βテスト編 160話 準備中
第160話です。
龍さんは《イーストハーバー町》に向かった。
第160話
29日、朝6時になりましたよ。
昨日は遅くまで作りまくったから良いストレス発散にはなったかな?
〔そしていつものじゃれあいを見てからの魔力補給タイム♪ 〕
ちびっ子達と朝食を食べつつアスカGMのツッコミを交わしておく。
なお、ズームの悪巧みは不明だそうな?
〔まぁ、そうだろうな 〕
ちびっ子達を保育園に入れてから工房に向かう。
「兄じゃ、頼まれた土嚢袋を持ってきたわ。これどうするの? 」
「ミシンさん、ありがとう。そこに置いておいてね。さて、もう少しかな? 」
「あれ、兄じゃ何を作ってるのじゃ? 」
「あぁ、昨日作った制御核を点検中かな? ソロソロ……… お、来たようだ 」
「龍さん、お待たせ。コレが例の物です 」
「ほう、クレーンさんは、また変わった形ですね? 」
「兄じゃ、これは? 」
そこには10体のオートマトン[ケンタウロス型]が居た。
4足の馬のボディと首の所が人形になっていた。
〔まさに人馬一体型だね 〕
「高速で移動して攻撃をするならこの形かと? おかしいですか? 」
「イヤ、この形が王道だろう。まぁ、第4サーバーの双子の作品を見たら驚くぞ(笑) 」
そう言って双子の作品のデータを見せる。
「何ですか、この形? 確かに速いし安定はするけど……… 」
「なにこれ? 兄じゃ、これは何ですか? 」
「まぁそうなるよね。これは[タイタンmk3]だそうだ。これでイベントボスを倒してたらしい? 」
「エ、イベントボスって? 」
「イベントボスなんか居ましたっけ? 」
「ここで勇者候補生のイベントやってた裏で他のサーバーでは【オークエンペラーの行進】ってイベントをしてたんだよ 」
詳しく内容を教えてあげた。
「………するとこの[タイタンmk3]で主力のエンペラーと取り巻きを倒したと? 」
「またすごいんですね? でも形が何か変な様な? 」
「イヤ、バランスはこれでいいと思うよ。まぁ、大きさ(体高3.5m)と武装がダブルメイスで完全に打撃攻撃(物理)型だから倒せたんだろうね。問題はこの上半身は固定されてるのかな? ある程度は捻れないとただ叩くだけで横から殴り難くないか? 」
「そうですね。うちの[ケンタウロス]は一応捻りもできますし上半身はある程度は動きますよ。そうしないとバランスがとれませんしね 」
「そう言う物なのか、兄じゃ? 」
「まぁ、他にも有るけどね。クレーンさん、コレが制御核です。早速付けていきましょうか 」
こうしてオートマトン[ケンタウロス]はハイブリッド仕様に改良された。
[ケンタウロス]の制御盤に追加するだけだけどね。
〔元々そのように作っていたクレーンさんだった 〕
「しかしこれを土曜日に使えないのがねぇ 」
「まぁ、仕方がないとしかねぇ。恐らくは第1と第4サーバーだけなんだろう? ゴーレムクエスト発見したの又は間に合わなかったかで? 」
「エ、間に合ってたら? 」
「………それでもダメだろうね。オートマトンなら間違いなく現地で量産は可能だしね 」
「なるほどね。魔核を持ち込めればゴーレムも投入可能ですしね 」
「まぁ、そう言う事だよ。ただ、あれは禁止されてないからね(笑) 」
「「あれって? 」」
「現地資材次第だがね、初見で対応できるかな? 」
「あぁ兄じゃ、初見殺しですか? でもあれって見られてませんでした? 」
「エ、何ですか? 初見殺しって? 」
「クレーンさんは知らないか。聖女の盾ですよ! 」
「あ、あの盾ですか! 確かに対魔法使いの初見殺しですね! 」
「果たして上手く行くかな? 」
こうして着々と準備をしていた龍さんだった。
