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自由すぎる人たち 〔freedom world Online〕   作者: 親戚のおっさん
8月28日
258/266

第181話 最終戦4日目④

ア、お城が!


そして………

第181話


沖に出て暫く経つと、城が発光し始めていた。

眩く光るお城だった。

〔まるで某ランドでの城のナイトショーを見ている様です? 〕


サテ、この後どうなるのか見ていたら、城から何か噴き出している様に見えるけど、アレは何だ?

ウ~ン、まさかアレが高濃度の魔素か?

〔なら、アノ警告は本当なんだろうな、タブン? 〕


「しかしアノ吹き出してるのって、もしかして魔力みたいな物か? 」


「エ、珍しく与作が言い当てたな(笑) 正確には魔素だろうな? アレでダンジョン内の魔素を抜いてスタンピードを抑えるんだろうな? 」


「そうなんですか? アレが魔素なんですか? 」


「ハイ、恐らくですけどね? 」


「エ、第1王子様? 」


「ア、龍さん! 橋が落ちた! 」


見えていた橋がゆっくりと堕ちていった!

これで完全に島の隔離が完了カナ?


「イヤ、完全に落ちてないぞ! 」


「海に浮いてるな? まるで浮遊橋だな? 」


見ると、橋が浮いていて陸地と繋がったままであった?


「ドウ思います、ゴーストさん? 」


「ウ~ン、橋の通行には問題無さそうだな? 」


「そうすると………ア、マズイパターンが有るな? 」


「聞きたくは無いけど………なんですか? 」


「ninzin君、ソレ聞くのか? ソレフラグじゃん(笑) 」


「マァ、当たったらninzinのせいな(笑) 」


可能性として、島への突入路としての道なんだろうと?

大群が渡ると沈む橋って事だろうと。

〔大物は渡れないだろうがネェ~? 〕


そして予想される厄災は………


「オイ、城が変だぞ? 亀裂が入って無いか? 」


何故か城に亀裂が入って広がっていき、徐々に光が漏れ出ていった!

アレって………ダヨネ?


「もう少し沖に出るぞ! 」


龍さんは[ホエール]を沖に向かわせた。

そしてある程度離れた所で………


「オイ、城が崩れ始めたぞ! 」


崩壊を始めたお城!

斜塔から崩れていた!

〔なんか勿体無い様な? 〕


「エ、何で城が崩れるんだ? 」


「エ、ソレどう言う意味ですか、第1王子様? 」


「父から聞いた話では魔力を放出するだけだと聞いていたのだが? 」


「それじゃ城が崩れたのはダンジョン内の魔素許容量が多すぎた? 」


「そんな筈はないハズ………ナゼだ? 」


装置は動いていたし、起動に問題は無い。

容量的には一定の魔素量しか放出はしないとなると………?

〔何が起きてる? 〕


崩壊は止まらず、城は完全に落ちた!

次第に城跡の所を中心に街が崩れて行く!

〔城跡を中心に同心円状に拡がる様に! 〕


そして…………


゛ガゴォォォン………! ゛


沈んだ?

城跡の地面が沈んだ!


「オイ、沈んだぞ? どうなってる? 」


「アレは………ナンデダヨ? 」


「与作でも知らないのか? 」


「何が起きてる? 」


魔素の放出自体は続いていたが、城は完全に無くなり、跡地には大きな穴の様な在る様な状態になっていた。

マァ、海の上からだとよく見えないが………?

〔真龍眼(万里眼)で見たら………だけど? 〕


「………まるで露天掘りの鉱山だな? ……… 」


「龍さん、なんだソレは? 」


ウ~ン、見た目は露天掘りの鉱山の様に、お城跡を中心にすり鉢状に沈んだ様だった。

回りは瓦礫の山だよな?


「サテ、何が出てくるのかな? 」


「まさか、伝説の……… 」


「王子様、何か心当たりでも? 」


「………王家の伝承では此所のダンジョンのラストボスは、ベヒモスと言う魔物らしいと? 」


「何だって、ベヒモスだと! 」


「与作、知ってるのか? 」


「ファンタジー物の定番ラスボスで、作品によるけど巨大なドラゴンだったり、牛だったり、象だったりと、いろんなパターンが有るから一概には言えんが、兎に角強い魔物だって事だよ! 」


なんだか面倒な予感?

果たして何が出るのやら?


