第171話 【FWO戦国無双大会】8日目の真実
第171話です。
そして明かされた真実とは?
エ、………そうなの?
171話
開戦8日目の朝………
地竜(四郎)は着実に接近していた。
地竜(三郎)は未だ第3サーバー砦跡に居るらしい。
〔意外に動いてない三郎君? 〕
観測チームからは地竜(四郎)の移動ルートが逐一報告してきてくれていた。
どうやら高台は迂回しているらしい。
〔MI7も谷間探検隊も優秀です 〕
「さて、どこで迎え撃つか? それともここで迎え撃つか? 」
「アノ[竜鱗]は厄介ですからね? 」
「しかし戦闘狂の与作さんがやられたのは痛いですね 」
「ワンコ小隊もだよね。カジキの武器のせい? 」
「そんな事有ってたまるか! 試作品を見て使わせてくれってカルビが言ったから貸したのに! 」
「でも、アレって、漁船の上で使えるか? 」
「確かに揺れてる所では無理だろうな? 」
「ウグ、そうだけど……… 」
「マァ、再装填しやすいのは良いことだよ。しかも弾体に魔核が要らないのもイイね! 」
「龍さん、誉めないで! 調子に乗るから 」
「龍さん、また変なの作るから止めて(笑) 」
「お前らな! 何時変なのを作ったって言うんだよ! 」
「エ、糸車とか? 」
「スワンボートとか? 」
「………言い返せん! 」
「マァ、漁船は当たりだからね(笑) それよりどうするかだな? 」
「龍さん、追加の地雷を一応仕掛けてきたけど 」
「missQさんありがとう。これでまたいけるかな? 」
第2ラウンドまでもう少しだった。
"ギャワァァァ! "
地竜(四郎)は順調に進んでいた。
途中、攻撃された以外は特に邪魔もされずに進んでいた。
〔ほぼ、順調だった 〕
周りには人種がウロチョロ鬱陶しいが、攻撃してこないのでほっといてはいたが。
ただ、ここまで歩きづらいとは思わなかったが!
〔元々予定に無かった進行の為だったが? 〕
その為に進撃路も限定される結果となって………
ちょっとした谷間を通過中に!
"ズボ! "
"ギャワァァァ! "
一郎と同じように落とし穴に嵌まることに!
「よし、今だ! 」
「「「「[ウインドカッター]! 」」」
大きな岩を押さえていた支えを切り落とすと、岩が転がり落ちて地竜(四郎)に当たっていくが、[竜麟]のせいで全く効果が無かった。
ただ、魔力は多少削れたが………
〔微々たる物ですが? 〕
岩を落としたのは谷間探検隊の方々で、落とした後はさっさと逃げていた。
基本は足止め程度にやってる事だった。
「う~ん、余りダメージは無いようね 」
「マァ、地竜だから? 」
「それじゃ、次のポイントに行きましょう♪ 」
「見つかる前に逃げましょう! 」
Miss.Qとサッカー部は次の観測ポイントに移動した。
そして、夕刻?
何度か落とし穴に落ちながらも進撃してきた地竜(四郎)!
〔落ちる度に岩が落ちてきていたが! 〕
ようやく、第1サーバー砦が見えてきた!
砦からは鬱陶しく砲弾が飛んできていた!
〔辛うじて耐えられている地竜(四郎) 〕
もうすぐブレスの有効距離に届く!
もう少しの所で!
"ドゴォ~ン!"
"ギャワァァァァ! "
「よし、掛かった! 」
「今だ!、一斉砲撃! 」
「魔法職は魔法を撃ち込め! 」
「ドリルパンツァー第1小隊から第4小隊まで撃て! 」
「よし、効いてるぞ! 残りも撃て! 」
「止めだ! 近接隊殴り込め! 」
全員でフルボッコにしていき!
"ギャワァァァァ! "
"ピチュン♪ "
"ピコン♪ ピコン♪ ピコン♪ "
【第1サーバーに進行中の地竜(四郎)が討伐されました! 】
「やったぞ! 」
「「「「「「「ウォォォ! 」」」」」」」
「後は龍さん達次第だな! 」
「何とかなれば良いけど? 」
「それじゃ、修復作業を! 」
「残りの罠を仕掛けるか! 」
各々、作業を始めていた!
最悪、第3戦が有るかもしれないので?
