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自由すぎる人たち 〔freedom world Online〕   作者: 親戚のおっさん
8月15日
223/266

βテスト編 番外編27 それ行け源さん一家 その⑬ / 第3回オークション

番外編27話です。


源さんの様子が………


オークションの様子です。



番外編27


それ行け源さん一家⑬


25日の朝………

今日は《キュクロー村》定期便、第12回目だった。


今回も[こん]で輸送業務に行くことに。

生産ギルドで前回預けた輸送コンテナを積んで出発する。

〔コンテナにはいつもの様に荷物が詰め込まれています! ほぼ酒樽ですけど(笑) 〕


今日の護衛は、みこさん、椎茸さん、月白さん、ぬいはりさんの女性4人、クラン刀匠のスミスさんとFeさんの2人、お客様にドワーフの家族3人(父母娘)が乗り込み《キュクロー村》に向かって出発した。

そしてトサカさんとドライアドのリースちゃんがいつもの如く付いてきた。

〔本当にリースちゃんが居るとトレントが居ないからね? 〕


いつもの森林狼、角兎、森鶏が来たがいつもの様に護衛達が順滅していった。

ヤッパリ今回もトレントが出てこなかった?

〔リースちゃん、本当に何をしてるの? 〕


今回も無事に《キュクロー村》に到着した。



門前には門番としてロープス村長の弟、シフファーワーさんが立っていた。

まぁ、ご苦労様じゃな。

〔重装備のドワーフもすごいのう 〕


門を通るとちびっ子ドワーフが何時もの如く走って行く。

スミスさんとFeさんに倉庫に[くろ]コンテナの積み替えに行ってもらい、《源さんファームキュクロー村支店》に向かう。

〔さて、今日も売れるかな? 〕


《源さんファームキュクロー村支店》に付くともう集まりだしたドワーフ奥さま軍団。

裏口から皆で野菜の搬入をしていく。

〔本当にいつもじゃのう 〕


ドワーフ娘っ子店員と一緒に早速、野菜の搬入を始める。

みこさん、椎茸さん、月白さん、ぬいはりさんに手伝ってもらい、店の裏から店内に次々と野菜を搬入してはドワーフ娘ッ子店員と野菜を並べる。

〔ウ~ン、今回も即売かのう? 〕


オープンと同時に雪崩れ込むドワーフ奥様軍団!

必死に売り上げる娘ッ子店員達!

〔がんばれ! 娘ッ子店員! みこさん、椎茸さん、月白さん、ぬいはりさんがお手伝いしている。源さんも追加の補充に大忙し! 〕


今回も[トラ]に載せられる限界の野菜(約2t分)を積んできたけど………

ヤッパリ即全て売れていった!