「………出てきませんね? 」


「普通は直ぐに出て来る物では? 」


「どうなってるんだ? 」


「………今の内に《セントラル東街》に向かいましょう 」


《セントラル東街》の近くの陸地に上陸して、与作チームに王子様一行を街まで送るように頼む。


「サテ、取り敢えずは海上から監視だな? 」


一体何が起きているのやら?



観測していたが、全く大物が現れる気配も無く、特に魔物が発生するでも無く、結局その日は監視で終わった。

一応、第1王子様の依頼で《セントラル東街》沖で待機しながらの様子見だった。

〔ホント、何が起きてるんだよ? 〕


冒険ギルドから数組の斥候達が橋を渡って偵察していた。

何か有れば連絡が来るそうです。




「それでレイブンの予想は? 」


「………何でイースがまだここに居るのかが分からんが、予想としては第1王子様が言ってた[ベヒモス]が現れるだろうな、最後に? 」


「最後にって何? 」


「単純さ武士道。最初に小物が湧いてからの中ボス、大ボス、本命の順番だろうな? 」


「エ、それじゃ総力戦って事か? 」


「そうなるよ、グレン。恐らく明日には先ず小物が湧いて、次に中ボスクラスがって順番に沸くんだろうな、今までの運営()の対応からして(笑) 」


「「「アァ、そうだった(笑) 」」」


「それでどうする? それぞれの自陣に戻るか? 多分今の内になら移動は可能だろ? 」


「ウ~ン、どうしようか? 」


「………ドウシヨウ? 」


「………僕は戻らんと双子が何ヤラカスカ分からんから……… 」


「確かに戻ってこの話をしておいた方が良いかな? 」


「ソレデダ、一応言うが…………… 」


一応、作戦と言うか初動に関してのレクチャーをしてみた。


「「「エ、そんな事できるのかよ! 」」」


「まぁな(笑) 一応、初撃は此方でやるよ(笑) 」


「マァ、ザコの対応は面倒だから良いけどね♪ 」


「イースはザコより強い魔物と闘いたいだけだろうけど、マァ、楽できるから良いかな? 」


「ウ~ン、楽だけど双子が大人しくしているかなぁ? 」


「アノタイタンって水陸両用では無いんだろ? なら大丈夫だろ? 」


「なら良いのだけど……… 」


「サテ、恐らくは明日の朝にはアナウンスが出るだろうから、ソレまでちゃんと休めよ♪ 特にイース(笑) 」


「何でよ! 」


「「マァ、イースだからな(笑) 」」


「グレン、モグゾ! 」


「何で俺だけなんだよ! 」


こうしてある程度の作戦? を授けてから、それぞれの街に戻って準備をすることになった。

イースさんにはちゃんと作戦を書いた手紙を妹レインさんに渡す様に頼んで。

〔イースは説明できないだろうと(笑) 〕


「サテ、俺は本陣の方に報告に行くか……… 」



龍さんは《中東街》の中に有る、と在る屋敷に向かうことに。

そこは臨時の王宮として機能していた。


「ソレで龍殿、やはりアノ穴は? 」


「ハイ、陛下。間違いなく、ダンジョンの新しい入り口になりつつありますね。ただ、今までとは違うダンジョン構成になってると思われます 」


「イヤ、まだ陛下ではないので………我としてはファウルと呼んでください 」


「それでは、ファウル殿下と。一応、恐らくですが明日の朝位に最初の魔物が溢れると予想しますね。今だ沈下が収まっていませんので? 」


「なるほど、明日の朝になるのか。しかしどうするのだ? 」


「我々の提案としましては、我々旅人冒険者(プレーヤー)が前面に出ますので、騎士団の方々(NPC)は各街の防衛に尽力してもらいたいのです 」


「それでは貴公達が! 」


「復活が可能な我々旅人冒険者(プレーヤー)が前に出た方が街の被害が少ないとの判断です。街さえ守りきれば後はどうにでもできますから 」


「……………すまないがそうして貰う事に………本当に良いのか? 」


我々(PC)も街の人達に被害が出ない方が良いですからね 」


「………分かった、その様に……… 騎士団長、以下の通りに! 」


「ハ、その様に……… 」


こうして明日には大反攻作戦が決まった。

プレーヤー側では、対運営大反攻作戦と言うことになっていた!

〔最後のSGMの悪足掻き阻止作戦とも言うが(笑) 〕




第2サーバー側の様子?