地竜(四郎)がやられる少し前………
「アレが例の塔ですか? 」
「あの上から攻撃してきますね 」
「射程は………1,500mって所かな? アイツ、早速使ってるな! 」
「ヤッパリ龍さん製の魔導銃でしたか? 」
「あぁ、ズームに作ってやった例の対物ライフル擬きですね 」
「それだとヤッパリ? 」
「与作盾でも10発耐えられれば良い方かな? ただの鋼のシールドだと2~3発で崩壊しますね。さて、どうするかな? 」
「入り口はあの塔の足元に有りますが、果たして? 」
「奴の性格ならダミーの罠だな! さて、果たして入り口は有るのかな? 」
「それでどうするのですか? 」
「リンゴさん達、ここからあの見張り台に届きます? 」
「う~ん、距離的にギリギリかしら? みこはどう思う? 」
「ギリギリ届きはしますけど、威力は? 」
「そうなるよね。マァ、牽制にはなるかな? しかし与作ときんに君が居ないのは痛いな。壁が白菜だけだと! 」
「何気に辛いんですけど! あの攻撃を耐えられますか? 」
「だから今回は残りの鉄素材で何とか鋼のタワーシールドを5枚用意したんだぞ! 後は蕎麦屋さんとミシンさん次第かな? 」
「マァ、囮の龍さん次第では? 」
「兄じゃ、派手にお願いしますよ(笑) 」
「マァ、何とかなるかな? 」
龍さんは、FICAの精鋭達を中心に中央に有ると言う塔の攻略に来ていた。
メンバーはリーダーの龍さんを中心に、リンゴさんとみこさんの遠距離攻撃コンビ、直衛の白菜とハマチ、遊撃のカジキとマグロ、潜入担当に蕎麦屋さんとMiss.Qさんとサッカー部さんとミシンさん、支援にninzinともふ朗さん率いるもふもふ第1小隊と谷間探検隊の生き残り組のレイドパーティーとなった。
〔生き残り組での最高戦力を集めていた 〕
まさに少数精鋭での攻略となった。
勿論、悪ふざけの元締め、ズームSGMを懲らしめる為に!
「さて、どうせ奴は気付いてる筈だから、派手に行こうか! 」
「「「「「「「オォ! 」」」」」」
こうしてSGM攻略戦が始まった!
攻撃が始まったその頃、塔の中では………
"ドン! "
"カチャ "
「チ、ちょこまかと! 」
"ドン! "
"カチャ "
"キン、キン! "
「お前らも手伝え! 」
「だから言ったでしょう、自業自得だと。第一、社長より手を出すなって言われてますので! 」
「お前ら、ここにやつらが来たら一緒に殺られるぞ! 」
「その前に自動でダイブアウトすることになってますので(笑) 」
"ドン! "
「マァ、ギリギリまでは調整はしますけどね 」
「しっかりと守ってくださいね、ズームSGM様(笑) 」
「お前ら、覚えてろよ! 」
「「「「忘れます(笑) 」」」」
"ドン! "
"キン、キン! "
「しかしあの弓矢、何で届くんだよ! 」
「ほんと、よく届くよ? 」
「あの弓は龍さん製の魔法弓の部類ですね。打ち出す矢に風の魔法効果が乗ってるので威力が衰えないのでしょうね? 」
「計算上は射程1,200mって所かな? 本当にとんでもないよ! リアルなら絶対に有り得ないよね? 」
「どうする、正規版では射程を規制するか? 」
「そうなるかな? 流石に飛びすぎだよね? 」
"ドン! "
"キン、キン! "
「あの~、何でそんな話を今してるの? 攻められてるのに? 」
「攻められてるのはSGMだけ、我々は暇だから正規版の仕様の打ち合わせしてますので気にせず防衛してくださいね(笑) 」
「「「そうそう(笑) 」」」」
「お前ら、今にみてろよ! 」
「「「「忘れます(笑) 」」」」
"ドン! "
「で、剣の方だが………… 」
SGMを蚊帳の外にして会議をしている部下達だった(笑)
そして対物ライフル1丁で守るズームSGMだった。
〔傍目は結構シュールな光景になっていた(笑) 〕
暫くして………
「何とか近くまで来れましたね 」
「兄じゃが囮になってくれたからね 」
「しかし、いかにも罠ですよね? 」
「ワザトラシスギマスネ? 」
塔の麓には【入り口】と書かれたプレートが付いた入り口らしいし階段があった。
しかも登りやすく手すりも付いていたが?