「マイドどうも♪ 」
「あぁ、フーリンさんマイド♪ 一応馬車できてるよ 」
「ほんま、早いね 」
「まぁ、在庫を改良したからね。それに水タンクを積んでグラちゃん用に調整しただけやからね 」
「ほんま、おおきに。これはええものね 」
「まぁ水タンクは外せるから荷馬車としても使えまっせ 」
フーリンさんは気に入ってくれた様だった。
この後、フーリンさんはグラちゃんに荷馬車を付けてワンコ小隊の護衛で《ヘルメース村》に向かった。
〔ワンコ小隊はそのまま水汲みともふもふ第4小隊の迎えにてから《イーストハーバー町》に向かってもらう事に 〕
「さて、僕らも出発するかな 」
スノウちゃん 「キュイ♪ (シュッパ~ツ♪ ) 」
クーちゃん 「キュ~ン♪ (シュッパ~ツ♪ ) 」
今回の編成は、[パレット]はけん引させたコンテナ車、[ドライ]にけん引コンテナ車、クレーンさんは自分達用に作ったオートマトン馬車(ジープ型)でケンタウルス型10体を引き連れて《アクアビレッジ街》に向かうことに。
向かうのは僕と岩鉄さん、包丁さんとクレーンさんの4人だった。
〔結構壮観な(異様な)編成だった 〕
回りで見ていたプレイヤー達もケンタウルス型を見て引いていた。
"龍さんがまた変なの作ってるよ? "って僕が作ったわけでもないのに?
〔まぁ、武装が訓練武器シリーズの剣と盾だからねぇ 〕
順調に進んで行くと、クレーンさんからテストでオーク軍団にぶつけてみたいとリクエストが有った。
なのでテストでぶつけて見ることに。
〔ん、相手はキングさんじゃないか? この戦力だと? 〕
案の定、オークキングさん一行が現れてしまった。
もっともケンタウルス型10機も要らなかったかもね。
〔容赦無く叩き潰していくケンタウルス型だった 〕
「龍さん、結構強いような? 」
「ウ~ン、今回は全て剣と盾装備だけど、2機は遠距離装備、2機にはランス装備させても良いかな? 」
「それでも過剰戦力には変わらんだろう? 」
「まぁ、良いんじゃないか? どうせ相手はSGMの悪ふざけモンスターだしね(笑) 」
「「「「もっともだ(笑) 」」」」
こうしてテストも上々に《アクアビレッジ街》に着いた。
もふもふ隊本部に行くと丁度クックさんチームが居たけど疲れてないか?
〔何が有ったかはわかるけどね(笑) 〕
「クックさん、お疲れさま。やっぱりでしたか(笑) 」
「エェ、まさかのお菓子祭りになるとはね。コンテナ一杯に入れた筈なのにすぐに無くなるってどうなってるのかしら? 」
「それと何故か私も精霊さんが付きましたけど良いのでしょうか? 」 シスカ
「「私たちも付きました。どうしてでしょう? 」」
どうやら精霊さんが元々付いていなかったメンバーにも精霊さんが付いたらしい。
何だろうね? この判断基準は?
〔まさかお菓子に釣られ…………… まさかねぇ? 〕
お、与作達も到着した様だね。
「おや、龍さんも着きましたか? 」
「そうだね。与作、護衛を頼むぞ! 」
「それと、これで武器を頼むよ! 」
与作達はオリハルコン鉱石とミスリルゴーレムの破片を渡してきた。
「あぁ、わかったよ。《イーストハーバー町》に来てくれ。そこで渡すわ 」
「ウ、リョ、了解。明日にでも向かうわ 」
「まぁ、どうせ準備で忙しいしね。ゆっくりと来れば良いさ。一応、ワンコ達には襲うなって言っておくよ(笑) 」
「助かるよ……… 」
与作達に必要な武器を聞いて作ることにした。
フ~ン、そう来るか(笑)
〔与作もかよ! まぁ最終決戦だからな(笑) 〕
クック&与作チームはキングさんに挑みに行った。
クレーンさんはケンタウルス型を1機連れてマーリン師匠の所に向かったけど大丈夫かな?