〔本当に源さん印の野菜はよく売れます! 〕


「今回もまた完売じゃったなぁ! 」


「源さんの野菜は美味しいからねぇ♪ 」


「そうですよ。源さんが作るリアルの野菜もこんなに美味しいのですよね? 」


「それにかわいいドライアドのリースちゃんとアルラウネのワカバちゃんが一緒に育てていますしね♪ 」


「本当にスゴイですね。前回、衣装の依託販売も売れるはずよね 」


裁縫組合は今回も女性ドワーフ用の婦人服と子供服を30着ずつ持ってきていて、販売するそうです。

早速、並べるぬいはりさん。

〔早速、服目当てのドワーフ奥さまが来ていた 〕


「源さん、あい変わらずスゴい人気ですね。全く近付けませんよ(笑) 」


「本当に無理ですね 」


「まぁ、そうじゃろうな。前回は鉄鋼さんが飛んでおったぞ(笑) 」


この後、刀匠コンビは鉱石の仕入れに向かった。

沢山買うそうです。

〔刀匠は儲かってるからね! 〕


この後は、いつものようにおっさんドワーフとゴムボール目当てのちびっ子ドワーフ達が来る事に。

数名の親子ドワーフが来て服を買っていった。

〔前回の営業で服は完売しそうですね 〕


一段落した時にロープス村長がお見えになった。

何時もの茶飲み話となった。

〔クロプ君も修行は順調だとか 〕


ロープス村長に回復粉茶と茶請けの回復草餅も出してもてなす源さんだった。

帰りには、前回好評の回復粉茶(茶缶入り)をロープス村長にあげた。

〔ロープス村長はとても喜んだ! 〕


帰りはドワーフのオッサン2人を乗せて何時ものように出発した。

帰りにもトレントには襲われずに《イースト街》に着いた。

〔リースちゃんはその件については教えてはくれないけどね 〕




源さんファームに戻り、何時もの畑仕事も終わって夕食時。


「なんじゃ、龍は居ないのか? 」


「すまんのう、ガンコ殿。龍さんは出掛けているんじゃ 」


「あ、龍さんなら明日は《アクアビレッジ街》で会議の後に戻って来るそうですよ 」 みこ


「そうなのか。なら、明日でも良いか 」


「ガンコ殿は何用で? 」


「まぁ、鉱石を分けて欲しくてな。それよりこの酒は旨いのう 」


「ワシが作った濁酒だよ。マダマダだがな。日本酒でも作りたいが、酵母菌がないからのう 」


「源殿、日本酒とはどんな酒かな? ビールより旨いのか? 」


「そうよのう。澄んだ酒で冷やでも燗でも旨いんじゃが、中々造れないんじゃ。味噌醤油の酵母菌は有ったんじゃが、日本酒用の酵母菌が見つからない。まぁ、ビールとは別物だからその辺はわからんのう? 」


「では、その酵母菌を見付ければ造れると? 」


「可能じゃ。後は酵母菌を見つけるだけじゃ 」


「ヨシ! 明日から探して見るか! まぁワシは午後から来るので探して見ましょう 」


「そうじゃのう。探して見るか! 」


こうして日本酒の製作が始まった。

この後、コボルトお父さんズも仲間に引き込み、大々的に作る話になった。

〔早速、刀匠に鋳造タンクを発注する事に 〕



次の日(26日)


昼過ぎから源さんとガンコ師匠は酵母菌を探して田んぼの稲を端から端まで探していた。


「源さん、何を探してるの? 」


龍さんが帰って来たのは探していたこの時だった。


「おぉ、龍さんおかえり。なぁに、酵母菌探しじゃ? 」


「酵母菌? 」


「日本酒を作ろうかと思ってな、稲に付く特殊なカビを探してたんじゃよ 」


「そうなんですか? それで何故ガンコ師匠も居るの? 」


「なんじゃ龍か。お前も探すの手伝え! 」


「だから何でですか? 」


「それはおいしいと聞いたからだ! 」


「源さん……… 」


「なに、日本酒は旨いからな。飲んでみたいんじゃ 」


「でも味噌作ってましたよね? 」


「味噌醤油と日本酒の麹菌は違うからな。だから探しておるのじゃ 」


「さっさと探すのを手伝え、龍よ! 師匠命令じゃ! 」


「………はぁ、何をさせるやら? それでその麹の特徴は? 」


「稲の穂先に黒く付いている筈じゃ。一応味噌用のは見つけたから酒用のもある筈じゃ! 」


「さっさと探せ、龍! 」


龍さんは仕方なく探してあげていた。

さらっと[真龍眼(万里眼&鑑定)]を使って探す龍さん。


「え~と、師匠の左20mの所に有りますよ! 」


「なんじゃと! (ドドドドド) あ、有ったぞ! 」


「ドレ、間違いない様じゃ。早速仕込もうぞ! 」


「そうだな、源殿急ごうぞ! 」


そう言ってワシは走って源さんハウスに向かった。

酵母を増やす準備はできてるからのう。

〔さぁ、造るぞ! 〕



次の日(27日)


酵母の培養は上手くいった。

後は仕込むだけだが…………


「源さん、ミスリル仕込み樽できましたが、何処に置きます? 」


「おぉ、包丁さん良いタイミングじゃ。隣の納屋に入れてくれ 」


隣には酒蔵を作って貰っていたからのう。

早速、設置じゃ。

〔酒蔵に鋳造タンクを入れる刀匠の面々 〕


「包丁さん、納品かい? 」


龍さんが来たようじゃ。


「あ、龍さん。源さんに頼まれたミスリル製の仕込み樽かな? 」


「本格的に日本酒を作るんかい! 」


「そうじゃ、何事もチャレンジじゃ! 」


「そうだぞ、龍よ。何事もやらねばならないぞ! 」


「ホドホドにしてくださいね。これから仕込みですか? 」


「そうじゃのう。後はどのくらいで発酵するかじゃ? 」


「確かにな。その辺がわからんぞ? ビールならわかるんだが? 」


「ワレワレモワカリマセンノデ? 」


「まぁ、取り敢えずはやってみようかのう 」


こればっかりはやってみないとわからんからのう。

米を炊く準備を始めていたら、クックさんがあたりめの試作品を持ってきてくれた。


「源さん、試作のあたりめができましたけど? 」


「おぉ、クックさん見せてくれ。おぉ、これじゃこれ! 」


「ドレドレ……… うまいものだな! 」


結構、美味しくできてるのう。


「随分と早かったが乾物って直ぐにはできるものでは無いじゃろ? 」


「まぁ、そこは[料理王]スキルの[熟成乾燥]を使って時短しましたけど 」


スキル[料理]はレベルを上げていくと、いろんな事ができる様になるらしいのう。

ん、ならばもしかして?


