第12話 薬草トラップ?
第12話です。
さぁ、森に採取に行きましょう♪
運営さんのドSップリには脱帽です。
第12話
9日目
朝6時前です。
お、ほろ酔いのバッドステータスが消えてる。
〔現実でも有れば良いのに……… 〕
さて少しポーション作って合流しますかね。
ピコン♪
ん、メールだ?
内容は………
【この度は〔freedom world Online〕βテストに参加して頂きありがとうございます。
皆様方の協力には感謝いたします。
そこでお礼がわりではないですが運営イベントの予行練習と称してイースト街の中で運営ミニイベントを行うことになりました。
本日の13時にスタート予定ですので中央公園内特設ステージ前に12時30分までにはお集まり下さい。
なお内容、報酬等はスタート30分前に発表致しますのでふるって参加して下さい 】
ほほ~う、いよいよですか!
………さてどうしましょう?
〔……高見の見物でもしようかな? 〕
さてと食堂行って朝食でも食べますか。
食堂でトマリさんに挨拶して朝食を頼む(チラッ )
………食堂の奥に?(チラッ )
………いただきます(チラッ )
………ご馳走さまでした(チラッ )
………食堂の奥で潰れているクリン師匠がいた。
〔何故潰れているの? 〕
「クリン師匠、どうしたんですか? 」
「う~ん、二日酔い? う~ん! 」
「え、珍しいですね? いつもは平気なのに。どうしたんですか? 」
「う~~ん、ポーション忘れた! ………う~~ん……… 」
どうしますとトマリさんに振ったら「師匠なんだから送っていけ! 」と言われてしまう。
あれ、確か宿には例のポーションが有ったよねと聞くと宿の常備薬は泊まった方のみの契約なので出せないと言われた?
何でも奥方の指示だそうな?
〔マジですか………ヤバイですよね? 〕
て事で、師匠を店に届けに行った。
ちなみに、クリン師匠の店《クリン薬剤店》は《ガンコ武具店》の近くで師匠達は幼馴染みだそうだ。
〔勿論、他の師匠方の店もご近所です 〕
宿から師匠を担いで《ガンコ武具店》の近くの《クリン薬剤店》に着いた。
「師匠、着きましたよ。店に着きましたよ! 」
「ウェ~ウウ………ポーションはどこだっけ? 」
「はい、ポーションですよ。あなた! 」
人族の女性がポーションを渡す。
師匠は急ぎポーションを飲むと回復したと同時に見事なジャンピング土下座を決める?
「済みませんでした~~! 」
「あなたはお酒が弱い癖して毎晩飲みにいくの! いくらポーションで酔いが冷ませるからと毎晩毎晩! そんなに飲んでたらいくらエルフでも身体を壊しますよ! 」
「すまん! つい弟子が出来たのが嬉しくてついつい皆で飲んで……済みませんでした~~! 」
この人族の女性がクリン師匠の奥さんのプレリーさんで実はハーフエルフなのだが………
師匠は奥さんの尻に引かれてます。
〔プレリーさんは薬草学の先生です 〕
「あら、sinさんいらっしゃい。主人を送ってくれたのね。毎晩毎晩付き合わせてごめんなさいね 」
「いえいえ先生、楽しいから大丈夫ですよ。………それよりあまり師匠をしからないで下さい 」
一応先生の奥様をなだめておくが………無理だった!
次いでなので師匠に工房を借りて調薬をすることに。
〔クリン師匠はプレリー奥様に引きずられて店の奥に消えた……… 〕
ここでなぜ他のPC薬師達が効果が低いHPポーションしかできないのか説明しますね。
これは元植物学者? のプレリー先生から教えてもらった事なのだが、HPポーション用の薬草には元気草が基本使われているのだが、そっくりな傷生草と言う薬草も存在する。
傷生草は傷に直接塗るタイプの回復薬で基本応急処置用の軟膏の材料なのだが元気草と混ぜてポーションを作ると効果が弱くなる性質がある。
問題は元気草も傷生草も見た目は全く同じ薬草だった。
では[鑑定]持ちが何故気がつかないかと言うと ただ 薬草 としか表示されないからだ。
〔運営の悪意を感じる! 〕
[鑑定]で識別するには………
①元気草と傷生草とを良く比べて根気良く識別する
②図鑑で調べ良く見比べる
③薬師のNPCに指導してもらう
④薬師のPCに指導してもらう
………位しか無い。
①だと根気よく比べて特徴の違う部分を見つけて選別して実際に調合して………とかなりの時間がかかる。
あるいはリアル植物学の知識が有れば識別できるようになる人も居るだろう。
〔実際、そこまで気が付かないだろうね。時間も掛かるしね
〕
②だと図鑑で見比べてすぐに識別できる用になるが図鑑を手に入れるか図書館で調べるかだが基本だが本屋も図書館も場所がわからないようになっている。
〔実はクエストが存在するが誰も気づかず♪ byGM 〕
③が確実だが弟子になれるのはその人の態度と運次第の所が有る。
ただし、弟子になっても失敗すれば覚えられない。
〔クエストだから失敗する場合もある! 〕
④が一番確実!