〔まぁ、自己責任で(笑) 〕
包丁さんは《イーストハーバー町》まで行くと言うので連れていくことに。
もふ朗さんも行くので一緒に行くことに。
〔まぁ、第4小隊の迎えにかな? 〕
川沿いに進むといつもの子ワニやトカゲや川蟹が襲ってくるけど、この辺は変わらない様だね。
面倒だから[パレット]でひいていくだけだね。
〔まぁ、楽だから良いかな? 〕
途中の大ワニ戦をどうしようかと思ったが、包丁さんももふ朗さんもこのルートは初めてらしく、勝負することに。
〔もふ朗さんが初めてとは以外だったね 〕
まぁ、結果は初手に[パレット]の105mm砲を口の中に撃ち込めば後はねぇ~。
最後にもふ朗さんが止めをさして終わりだった。
〔このワニの強さは変わらない様だった 〕
この後も川シリーズをひきながら進む。
暫くして《イーストハーバー町》が見えてきた。
〔今回も無事に着いたかな? 〕
早速、FICAイーストハーバー支部(龍さん工房イーストハーバー工房)に向かう。
おや、ワンコ小隊は着いている様だった。
〔お使いはできたかな(笑) 〕
「あれ、ワンコ達が居ないな? 」
「どこに行ったんだ? 」
「うちの連中も居ないな? 」
「あ、龍さんおかえり。ワンコ達なら浜辺でハマグリー取りに行きましたよ? 」
「ダイバーさんお疲れ。ハマグリーを取りにネェ~ 」
「うちの連中もですか? そう言えばもふもふ狐を連れてませんでした? 」
「え~と、いましたけど? でもねぇ(笑) 」
何か有ったらしい?
「あ、龍さん着きましたか。どうです、ハマグリーを取ってきましたよ 」
狐さん? 「コン♪ 」
ナゼか狐さんが肩に載ってるね?
「え、何でカルビになついてるの? 」
「あれ、うちの連中は? 」
「あ、もふ朗隊長、お疲れ様です♪ 」
「「「「「お疲れ様です♪ 」」」」
狐さん? 「「「「「コン♪ 」」」」」
後から来た第4小隊の面々にもナゼか狐さんが肩に載っていた?
「どうなってるんだ? 」
「簡単に[テイム]できたのか? 」
結局、ナゼか全員に狐さんが付いてきていた?
「どうしてそうなったの? 」
「まさか、好物がサボテンの甘味だったとは思いませんでしたよ! 」
たまたま[デザートカツーマン](サボテンタイプの魔物)に襲われて傷ついた狐さんを助けて傷を治してあげたらなついたらしい。
兄弟なのか他の狐さんも寄ってきたので何が好物かイロイロと試したら[デザートカツーマン]のドロップのサボテンの水が人気だった。
〔どうも、狐さん達は[デザートカツーマン]を食料としていたらしい? 〕
[デザートカツーマン]の針攻撃をもふもふ尻尾と土魔法で避けて倒していたらしい。
その為のもふもふ尻尾だったらしい。
〔見た目も物凄いもふもふだからね 〕
そこで、もふもふ第4小隊全員で付近の[デザートカツーマン]を根こそぎ刈っていった。
ドロップのサボテンの葉肉やサボテン水を与えていたら[テイム]できたらしい。
〔葉肉を料理して食べたらおいしいらしい 〕
その後、迎えに来たワンコ小隊にも教えたらしい。
偶々持っていたサボテン素材やワーム肉を昼食がてら料理していたら狐さん達が寄ってきて与えたら[テイム]できたらしい。
〔おい運営、他と違って随分と緩い設定だな! 〕
それで全員[テイム]できたらしい。
ちなみにフウリンさんも[テイム]してお持ち帰りしたらしい。
〔水汲みに一緒に来ていたらしい 〕
この後は、[ホエール]の見学会となったんだけど…………
「龍さん、これって揚陸艦だよね? 」
「龍さん、どこに上陸するの? 」
「龍さん、大きすぎない? 」
………等々の質問攻めにあっていた。
カジキの漁船[カジキ丸]が帰ってきた。
[カジキ丸]ナゼか大漁旗を出していた?