「クックさんや。もしかして発酵も促進できるかのう? 」


「え、有りますよ。[発酵加速]とか? 」


なんじゃと!


「そうかそうか。では、お酒の発酵も可能かのう 」


「え~と、多分可能かと? (あ、やな予感! ) それでは夕飯の仕込みが有りますので……… 」


皆もわかった様ですぐにクックさんを囲んでいた。


「何、仕込みが終わってからちょっと手伝ってもらえればよいよい 」


「クック殿、お願いできますか? 」


「「「「「「クックサマ、オ願イイタシマス 」」」」」」


源さん、ガンコ師匠、コボルトお父さんズに囲まれたクックさんは折れて、夕食後に手伝う事となった。

夕食後、源さん達は酒造りを始める事になった。

〔沢山の米と釜と薪、そして作った竈 〕


そして夕食後ラチられた料理人チーム。

早速、米炊きから始めるようです。

〔お米の吸水も加速できるからね 〕


米を炊いて麹と一緒に仕込み樽に入れていきます。

こうして日本酒造りが始まった。

〔成功するかは運営(神?)のみぞ知る………のかな? 〕






第3回オークション


今回のオークションは特に荒れなかった。

流石に爆弾は無かったが、龍さんが出した物が厄介だった。

〔在る意味レアだった 〕


今回出した物は、初期の頃に作った弓で洋弓のカテゴリーに入る狩弓だった。

この弓は例の巫女姫仕様の初期の和弓をベースに作った弓で射程は和弓には届かないが、威力はソコソコ有った。

〔普通に高性能の弓だった 〕


だが、何故誰も使って無かったのかと言うと、巫女姫姉妹以外に弓を使うプレーヤーがクランFICAに居なかった為だった。

大体はボウガンを使っている為だった。

〔ボウガンの方が使いやすい為だった 〕


問題は、弓使いは第1サーバーしかまともに育って無い事だった。

他のサーバーではいまだに不遇扱いになってる所が有った。

〔初期のウサギトラップの影響の為だった! 〕


ならばボウガンを出そうとした龍さんだったが、運営より禁止されてしまった。

ボウガンも、第1サーバーのみしか存在してない為だった。

〔龍さんしか作って無いためでも有った 〕


結局、オークションの結果は第2サーバーの武士道が落としていた?

ただ、武士道は代理で落としたと後のインタビューにて言っていたけどね。

〔何でも聖女様の代わりらしい? 〕



「兄さん、ありがとうね。代わりに落としてくれて 」


「別に良いが、どうするのこれ? 」


「兄さんは気が付いてない? 第1サーバーに行った時に見たあの巫女姫達? 」


「あぁ、見たけどそれが何? 」


「あの子達、滑りながら砦の上から出た頭に当ててたわよ! 」


「え、何でそんな事できるんだ? 弓って当たらんだろうに? 」


「どうも勘違いらしいのよ。あの後に聞いたら角兎には普通に200m離れた所から射てば当たるって言うのよ? 」


「え、そうなのか? 」


「ただ、初期装備の弓だと精々100m飛べば良いらしくてそれで避けられて当たらなかったらしいのよ! 」


「何だって! だから当たらないって言って弓をやめた奴が多かったのか。運営も嫌らしい事をするんだな! 」


「まぁ、それで龍さんが作った弓ならば300m位は飛ぶだろうから試してみようかと 」


「そうだな。できれば狙撃位できるかな? 」


「それは難しいかも。流石に訓練しないと。それに巫女姫達は弓道経験者よ 」


「そうなんだ。ならマリアも使えるな 」


「まぁ、洋弓ならね。ただ、そんなには上手くは無いけどね(笑) 」


第2サーバーでも検証が始まったが、果たして対抗戦に間に合うのだろうか?






■■□□□□□□

源さん→日本酒飲みたい!

ガンコ→日本酒飲みたい!

コボルトお父さんズ→日本酒飲ミタイ!

クック→何このノンベェ~達は?


ノンベェ~達に巻き込まれたクックさんだった(笑)



龍さん→弓売れたかな?

武士道→安く落とせたな?

マリア→良かった、手に入って♪

オークション担当AD→龍さんになんて言おう?


今回も値が付かなかった龍さんだった。



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― 新着の感想 ―
[一言] 現実のゲームでもあるのだろうか? 自分が出来ないから仕様が悪い そんなことないのにね。 試行錯誤って案外しないのかな? お酒の仕込みは現実では許可なく出来ないこと ビールに洋酒に日本酒 飲ん…
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