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【星の魔術大綱】 -本格ケモ耳ミステリー冒険小説-  作者: 宝鈴
第10章【Del Cossa】デル・コッサ
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■キャラ紹介&用語解説②

主に第4章から第10章までのキャラ紹介です。

年齢と民族の隣に初登場回を記載しています。



◆役場の警備◆


【マドカ・サイモン】 28歳 灰耳梟(はいみみづく)族 第1章

何を考えているかは分からない。下宿ラタ・タッタに住む役場の夜警の女性。ショーンのはす向かいの部屋に住む。キョロリとした眼球で、首を自在に動かせる。マイペースな性格で男遊びはとても激しい。夜警の前職は喫茶店のウェイトレスをしていた。アーサーとは飲み仲間。


【アントン・ハリーハウゼン】 22歳 洞穴熊族 第3章 

乱暴で甘えん坊なドラ息子。ヴィクトルの一人息子で、マドカと同様に役場の夜警をしている。ショーンより2歳上で、子供の頃ショーンに怪我を負わせた過去がある。ユビキタス先生には頭が上がらない。


【マルセル・サマーヘイズ】 17歳 砂犬(すないぬ)族 第8章

新人の役場警備員で、昼行性にもかかわらずマドカに付き合わされている。趣味はジョギング。しばし砂漠で彷徨ったようなボサボサの毛をしている。学校時代はひそかに紅葉のことを案じていた。実家は西区の北大通り沿いにあり、実は酒場ラタ・タッタの近所に住んでいる。



◆サウザス新聞室◆


【アーサー・フェルジナンド】 28歳 森狐(もりきつね)族 第4章

燃えるような赤髪とハンチング帽が特徴。新聞室の有能記者にして問題児。貧民街に祖母とアパートに住む。右耳にエメラルドのピアスと銀のピアスをつけている。ジョゼフ社長にクレイト行きを勧められている。事件について何か秘密を知ってるようだ。


【モイラ・ロングコート】 40歳 土栗鼠族 第4章

優秀な新聞室長、新聞室は彼女に支配されている。常にロングコートを着ている。社長を顎で使い、今まで自分が担当した新聞記事の内容をすべて覚えている。寝ているところを見た人物はいない。


【ジョゼフ・タイラー】 53歳 円梟(えんふくろう)族 第4章

いつも眠たそうな顔をしている。苛烈な人間の多い出版社にて唯一温厚な社長だ。新聞にはタッチせず季刊雑誌を取りまとめている。1階に社長室があるが、なぜかいつもモイラの傍にいる。交友関係は広く、ラヴァ州中に知り合いがいる。いとこは水道工事の店長だ。



◆アルバと警察◆


【クラウディオ・ドンパルダス】 43歳 桃白豚(とうはくとん)族 第5章

オックス州出身のアルバで、魔術学校時代はショーンの母と同期。現在ラヴァ州とオックス州を中心に帝国調査隊として活動中。楽天的な性格で、洒落物。彼の傍によると薔薇のコロンの香りがするらしい。


【ブーリン警部】 48歳 崖牛(がけうし)族 第5章

州警察の警部。立派な顎髭を持ち、恰幅がよく、警部になるべくして生まれたような風貌である。今回の事件を担当する。クラウディオにはたびたび調査の依頼をしているが、そのたびに青筋を立てている。ナッツコーヒーが好き。


【ペーター・パイン】 27歳 芝兎(しばうさ)族 第10章

州警察の刑事。きゅるんと潤んだ瞳にマッチョな肉体を持つ。ひょんな事からリュカと友人になった。趣味は筋トレしながら本を読むこと。工芸品が好きで、鍛治師オスカーのファン。正義感は人一倍強いが、息をするように嘘をつく。


【ベルナルド・ペンバートン】 53歳 蟻食(ありくい)族 第4章

監察医。ラヴァ州警察に協力し、主に州東部で事件や事故の検視を行っている。小柄なヴィクトルよりも背が低く、モサモサな尻尾を衣服に収納しているためふくよかに見えがち。集中すると舌をチロチロ出す癖がある。



◆酒場ラタ・タッタ◆


【オッズ】 59歳 黒輪猿(くろわなさる)族 第2章

酒場ラタ・タッタの太鼓隊のリーダー。彼の太鼓は人の心を癒やし、潤す。若い頃は太鼓ひとつでルドモンド大陸を渡り歩いた。今はひっそりと酒場ラタ・タッタで暮らしている。酒はビール派。


【酒場のオーナー夫妻】 第1章

酒場兼下宿のラタ・タッタの4代目オーナー。夫であるマスターはバーテンダー。妻である女将さんはシェフとして働いている。彼らこそラタ・タッタの名物なのだ。ショーンや紅葉の第二の両親のような存在である。



●用語解説●


【マナ】MaNa 第7章

魔法のパワー。ルドモンドに住む民族の体内にある小さな粒子。これを放出して呪文を打つ。 ただし呪文が使えるほど多量のマナを持つ者はごく僅か。放出したマナは時間が経つと回復する。マナの量はある程度遺伝する。


真鍮眼鏡アイヴィー・ヴァイン】 Ivy Vine 第7章

アルバ専用の眼鏡。真鍮色で、蔦の葉の装飾があしらわれている。マナの調整がしやすくなり、使用した呪文が記録される。レンズは望遠鏡や顕微鏡にもなり光も出せる。マナのない人間にとってルドモンドで最も重い鉱物より重たく感じる。


【帝国調査隊】 第7章

アルバの職業の一つ。警察や民間では困難な事件を呪文の力で調査・解決する。アルバは認可を受けた州外での呪文を禁じられているが、帝国調査隊は帝国全土で活動可能。464年前に怪物退治のアルバ、パーシアス・ミケネが創設した。


【曜日】 第8章

一週間は7日あり順に、きんぎんみずかぜもり曜日となっている。それぞれの曜日には名前に応じた神様がおり、七曜神と呼ばれている。人々は曜日と神様に合わせた行事や行動、休日を取っている。


【とある組織】 第9章

アルバ志望の子供を集めて、思想教育を行っているらしい。民族浄化を目指しているらしい。州都クレイトに事務所があり、ユビキタスが所属しているようだ。10年前、アーサー父が組織を調査中に姿を消した。

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