第4話 門番トラップ
第4話です。
基本のトラップ2本立てです。
結構引っ掛かるよねぇ♪
第4話
「あちゃ〜、結構並んでいるなぁ〜。初日だからしょうがないのかな? 」
私は門の前に並んでいる20人程の人達の後ろに並ぶ。
並んでいた前の人に聞くと、何でも門に旅人が殺到しているにも関わらず、門番の審査自体は通常通りの仕様ため渋滞しているそうです。
回りの人は"GM何やってるんだ"とか"運営〜〜大丈夫? "とか聞こえてくる。
多分、妖精の後始末で忙しいのだろうと思い心の中でGMさんに御祈りをしておく。
〔南無南無 (-人-) 〕
暇なので、ステータスの確認でもしながら待つことに。
なお、ステータス画面は他人には見えない仕様だそうです。
〔GMさんがそう言っていたけど、妖精は見えていた様な………運営側は見える仕様かな? 〕
ステータス!
PC名:sin
種族 :龍人族(水)
職業 :
レベル:3
HP :350/350
MP :140/140
状態 :〈種族ペナルティー1/4弱体中〉
称号 :[妖精を癒した者]
固有スキル
[部分龍化] レベル1(1ヶ所)
[龍魔法] レベル2
(水2.火1.風1.土1.氷2.雷1.光1.闇1)
[龍眼] レベル5
(鑑定5.千里眼3.威圧2)
[龍剣術]レベル3
(刀3)
[龍砲撃]レベル1
(氷.水)
メインスキル
[鍛治]レベル1
[革加工]レベル1
[錬金術]レベル1
[陰隠]レベル5
[アクロバット]レベル3
サブスキル
[料理]レベル1
装備
頭部 :初心者の鉢巻き
防具上:初心者の胸当て
防具下:
防具腕:
防具足:
防具靴:初心者の靴
中着上:初心者のシャツ
中着下:初心者のズボン
防具他:
鞄 :初心者のアイテム鞄(6種/20個)
アクセ:
武器 :初心者の刀
資金 :2,000G
何か変な称号があるな?
[妖精を癒した者]?
〔何だろう? ……ポチっと! 〕
[妖精を癒した者]
解説:チュートリアル隠しクエストをクリアし者の証
効果:魔法効果+補正
PS.今回は色々ありがとうございました。また次も宜しくお願いします。(運営及びGM )
………この称号、イラネェ〜!
基本、あの妖精にはこれ以上は関わりたくねぇ〜!
〔二度と出て来なければ良いけどね(笑) 〕
[龍眼]と[陰隠]、レベル上がったからなぁ~。
まぁ、隠れながらウサギ鑑定しまくってたからなぁ~。
〔GMさんが見ていて引いていたしなぁ~ 〕
例のマント妖精のマント、はまだ装備していない
色々と目立つからね、あのマント!
〔バッグの中に入れといてあるよ! 〕
あ、フィールドだからペナルティ発生してるらしいしねぇ。
ただ、元々の数値が分からんし、見えないから良く解らん?
暫く入場の為に並んでいたけど、6人前に並んでいる猫人族の女性の前に、後から来た長剣装備の犬人族の兄ちゃんが割り込んだね?
クロネコさんが犬人族の兄ちゃんに注意していた。
〔雲行きが怪しくなってるよ! 〕
おい、ここで剣を抜いたら不味いだろう! って犬人族の兄ちゃんが斬りかかりやがった!
お、上手く避けたね。クロネコさんやるね!
〔リアルで何か武道でもしてるのかな? 〕
避けられて更に怒った犬人族の兄ちゃんは、クロネコさんに長剣で斬り掛かるが、更に避けられる!
その騒ぎに、異変に気付いて飛んできた衛兵さんに簡単に捕まってどこかに連れて行かれていた?