「カジキ、何か釣れたのか? 」
「えぇ、例の[突撃ツナカン]が釣れましたよ♪ 」
「あれって釣れたのかな? 」
「まぁ良いんじゃないの? 」
詳しく聞くと、サーペント砲の試射をしたら偶々当たったらしい。
ブイを引き上げたらツナカンに刺さったらしい。
〔アンカー自体は直径30cmだからね 〕
ドックのジブクレーンで引き上げたら確かに腹に大穴を開けたブリキ缶の様な大マグロが揚がって来た。
早速、解体することにしたが、普通の包丁では無理だった。
〔まぁ切れる訳が無いよね? 〕
しょうがないので、[魔鋼の刀(龍)]で斬ってみる事に。
最初に首を落とすように斬ると簡単に切れた?
〔頭と胴が分かれたね 〕
切り口を確認すると、表面の鱗は金属系だが、中身は普通の赤身肉だった。
鱗さえ何とか出来れば解体は可能だった。
〔まぁ、頭を落として、三枚におろせれば行けそうだった 〕
取りあえず今回は輪切りにしていき、中身を包丁で解体していく事に。
解体してわかったが、鱗はミスリルに近いみたいだが、集めて炉に入れてインゴットにしたら、[劣化ミスリルインゴット]となっていた。
〔魔鉄以上、ミスリル以下の金属だね? 〕
身肉は[ツナカンの赤身肉]で、生では癖が有って不味かった。
試しに焼いたらソコソコうまく、茹でるとツナの缶詰(ノンオイル?)と同じ味になっていた?
〔何このツナカン? 〕
カジキから解体用の包丁セットを依頼された。
まぁ、包丁さんも居るからできないことは無いけどね(笑)
〔魔玉鋼は出せよ、カジキ! 〕
夕飯時になって、イエスタビさんや近所の漁師さん達が来て宴会になっていた。
まぁ、娯楽が少ないしね。
〔最近はクラーケンの被害も無いし、豊漁らしいね 〕
ツナカンを出したら驚いていたね。
まさかソコソコ旨いとは思わなかったらしいね。
〔次いでに劣化ミスリルの事も教えておく。船の装甲に使えるしね 〕
そしてイエスタビさんに、明日魔導ウォータージェット機関10基を渡す事になった。
早速、試作船に付けて見るとの事だった。
〔イエスタビさんは既に試作船を作ってたのね 〕
明日は工房でみんなの武器でも作ろうかな?
与作達が来るだろうしね。
〔さて、何を作る事となるやら? 〕
①◎◎◎◎◎◎
クレーンさんのオートマトンって?
クレーン→かっこいいでしょう♪
龍さん→確かに効率は良いかも?
ミシン→これって人馬兵?
ミシンさんは元ネタ知ってるのかな?
もふ朗→何で簡単にテイムできたとは!
イヌカミ→今回は餌付けテイムでしたね(笑)
カルビ→明日もふ朗さんもテイムしに行きます?
もふ朗さんは悩んでいた(笑)
マグレ当たりで突撃ツナカンを釣り上げた?
カジキ→大漁だぁ~!
マグロ→アレって釣りなのか?
ハマチ→別に良いんじゃないか?
なんとか解体しておいしく頂きましたとさ?
今日から パオ~ン♪ 最初に貰った獣魔が象さんだった件 〔Freedom World Online〕正規版 の続きの10話を連続投稿します。
良かったら見てください。