「あの手すりの位置も微妙よね? 」
「兄じゃが壁の中心付近に溝か手すりが有ったら要注意って言ってたような? 」
「隙間なく上からローラーを落とす為の軸受けかもって言ってましたね? 」
「直線の階段って所がいかにもかな? 」
「キャプテン、裏にヤッパリ有りました。螺旋階段ですね 」
「そっちも恐らくは鉄球位は落ちて来そうだな? さて、どうするかな? 」
塔を見ていたマグロさんが!
「約50m位かな? この高さならギリギリ行けるかな? 」
「どうするの、マグロさん? 」
「壁をかけ上がるんですよ! [立体機動]と[瞬動]を組み合わせればね。失敗したら真っ逆さまですけどね(笑) 」
「一応、Aプランをしてるからやってみたら? こっちは人数的にはやれるからね。次いでにダメだったらこれを投げ込んでみて。後は龍さんが何とかするだろうから(笑) 」
「そうですね。なら囮、行っきま~す(笑) 」
マグロが塔の外側を駆け上がっていた!
[立体機動]で空間を蹴りながら、[瞬動]で飛び上がりながら駆け上って行った!
「あと少し! 」
ただ、もう少しの所で!
「ハイ、ザンネン♪ 」
ズームSGMが仕掛けたトラップが働いた!
壁に人を感知すると外壁が崩落するようになっていた!
「チ、ヤッパリ有ったか! それならこれでも食らえ! 」
落とされる瞬間、マグロは何かを投げ入れた!
そう、あの[煙玉]を!
"ボン! "
「何だ、ゴホゴホ……… 」
煙幕が炸裂したタイミングで!
"ピコン♪ ピコン♪ ピコン♪ "
【第1サーバーに進行中の地竜(四郎)が討伐されました! 】
「チ、ヤッパリダメだったか! ゴホゴホ、この煙を何とかしなければ! [ウインドストーム]! 」
風魔法で煙を吹き飛ばすが!
「ヨ、ズーム。首を狩りにきたぞ♪ 」
ナゼか室内に侵入してきた龍さんがいた?
「お前が言うと冗談に聞こえないぞ、レイブン! 」
「それで大人しく首を狩られるか? それとも例のソフトで抵抗するのか? 」
「アァ、抵抗させてもらおう! [オート戦闘モード]、MAX! 」
そして始まる近接戦での攻防だった!
"キン、キン! "
「しかし、お前どうやって登ってきた? 何で壁が崩れなかったんだ? 」
「マグロが登っていたのを見てな、途中に鋼の槍を撃ち込んで足場にして登ってきたよ。意外にこの塔、隙間が多いぞズーム(笑) 」
"キン、キン! "
「チ、リアルに塔を作りすぎたか! でも今回のシステム([オート戦闘モード])は前の戦闘データを元に更に教育、精査した完全版だぞ! 簡単には殺られんわ! 」
暫く斬り合いをしていたが?
「そろそろかな? 」
"グラグラ……… "
「おいレイブン、何をした? 」
「すぐに"何をした? "は無いだろうに? 」
「お前が"そろそろかな? "って言う時は必ず何かが有るからな! 」
「その内にわかるさ! ダメだったかな? 」
その時!
"グラグラ……… バギッ! メキメキ……… "
「何だ! 何をした、レイブン! 」
「爆弾は禁止だからな、代わりを試作した(笑) 」
「何を作った! 」
「ただの超音波発生装置?だよ! 」
"グラグラ…………… "
「何で揺れてるんだ? 」
「どうやら上手く行ったかね? それじゃな、ズーム(笑) 」
颯爽と脱出する龍さん?
そして………
"グラグラ………バキバキ……… "
足元が傾く?
塔が傾いてきた?
「何で塔が傾いているんだよ? 」
その頃、外では………
「上手くいきましたね、蕎麦屋さん? 」
「全く龍さんも無茶させるよね? 」
「でも、何で亀裂が入るんです? 」
「何でも穴を開けて水で濡らして超音波を当てると岩何かだと簡単に割れるらしいな? それで作ったんだと、超音波発生型吸着装置?だそうな? 」
蕎麦屋さん達が塔に付けたのは特殊な装置?だった。
[吸着式超音波破断器]
解説:対象物に吸着してその部分に超音波を当て続ける装置?