〔ナンダ? ここの衛兵さんは強いな! 〕
ようやく順番が回って来たので、《始まりの町イースト街東門》と書いてある門を潜る。
潜った先の詰め所に誘導され、簡単な審査(犯罪歴やPK歴がないか?など)をして、入場保証金、銀貨10枚(1,000G、手持ちの半分)を払う。
なお統合ギルドでギルドカードを作って3日以内に門番の所に行けば返してもらえるそうです。
前の方で、"納得がいかない"と暴れていたエルフの旅人は簡単に捕まっていた。
〔門番TUEEEEEEEEEって、アレ? 今のは、ドクターじゃ? 〕
順番が来たので門番さんに色々と聞いてみた。
今回捕まった場合は24時間(中の時間で)牢屋に強制収用、銀貨10枚没収だと教えてもらった。
〔これって、御約束の試練でプチイベントなのかな? 〕
門番さんに総合ギルドとおすすめの宿屋の場所を教えてもらいギルドカードを作る為総合ギルドに向かう事に。
門番さんの名前を聞いたらキーパーさんダソウデス。
〔運営さん、名前! 〕
東門から大通りを真っ直ぐ暫く歩くと、中央公園の手前に大きく《総合ギルド》と書いた看板が付いた木造レトロ風(昔の市役所のような雰囲気)の建物があった。
総合ギルドも外にまで人が並んでいたのでどうしたものかと考えたが、後でも良いかと思い先に門番のキーパーさんおすすめの宿屋に向かう事にした。
〔行きなり街に、3,000人の旅人が来たらこうなるよな! 〕
少し離れた西通の裏通りにその宿屋は有った。
キーパーさんおすすめの宿屋《旅人のOYAKUSOKU亭》と言う宿に入る。
〔キーパーさんから教えてもらった時から思っていたけど、運営、名前! 〕
中に入ると結構、綺麗な食堂兼宿屋だった。
カウンターに恰幅のいいおばさ(ギロリ! )………お姉さまがいた。
〔ナンダ? この緊張感は! 〕
「いらっしゃい♪《旅人のOYAKUSOKU亭》にようこそ! 今、変な事考えてなかった? 」
私は首を振りながら「ソ、ソンナコトナイヨ! 」とこたえた。
「………なら良いけどね。今日は食事かい? それとも宿泊かい? 宿泊なら朝夕食事つきだよ! 」
「門番のキーパーさんからの紹介で来ましたsinと申します。宿泊したいのですけど1泊おいくら位ですか? 」
「キーパーの紹介? わかったわ! 1泊銀貨2枚(200G)だけどキーパーの紹介だから銀貨1枚銅貨50枚(150G)にするよ。何泊するの? 」
「取りあえず4泊でお願いします」
「じゃあ銀貨6枚だね。先払いでお願いね♪」
私はアイテム鞄から銀貨6枚(600G)を出して渡す。
「部屋は201号室を使ってね。二階よ! 」
「はい、ありがとうございます。ところで、お姉さんのお名前は? 」
「あぁ、これは失礼したね。私はこの宿の女将のトマリと言います。宜しくね♪ 」
「はい、宜しくお願いします」
〔………運営さん名前! もう、オナカイッパイデスヨ! 〕
「これからどうします? 」
「取りあえず《総合ギルド》で登録しようと思ったんですが混んでいたので先に宿を取ろうかと来たんです」
「それは良かったかもね。しばらく旅人が特に多くて宿が足りないと宿屋組合から連絡が来たからね」
運営! 恐るべし。
これは鬼畜仕様で荒れるぞ!
〔運営さん大丈夫ですか? 〕
「まぁ満室でも馬小屋の隅でも良ければ銅貨10枚(10G)で置いてあげるけどね」
救済はあるみたいだが何かあるだろうな……… 絶対!
「そろそろ《総合ギルド》、空いてくる頃じゃないかしら?」
「じゃ、行ってみます」
私は宿屋を出でギルドに向かった。
「お、空いてるな 」
《総合ギルド》の前に来た。
さっきはすごく混んでたのに?
