っている隆二さんと手を組んでいる。

 未央まで動かして俺を学園から追い出すことに加担した。公になったら絶対にタダでは済まない。神崎家の名を汚した罪は決して軽くない筈だ。

 なのに緋奈がここまで来てしまっている。後継者であるのに正気とは思えない。兄であるのに緋奈の真意がどうしても分からなかったが……。


「……兄さんは私の全てでした。昔も今も」


 ポツポツとした呟きが漏れる。

 

「神崎家の娘。それだけで同い年の子たちは私を恐れて、大人たちは私を常に特別扱いしてました」


 深い憤り。哀しさよりも苛立ちに近い感情が窺えていたが……。


「あの家は私にとって檻でしかありません。自由から最も遠い世界でした」


 だけどそこから浮かべる緋奈の表情は、何かを求めるような欲求に近いものへ変わっていた。


「兄さんが側に居てくれたから、私は私でいられたんです。兄さんが居なかったらずっと昔に私は私で無くなっていました」


 そこで俺は緋奈が何を求めているのか、何の為にここまでやって来たのか、あり得ないと思いながら推測してしまう。


「なのに周りは兄さんを否定する者ばかり、終いには家の為という理由で排除する。理由が何であれ白坂も例外ない。桜香姉さんの事なんてお構いなし。寧ろ姉さんが邪魔してると言っていい。時が来るまで待つって約束したのに」


 やはりあり得ないと首を横に振ろうとするが、手を伸ばしてくる緋奈を見て、その考えがより核心へ近づいてしまった。


「求める事がそんなにダメなの? 得たいと思うのが罪なの? そんなの絶対納得できない。いや、したくない! 兄さんは私の物なのに! 兄さんは変わった! 誰かが兄さんを中から変えたの!」


 気付いたら敬語口調が消えている。同時に苛立ちの対象が俺以外の全てなのだと悟ってしまう。


「気付かないと思った? 強くなったとか性格が変わったとか、そんな領域の話じゃない。兄さんの中で大きな変化を。何かが根本的に変わっているのを私は感じた! あの時、年明けの事件で再会した時にはもう別人だった! 兄さんと同じ姿や声や仕草や記憶が一緒でも、私の中では何かが違うって言ってる!」


 変わった原因は彼女自身じゃない。

 俺の存在も関わってしまっていた。何年も疎遠になっていながら、彼女の中では何処まで強く残っていた。


「家の立場なんてどうでもいい。手にした力なんてどうでもいい。私が欲しいのは昔からずっと同じなのに何でみんなして邪魔するの? 私は、それ以外はいらない! 兄さんだけは、兄さんだけは私の……!」

「緋奈、お前は───ッ?」


 どう言えばいいかまだ決まっていない。それなのに開こうとした口が途端に閉じた。

 背筋に懐かしい殺意を、心臓が止めるような魔力を感じ取る。


「ッ!」

「に、兄さん?」


 俺の表情が一気に険しくなって緋奈が戸惑っているが、俺は手で待つよう促して周辺の魔力を探り出す。すると……。


「上?」


 何かが空を舞ったように見えた。いや、視えたと言うべきか。

 普通じゃない魔力が無数の流れ星となって、空から地上へ降り注いだように見えた。……この近辺でもだ。


「緋奈、周囲を警戒しろ。何かマズイ事が起きてる。もし隆二さんとも話せるならすぐに戦闘を中断して周囲を警戒するように伝えろ」

「は、はい、トランシーバーを借りてるので大丈夫です」


 俺の言葉に緊張した様子であるが、返事すると持っていた長い袋から愛用の剣を取り出した。柄までガラス細工のようなデザインであるが、それは彼女の魔法を活かす為の使用。『派生属性』は日々磨いているようだ。


「ミコ、聞こえるかミコ。緊急事態だ。すぐに戦闘を中止してこっちに来い」

『何かあったのか? 良いところなんだが、隆二さんの方も急に神崎と話してるが』

「異様な魔力が周辺で発生した。嫌な予感がする。何とか一度戦闘を止めてここから離れ──」


 直後、またしても悪寒が走るが、今度のは向こうで散々身に付いた魔物の気配。

 すぐさま銃を取り出す。緋奈を庇うように前に出る。気配は全方位からするが、何となくヤバそう方向を庇うように立つと……。


「兄さん……」

「ああ、これはヤバそうだ」


 近づいて来る気配と共にそれらは姿を現す。

 種類は様々であるが、炎タイプのリザードマンだ。それも武器ばかりの前衛だけじゃない。後衛の弓使い以外にも魔法使いも紛れてる。

 空からは数体の紅いワイバーンが飛び回っている。リザードマンはD、Cランクだが、ワイバーンは間違いなくBランク以上はある。


「どうやら群れごとやって来たみたいだ。」

「でも変です兄さん。この辺りは安全地帯(セーフティー)の筈で魔物は寄って来ない」

「さっき俺が感じた魔力が寄って来るようにしたってことだろうな。藤原も鬼苑の方も流石に戦闘も中断したらしい」


 双子たちがいち早く気付いて周りに伝えたようだ。

 疑わしげだったようだが、魔物たちの出現もあって両者ともに緊急事態だと理解し警戒していた。

 とそこで緋奈が訝しげな顔でこちらを覗いているので何だと振り返る。


「疑わないんですか? 私たちの仕業ないかって」

「じゃあ念の為に訊くが、これもそっちの策略か?」

「どうします? そうだと言ったら」

「しばらく見ないうちにアホになったと隆二さん含めて拳骨コースだ」


 違うことぐらい分かる。あの魔力を感じた時点でもう全く別枠だと理解していた。

 忘れる筈がない。あの人に似た嫌な感じ、年明けの騒動の時や学園のダンジョンでの一件と同じだ。こいつらも───。


「そこだ!」


 躊躇いなく感知した方向へ銃を撃つ。

 気付かれないように少しずつ接近していたようだが、俺の弾丸を受けそうになると暗黒の魔力を纏った手で弾いて、景色に溶け込んでいた状態を解除して姿を現した。



「アンタは確かさっきまで隆二さんと一緒にいた」

「1年戦術クラスの担任を勤めている長谷川だ。前にも会ったよな?」



 さっき見たスーツ姿じゃない。何処か異世界人をイメージさせる黒い衣装を身に纏っている。笑顔であるが、身体中から周囲の魔物よりも濃いあの人と同じ魔力を感じた。


「アンタが魔神なのか?」

「質問を返すようだが、君にはどう見える?」


 返された。なのでジッと男を観察するように見る。見た目だけならただの人間に見えるが……。


「魔神にしては弱く見える。少なくとも俺の知ってる魔王よりも弱いな」

「回答としては些か明確ではないが、まぁ正解としておこう。そうだ。私は魔神ではない」


 そこで掛けていたメガネを外す。

 さらに服の中から真っ黒で先端に紅い石が填まった杖を出す。


「私は主人の従者だ!」


 高々と空へ掲げる。と暗黒の魔力が雷のように天へ昇る。

 やがて赤い空に暗黒の雲が発生して中心に映像が浮かび上がる。以前師匠がやった映像魔法に似たものだろうが、問題はそこに映し出された人物についてだ。

 

「桜香……!」


 幼馴染の白坂桜香。

 六日目に助けて以降は居場所も確認してなかったが。


 そんな彼女が何処かの巨大な柱に縛られた状態で姿を現した。

 終わりそうな終わらないが続きます。ごめんなさい。

 今回は妹の件を片付けることに集中しました。散々引っ張りましたが、結局こんな感じです。なかなか上手い感じにいきませんね(汗)。

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