エアコンドルの魔核(風、D級)を使用している
超音波を当てることにより極振動を与え、対象物を超振動させる
その為、岩などに当てるとヒビが入りやすくなる
更に事前に穴を開けて濡らしておけば、その穴沿いに亀裂が入りやすくなる?
大きな岩を割るのには便利
複数セットすれば大きな岩盤等を破断することも可能かも?
蕎麦屋さん達も最初に渡された時はわからなかったが、実際に使用して効果に驚いていた。
「あ、亀裂が大きくなってるぞ! 」
「総員、待避だ! 倒れる方向をよく見ろよ! 」
「おい、北に倒れるからさっさと横に動け! 」
「倒れるゾォォォォ………! 」
そしてズームSGMを残したまま、塔は横に、北に向かって倒れて行った!
そのタイミングで?
「「「「「「「ア、地竜だ! 」」」」」」」
丁度、戻って来ていた地竜(三郎)だった!
塔にブレスをかける訳にもいかず、近づいて敵を蹴散らそうとしていたが、たまたま塔の倒れる方向と地竜の位置が重なっていたので………
"ギャワァァァァ! "
"ズシン! …………… "
「「「「「「「…………… 」」」」」」」
「ドウナッタンダ? 」
「地竜が潰れちゃった? 」
「解らんぞ! まだ、"ピチュン♪"してないしな? 」
「さて、どっちだ? 」
「龍さん、ご無事で? 」
「マグロも無事だったか。どうやって着地した? [立体機動]は切れてただろうに? 」
「それは私が風魔法で落下スピードを落としたので 」
「お陰で落下大ダメージは防げましたよ。助かったよ、ninzin君! 」
「ninzinもタマには役立つな(笑) 」
「「「「「「「違いない(笑) 」」」」」」」
「ひどいな、もう! で、ドウナッテルンデスカネ? 」
「誰もフラグを言いたくないから言わないけどね(笑) 」
「さて、備えは万全か? 」
「[ドリルパンツァーファースト]は10発用意して待機して有りますよ♪ 」
「さて、そろそろ何か有っても良いのだけどね? 」
なにも起きなかった?
地竜も起きないし、"ピチュン♪"もした様子もない?
「一体どうなってるんだ? 」
「まさか、この塔でここの監視をしていたとか(笑) 」
「エ、それだと不味くはないの? 」
「まさか……… まさかね? 」
「恐らくは切り替えに時間が掛かってるのか? 」
「ハイ、その通りです! 」
突然、運営のイーストさんが現れた!
「皆さんすみません。現在、システムのバックアップ中でして、まさかこの塔を倒すとは思わなかったので………。それで申し訳無いんですけど、ズームSGMの掘り起こしを手伝ってもらえませんか? 」
「エ、またなんで? 強制ダイブアウトさせれば良いのでは? 」
「実は、我々運営PCはその機能を付け忘れてまして……… 現在、ズームSGMは絶賛気絶中で本人じゃないとダイブアウトできないんですよ。ア、勿論、皆さんは大丈夫ですよ。あと、地竜は"ピチュン♪"してますが、バックアップ作業が止まってまして………、兎に角掘り起こすの手伝ってください! 」
一体何をしているんだ、ズームSGMは!
結局、生き残り組を集めての発掘作業となりました。
「なぁ、俺達って対抗戦してたんだよな? 結局、最初と最後に土木作業って何ゲーなんだろうな? 」
「言うな! それより手を動かせ! 」
結局、その後1時間後にようやく発掘された気絶中のズームSGMをおこして、この大会はグタグタもまま終わることに。
171話
そして明かされた真実?
龍さん→マジでどうすんだよコレ?
蕎麦屋→本当に勘弁してほしいよ!
生き残った人達→何で発掘作業をしなければならないんだよ!
運営イースト→本当に申し訳ない!
最後にみんなでズームSGMの発掘作業をする羽目に?
オチってこんなんで良いのでしょうか?
絶賛迷走中の作者でした(笑)
現在、頭の方から章を付けながらの改修工事を行ってます。
暫く掛かりますのでご了承の程を
はぁ~、タブレットの調子が悪い!
買い替えたいけど金が無い(笑)
リユースのノートPCってどうなのかな?
ネット広告で安く売ってるみたいだけど?




