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チャプター2 プロローグ

「――はい、じゃあみんなもうスキルは選び終わった? ……選び終わったわね。じゃあ、そのまま列に並んでおいてー!」


 ……は? おいまさか。一人ずつとか、自分のタイミングとかではなく――。


「じゃあ最後に確認よー! さっき説明した通り今回の達成目標は、大多数の()()()()()()()()()()()()! 期限は無期限! ……うーん、そうねヒントはぁ……。自分で考えて! 行っくよー!」


 全速前進だあっ! なんていって所長が嬉々としてアクセルを踏む。総勢250人強のプレイヤーたちが、上下左右に吹っ飛んでいく。――あっはやもう来て――。


 ドバコォンッ!


 聞いたこともない体の悲鳴を聞きながら、螺旋に回転する僕の体は空中でどこかに溶けるかのように転送されていった。


 ――――――――――――――――――

 ――――――――――――

 ――――――――

 ――――

 ――


「――ハ!」


 見えるはきらびやかな王宮の一室のような空間。装飾に凝っているのか部屋の各所に宝石やタペストリーやらが飾られている。しかしそれでいて上品なのは、所々に観賞用の花々や草木が飾られていて、見事に土壁とマッチしているからだろうか。


 そしてその部屋のなによりの彩りは、絵画でみるような()()()()


 美の極致とも言ってもいい、エルフたちだ。美人は服装を選ばないというが、まさにその通りだろう。

 白い、質素な布が幾重にも重なったようなドレスに、1つ2つほど装飾品を着飾っている。質素だが、彼女たちが着るとゴージャス印象を受ける。


 そうしてぼうっと見ていると、彼女たちも驚いた顔をしていることに気づいた。ひそひそと、なにやら話し出している。「――さか、……こうする……て」 よく聞き取れない。


 しかしそれを打ち切るかのように、王座のような椅子に座っていたエルフの女性が立ち上がり、()()()に向かってこう言った。



「おお、勇者様方! どうか我らをお救いください! あの邪悪な女神に仕える悪しき醜い魔族の手から、我らをお助けくださいな!」


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