知ってるプレーヤーに詳しく聞く!!
〔ただし、第1サーバー 否、全体でも今の所sin位しかいない……… 〕
なので最初に識別してしまえば後は楽に別けられるのだが……………
さて今回は作り方を変えて作って見ようと思う。
〔要は実験してみよう♪ 〕
①昨日取ってきた元気草を取った時点で[錬金術]のスキル(乾燥)を使い乾燥させておく
②乾燥したものをすり鉢に砕いて入れて磨り潰す(通常は生のまま潰す)
③粉末状態になった物を鍋に浄水を入れ常温から煮るのだが浄水の代わりに水魔法のウォーターを使う
④ある程度沸騰しないよう煮たらできた溶液をろ過してビンに詰めて蓋をする
さあどうかな?
では[龍眼(鑑定)]…………え?
[中級HPポーション改+]
HP+150回復
製作:sin
解説:sinが作った改良型中級HPポーション
(抹茶味)
かなり飲みやすくなった
価格:450G
……………う~んどうしようかな?
これはマズイヨウナ?
〔とりあえず乾燥してある分作っとこう! 〕
………スリスリスリスリスリ………………グツグツグツグツグツ………………
よしビンに詰めて蓋をして出来上がり。
合計80本できてしまった。
〔どうしようかな? ドクターが知ったら暴れるかも〕
まず師匠に見せようと奥の部屋を覗くと、先生がまだ説教してた。
ウワァ、近づきたく無い!
〔………師匠……… 〕
先生には師匠に相談したいことがあるのでと断り、師匠を回収しポーションを見せる。
すると肩を捕まれ「どうやって作った!」と肩を揺さぶられる。
バシィィン!
後ろから先生から杖の一撃に悶絶した師匠だがすぐに復活、レシピを教えてと嘆願される。
バシィィン!
また一撃をもらい悶絶してる隙にプレリー先生は先に生産ギルドで登録してきなさいと言われた。
別に師匠なら教えますよと先生に言うとちゃんと登録してから教えてねと言われてしまった。
ならばと酒酔い回復ポーションのレシピと交換で教えることになった。
〔あのレシピは欲しいよね? 〕
プレリー先生と握手をしているとクリン師匠が後ろで"ちぇ"と言ったらしくまた先生に引きずられて店の奥に消えた………
師匠の無事を祈ろう。
〔先生には逆らわない方が良いよね! 〕
さて先生に言われた通り生産ギルドに行く事に。
生産ギルド到着するといつものようにトアさんに捕まり"今日は何かなナニかな♪ "と言うのでポーションを見せる。
………するとがしっと手を捕まれ ありがとう×3 と絡まれる。
〔そんなに嬉しいのかよ! 〕
トアさん、回りのギルド職員さん達がにらんでますよ。
どんだけ給料安いのかなと思いたくもなる?
〔生産ギルドってブラックなのかな? 〕
生産ギルドの登録で、ポーションのレシピの関しては自分と師匠は特許料無料で他の人? がレシピを見て作る場合は5%とした。
とりあえず今ある50本ほどトアさんに売っておく。
〔サンプルって事で! 〕
さてそろそろ時間なので昨日生産ギルドに預けた大八車に荷物を載せて北門の源さん達の所まで行きますか。
クスクス周りから聞こえるが気にせず移動、北門の前に到着した。
〔大八車ってそんなに変かな? 〕
源さんと愉快な仲間達はすでに来ていた。
人を待たせないのは良いことだ!
「お待たせ! 遅れたか? 」
「いや、う~んと、今来た所じゃ? 」
誰だ、源さんにベタな事させたのは?