中に入ると受付と書いたカウンターが5つ有りそれぞれにいろんな人? たちが並んでた。
一応、頭の上にはカーソルが見える。
〔無いのはNPCらしい? 〕
中には筋骨隆々のドワーフ見たいな人? 耳が尖っているエルフっぽい人? 犬顔の獣人っぽい人? 熊人族かな? くまっぽい人? 羽根がある小柄なフェアリーっぽい人? がいた。
あれ? ナンダ?Puーさん? みたいな黄色いのがいるぞって不味いだろう運営?
アッチにはナンダ? ………ほう、鬼ちゃんかな?
向こうは孫悟空?
〔色々と良いのか運営さん? 〕
なんか僕もジロジロ見られている見たいだが気にせず受付で空いてるカウンターの所に並ぶ。
お、順番が来たようだ♪
「ようこそ《総合ギルド・イースト支部》へ。本日担当させていただくリースです♪」
ホホウ? リースさんは狐人族とメモメモ。………は、ヤバイヤバイ。
「これはご丁寧に、私はsinと申します」
「………sinさんですね。宜しくお願いします。本日はどのような御用件でしょうか? 」
「ギルドに登録しようと来たのですが受付はここで良いでしょうか? 」
「はい、ここで大丈夫です。それではこの紙に必要事項をお書きください! 」
必要事項ねぇ……ナニナニ?
名前と種族と職種ねぇ……。
「リースさん、職種は何を書けば良いの? 」
「魔物を狩るなら冒険者、剣とかを作るなら武器職人、ポーションとかを作るのなら薬師、料理を作るのなら料理人と書いていただけばよろしいかと。後で変更もできますよ? 」
「結構アバウトなんですね。じゃあ……取りあえず冒険者で? 」
記入欄に冒険者と書きリースさんに渡す。
「それでは手続きをしますね。その間ギルドの説明をしますが聴きますか? 」
するとウインドが出て【スキップしますか? YES/NO 】と出た。
やな予感がしたのでNOを押した。
「説明をお願いします 」
「はい、では説明します。ここ総合ギルドは、冒険.生産.商業.輸送ギルドの出先機関です。各ギルド間の業務を円滑に回す、つまり調整するのと新人を各ギルドに紹介するのを業務としています…………… 」
そのあと色々聞いたら結構大変メンドクサイな事になってるようだ。
まとめると
総合ギルド:各ギルドの業務の代行、新人の育成、
紹介
冒険ギルド:魔物.害獣等の駆除、素材の収集、荷馬車
の護衛等の仕事の斡旋、素材の買取り等
生産ギルド:武器.防具.ポーション等の生産、商品.
素材の売買等
商業ギルド:商品.素材の売買、土地の売買等
輸送ギルド:都市や町.村間の商品の輸送依頼等
という具合。
つまり総合ギルドから各ギルドに紹介してもらわないと一人前ではないと言う事かぁ。
この話からだと冒険ギルドはすぐに紹介してもらえるけど他はどうだろうね?
「では説明を終わります。質問はありますか? 」
「う〜ん、考えをまとめたいので後で聴き直しに来ても良いですか? 」
「良いですよ。今日登録に来た人で説明を聞いてくれたのはsinさんが初めてですよ♪ 」
「え、他の人は聴かなかったですか? 」
「えぇ、登録したら直ぐに「狩りだ! 」とか「基本は薬草採取だろ! 」とか言ってそこの依頼ボードから選んで受付後直ぐに走って行きましたから 」
どんだけ脳筋が溢れているんだ?
聞いて歩くのはRPGの基本だろう。
〔運営はこの事態をどうするのかな?GMさん想定済なのかな? 〕
まぁ、初日だから浮わついているし、しょうがないのかな?