第2サーバー側の避難キャンプにて。


「デ、兄さん明日には大掛かりの討伐になると? 」


「マァ、そうなるな。兎に角、龍さんの撃ち漏らしを素早く片付けてから、その後の大物との対決って事になるだろうと? 」


「マァ、龍先輩の作戦通りにはなるとは思うけどね? 」


「こちらもその様に対大物編成で挑まなければ? 」


「サテ、準備をしないとな……… 」


こうして明日の準備をしていく武士道と愉快な仲間達だった。




第3サーバー側の様子?


「………姉さん、分かったわ。早速準備をしないとね? 」


「………流石、レイブン! 見事な予想と対策だわ! 」


「エ~ト、レインお姉様? 何をすれば良いので? 」


「レイは私と遊撃ね♪ そうでしょレイン? 」


「………ハァ~、姉さんは……… マァ良いわ、私達で準備をしてますから牛肉でも手に入れて来てくださいな 」


「分かったわ。レイ、行くわよ♪ 」


「待ってお姉様♪ 」


「………ソレでドウスルのレインさん? 」


「一応、龍さんの作戦通りにですね。キャンディーさんもお願いね♪ 」


「モウ、キャンディー×2よ♪ 分かったわ、準備に掛かるわよ! 」


こうして明日の準備をしていくレインさん達だった。

マァ、基本イースが仕切るのは無理だからね(笑)




第4サーバー側の様子?


「サテ、準備をと言いたいが……… 」


「「何よ、皆で? 」」


「何をやらせます? 」


「今の所は、荷物運び位しか? 」


「大体、アノポンコツ(タイタン)、基本使えんからな(笑) 」


「「何よ、使えるわよ! 」」


「橋渡れんだろ? 」


「しかも海に浮かないし(笑) 」


「ポンコツだし(笑) 」


「「ポンコツは余計だ、ダイス~! 」」


「マァ、後方………橋の手前で最終防衛として守ってろ♪ 」


「「「ソウソウ(笑) 」」」


「「ムッキィ~! 意地でも渡ってヤル~! 」」


双子は何処かへ行ってしまった!


「アレって何をやろうとしてるか分かるか? 」


「たぶんですけど、ポンコツ(タイタン)にフロートでも付けて無理矢理渡河しようとするのでは? 」


「たぶん、そうでしょうね? 」


「でもどうやって? 」


「今からフロート作るとしてですが、何時までかかるやら? 」


「なら、放置で。たぶんですけど、完成したら終わってたってオチになるのでは(笑) 」


「「「ソレなら良いな(笑) 」」」


こうして双子は放置される事に(笑)

果たして双子は間に合うだろうか?




第1サーバー側の様子?


「………以上が今作戦の概要です。皆さん御協力の程を! 」


各クランのリーダーを集め、作戦の説明をした。

マァ、皆さん協力的で助かりますがね!


「ソレで橋を渡るのに一度に30人が限界なんですか? 」


「一応確かめましたが、31人以上が乗ると沈みますね。なので5パーティー30人ずつ渡る事になります 」


「何でそうなってるんですか? 」


「一度に大量の戦士を渡らせない為だろ? 」


「運営の悪足掻きだろ(笑) 」


「「「「「アァ、納得(笑) 」」」」」


「マァ、そう言う事なので、各自間隔を開けて渡って貰います。なお、最初の一撃は私の方で()()()()の改良型を使いまして小物を排除してからの事となりますのでよろしくお願いしますね♪ 」


「「「「「………(アァ、またトンデモ兵器か?)………了解です! 」」」」」


こうして明日の突入作戦の概要が決まった。

後は、明日のクエストコールがどうなるかとなっていたが?






「………イヨイヨ明日だな。この子(五郎)のお披露目が♪ 」


ズームSGMの最後の悪足掻きが始まるのだった。




181話

まさかの城が崩壊して沈むとはね?

そして現れる最終フィールド?

この後、どうなるのだろうか?

次回、最終決戦! になるのかな?



運営A→イヨイヨ明日カァ~?

運営B→ホント、ドウナルヤラ?

運営C→マァ、最後のアレってイイノカナ?

運営D→ウ~ン、マズイヨウナ?

SGM→ク、今度こそ!

運営A→ダメダコリャ?

運営B→ホント、クレームはSGMまでだよな(笑)

運営C→マァ、例のコメント欄がドウナルヤラ?

運営D→ア、パンクしないか?

運営全→ア! ………増設しないと!


クレームの量がとんでもなくなるかと怖れた運営幹部だった(笑)





ホント、戦争は嫌ですね。

またガソリン料金値上がりしそうで!

円安ドル高が進みそうで?

ホント、何とかしてほしいけどね?

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