「源さん、そこは「ううん、今来た所よ♥ 」と答える所でしょう? 」
「ninzin、源さんに何やらすの! もう sinさんすみません。バカな弟で 」
「リンゴ姉さん、手遅れですよ。ドラさん、お仕置きで 」
「じゃその方向じゃな 」
「ちょっと待って! 何で源さんま(チラッ)……………すみませんでした! 」
ジャンピング土下座するninzin君(笑)
「しょうもないことを源さんにさせて………て言う前に源さん、ノリノリでやってなかった? 」
「気のせいじゃ気のせいじゃ♪ 」
確かに愉快な仲間達だわな。
それでは装備をお披露目しますかね。
装備を一人一人に渡す………一応希望通りかな?
まずは基本の農業スタイルで頼むと………
「おお、これはいいぞ。リアルと似た格好でなかなか良いのう」
「なにこれやだ、かわいい」
「これはザ、作業着ですね」
「しかも背中にそれぞれのマーク入りなんて所が。僕のはまんま人参ですね」
「まあその辺はオマケだよ」
次にフル装備になってもらう。
「「「なんだ(なんなの)!このぶっ壊れ装備は!? 」」」
「え、壊れてた? 」
「「「じゃなくて、性能がぶっ飛んでると言う意味で! 」」」
「そうかな?丁寧に作ればこのくらい誰でも作れると思うが? 」
「「「いやいやいや!それはない! 」」」
そうかな? と思いつつ装備の説明をしていく。
「まずはリンゴ姉さんの装備から。今のスタイルの近距離戦では細剣とナイフで、それに長距離用にリアルで経験が有る和弓を用意しました! 」
「和弓を用意してもらっても矢は当たりませんよ……てこれトレント製ってsinさん……… 」
「ウサギにですよね? それならば後で検証しましょう。当たったら青汁イッキ飲みで(笑) 」
「え、まぁ良いですけど当たらなかったらsinさんが飲んでもらいますからね 」
「良いですよ。では次に白菜君かな? 白菜君は重装備がある程度できるから防御重視で揃えてみた? 」
「えぇ、一応チームの壁役ですから……って何ですか? このデカイ盾は!?」
「簡単にいえばタワーシールドを城壁風にするとこうなった! 一応ビッグボアの体当たりぐらい防げるハズ? 」
「確かにボア位は平気かも。ん、このシールドの後ろに付いてる棒は? 」
「あぁ、投てき用のトマホークだよ。一応斧系で揃えたから。守る時は両刃斧のラブリュスで、攻める時は大斧の一種でバルディッシュを用意した」
「何ですかこのバルディッシュ! てこれ斧なんですか? 」
「まぁ16~18世紀位の武具で東欧からロシア辺りで実際に使われてたらしい。切ると言うより叩き切る? 武器かな」
〔G先生に教えてもらったのはナイショ♪ 〕
「これなら守りきれますね」
「何ninzin? 誰を白菜が守るのかは突っ込まないが次はninzinの装備かな? 」
「ハイハイ! よろしくお願いします。白菜さん姉さんの守りもお願いします♪ 」
「何を言い出すのよninzin、私は白菜とそんな関係じゃ……… 」(真っ赤)
「………… 」(真っ赤)
「ここは砂糖でも吐くところだがninzin、説明するぞ! 」
「サー・イエス・サー(笑) 」
「ninzinは魔法職の後衛だから支援系の装備にしてみた。基本は自走榴弾砲で救護車付かな? 」
「何ですか! その例え? 」
「あ、すまん。後方で魔法を放ち込み、味方がケガしたら各種ポーションを投げて回復する役かな? 」
「それで質問ですがこのトレントの長杖とは何なんです? 」
「あぁ、それはトレントの魔核が手に入ったからつけてみた。トレントなのに風系の魔法の威力が上がるってね? 」
「こんな杖見たこと無いですよ。魔核って見たことなかったけど付けられるとは」
「まぁ、そんなとこかな? 後はその胸当て部分にポーションビンを入れられるよ! 」
「なるほど! それで胸に薬ビンが入る位のポケット? が有るんですね」
ポーション瓶を20本渡す。
渡したポーション瓶を見て顔がヒキツルninzin。
「………あのsinさん?……これって中級HPポーション? しかも150回復って何ですか? 」
「「何それその回復力? 」」
「しかも抹茶味!え、sinさんが作ったのですか? 」
「「なんですって! 」」
「ああ、私が作ってみたポーションですが何か? 」
「ドラさん、いやsinさん、いや龍師匠! 私にポーションの作り方を御教授して下さい。お願いします」
すぐジャンピング土下座するninzin。
「すぐにジャンピング土下座てネタプレーか、ninzin 」
「いえいえ龍神様に敬意を捧げているのですが? 」
周りはドン引きです。
「わかったわかった。教えるから頭を上げろ 」
「ハイ龍さん♪ 」
もう元に戻りやがった!