「他に何かありますか? 」
さっきから気になった事を聞いてみよう。
「ちょっと気になったので確認なんですが………リースさん、他の窓口の人達と姉妹ですか? 」
「え、なんでわかったのですか? 」
「そりゃそうでしょう。顔がそっくりですよ! 」
話をよくよく聞いたら何とか五つ子だそうだ! そりゃそっくりだわ。
名前は上からライラさん、リースさん、ルビイさん、レーナさん、ローラさんだそうだ。
〔狐っ子って誰の趣味だ運営! 〕
「そうですね。皆さんお綺麗ですからね 」
「ウフフ、お上手ですね。あ、カードができました。こちらです 」
カードをもらい確認した。
[総合ギルドカード]
名前 :sin
種族 :龍人族
職種 :冒険者
登録 :総合ギルド:冒険ランクC
:生産ランクC
:商業ランクC
:輸送ランクC
貯金 :0G
ん、ランク? 貯金? 聞いて見よう。
「リースさんランクと貯金って? 」
「ギルドランクはC⇒B⇒Aの順に上がります。初めはCからのスタートです 」
ん? 何故ランクが3段階しか無いんだ?
しかも4ギルド分だと?
「総合ギルドはあくまでも初心者応援ギルドです。勿論、ランクがAになれば他のギルドに紹介しますよ 」
他のギルドランクはF⇒E⇒D⇒C⇒B⇒A⇒Sの順になるそうです。
初めはFからのスタートだそうです。
〔あくまでもここは初心者ギルドって事か……… 〕
「ランクアップは貢献度が上がればランクも上がります。そこのクエストボードからクエストを受けてもらい達成されればいつかは上がりますよ。勿論、商品の納品も受け付けてますよ♪ 」
たくさんの依頼を受けて下さいって事ですね。
わかりました。
「総合ギルドのランクをAに上げて他の条件をクリアすれば、他のギルドへの紹介をしますので頑張ってください」
他の条件が気になるがここはあえてスルーで。
「貯金はギルドにゴールドを預け入れできますしカードで取引できますし死戻りしてもゴールドが減りませんよ。預けますか? 」
結構重要な事だよな。
「今銀貨4枚しかないのでたまった時にお願いします 」
「他に何かありますか? 」
「特にありません。またよろしくお願いします 」
私は総合ギルドから外に出た。
さて、ギルドカードもできたしどうしようかと思ったら?"ピコン.ピコン"と音が鳴り目の前にウインドが開きメッセージが出た。
【シークレット・クエスト[総合ギルドを理解しよう]をクリアしました。クリア報酬は称号:[総合ギルドを理解した者]を送ります 】
【シークレット・クエスト[受付嬢の秘密]をクリアしました。クリア報酬は称号:[総合ギルドイーストの受付嬢のお気に入り]を送ります 】
[総合ギルドを理解した者]
解説:総合ギルドの仕組みを理解した者に贈ら
れる
効果:総合ギルドでの買取り5%up
[総合ギルドイーストの受付嬢のお気に入り]
解説:総合ギルドイースト支部の受付嬢に気に
いられた者に贈られる
効果:総合ギルド内でのギルドクエストの優遇
及び受付嬢のスマイル対応
……何だろう? 隠しイベント良く踏むな?
他の人は踏んでナイノカナ?
ま、いいや!
ギルドカードできたから門番さんの所に行ってお金返してもらおう♪
門番さんの件
まぁ、普通の対応だよね、たぶん?
暴れたら捕まるのは当たり前の対応ですよね?
因みに牢屋に入るとダイブアウトもできますけど、ダイブアウト中は投獄タイムも止まるのでおとなしく牢屋の中で反省することを推奨します。
宿屋の件
いくら大きな街でも宿屋の数はそんなに多くは無いですよ!
いきなり、3,000人分も泊まるところは普通に有りません。
泊まれなかった人は馬小屋宿泊コース(お馬さんと一緒♪ )か、公園での野宿(衛兵さんに見つかると怒られる件! )かですよ。
〔もっとも、他に裏ワザも有ったりして(笑) 〕
ま、これからも色々と罠が………(含み笑)
4話
sin→あれはないんじゃないの?
運営さん→基本だろう?
GMさん→基本だろう?
門番トラップ&宿屋トラップでした。
いかがでしたか?