「とりあえずこの装備やポーションの事は他にはナイショっで♪ 」
「「「話しませんよて言うか話せないですよ!! 」」」
「とりあえずその方向で。あれ、源さんは? 」
「「「あれ? 何処だ? 」」」
源さんは大八車の方で農作業道具が入った農作業用道具ボックスを漁っていた。
〔おいおい早速かよ…………! 〕
「ところで源さん達は、例のイベント参加するの? 」
皆に聞いてみた。
「どうしようか悩んでます……… 」リンゴ
「僕は出ますよ。イベントだし 」白菜
「そうですよ。姉さんも出ようよ!楽しそうだし 」ninzin
「う~ん、じゃ出ようかな。sinさんと源さんは? 」
「わしは出てみようかのう。sinさんはどうするのじゃ? 」
「皆は参加して下さい。私はちょっとわけありでもしかしたら参加出来ないかも? なのでとりあえず不参加で! 」
「なにやったんです? さっさと吐い………痛い痛いハナシテ~~」
ninzinの頭をアイアンクローする。
「何もやっとらん! 内容を知っているからだ! 」
「「「え、どうゆうことですか? 」」」
内容のアイデアを私が出した事になっているから出れないかもと言う。
内容を教えると皆が失格になる可能性があるかもとも言う。
「それじゃしょうがないですね。それじゃどうしているのですか? sinさん 」
「基本は高見の見物かな? 後は街中をブラブラかな? みんなは罠に巻き込まれないように気をつけてね♪ 」
「「「罠って何です? 」」」
「ここの運営は基本ドSだぞ! 初日の門番トラップの事忘れたか? 」
「「「あぁ、納得! 」」」
「さて、時間もないしさっさと皆で北の森に採取に行くぞ。リンゴさんは弓の練習するぞ! 」
「「「「おー! 」」」」
この後、北の森に行き私とリンゴさんは角兎狩り(弓の練習)、源さんのチームは森の中である物の採取と薬草類の採取をする。
ウサギの狩り方のレクチャーをしたらリンゴさんは驚いていた?
リンゴさんは早速弓でウサギを狙ったって500m先ですよ?
………あ、当たった!?
ウサギに矢が当たった事にリンゴさんは驚いていた。
〔私もまさか500m先の標的を当てるとは思わず………〕
この後は色々と検証しながらやってみた。
距離を詰めて行き、正確な有効射程距離を見極める事に。
〔これで弓の不遇は無くなるかな? 〕
源さん達も森のある物を土嚢袋に詰めて大八車に載せていく。
質も問題ないそうな?
〔その辺はプロ(農家)にお任せかな?〕
ninzinには薬草の種類をレクチャーしておく。
薬草に種類がある事にninzin達は驚いていたが指導したらある程度選別はできるようになっていた。
〔まだ、かなり怪しいが……… 〕
そして12時の鐘がなる頃に北門まで戻る事に。
到着後、約束通り青汁を飲んで悶絶しているリンゴさんだった。
皆は昼食(源さんは相変わらず野菜の丸かじり)後に中央公園に向かうそうだ。
私は冒険ギルドに兎肉を納品してから中央公園に行ってみようと思う。
さて、どうなるやら??
12話
色々とやらかしたsin
クリン師匠→sinどうやって作った!"バシィィン! "ウギャァ~!!
プレリー先生→生産ギルドで登録しなさいね♪
トアさん→ヤッター! 給料が上がる♥
源さん達に装備を配る。
源さん→さぁ、集めるぞ♪
sin→源さんがイキイキしてる!
3人組→ホント嬉しそう………(この装備スゴすぎ!! )
森で採取に行く。
リンゴ→あ、当たった………(青汁飲まないと………)
源さん→お、これは良いな♪
sin→薬草には種類があるよ♪
3人組→え、薬草に種類あったの??
こんな感じに3人組の頭は柔らかくなっていったとさ♪
しかし運営のこのドS設定は誰が考えたのかな?




