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自由すぎる人たち 〔freedom world Online〕   作者: 親戚のおっさん
8月12日
116/266

第90話 FWO PVP大会 第2回戦 第2試合 マグロvsイース

第90話です。


次はマグロ君 対 イース姐さんの勝負ですね♪


………あの~速すぎて見えないのですが………

第90話


FWO PVP大会 特設コロシアム 実況ブースより

実況:MM

解説:ズームSGM

の実況生放送でお送りしています♪


『さぁ、次の試合は、マグロ選手vsイース選手ですね。ズームSGM、どうでしょうか? 』


『第1試合がすごかったので次も期待します♪ 』



第2回戦 第2試合 マグロvsイース


『第2回戦 第2試合を始めます。赤コーナー 第1サーバー代表 予選2位 誰もそのスピードに追いつかない! 第1サーバー最速の駿速王! マグロ♪ 』


第1サーバー側東入場門から、マグロが入場してくる。

ハイタッチして送り出したが、緊張してるね(笑)。


応援席ではソルちゃんが連続バク転していた?

………何で?


『青コーナ 第3サーバー代表 運営推薦 こちらも第3サーバー最速女王! 白虎巴御前 クラン[乱れ桜]のクランマスター イース♪ 』


第3サーバー側西入場門よりイースが入場してきた。

笑顔で入場してきた所は戦闘狂たる所以だろうね。

〔嬉しそうで何よりかな? 〕


応援席にはおや、20人ほど入って来たね。

レインちゃんを先頭に来たってことはクラン乱れ桜の応援団かな?


横断幕を広げたね……… なになに?

横断幕には、[イースお姉様ガンバレ♥ ] て書いてあるね。

〔イースは、相変わらず姉御肌全開だな(笑) 〕


『ズームSGMさん、この勝負はどう見ますか? 』


『正直わからんよ? 何せ双方スピード特化の化け物どうしだしね。一瞬で決まるか長期戦になるかでも変わるだろうしね? 』


中央の開始位置にて対峙する双方。


「どうも、初めましてイースさん。マグロと申します。よろしくお願いいたします 」


「アラ、礼儀正しいのね。初めまして、マグロさん。イースと申します。よろしくね、坊や♥ 」


「………坊やと言われる歳じゃないんですけどね。これでも19歳なんですけどね(笑) 」


「若いわね。ハァ~、やっぱり坊やだわ。ハァ~………」


「………イースさん、まさかとは思いますけど私に女性の年齢を聞く質問をさせようとしてません? そんな地雷を踏むと思いますか? 全く、龍さんの言った通りの人ですね(笑) 」


「え、ここは私が怒る所でしょう? ………ア、そう言えばその龍さんが私の事を言ってたって言うけど、龍さんって何者なの? 」


「それは本人に聞いて下さい! プライバシーの事は言えませんし、知りません! 」


「エェ~! そんな~。教えてくれてもいいじゃないの? 」


『ア~ア~! イースさん、個人情報の事は聞かないように! 試合前ですよ! 』


「ズーム ウルサイ! その龍さんの正体を教えろ! 」


『お前な! それなら勝ち上がれば本人と対峙した時に聞けば良いじゃないの? 』


「………それもそうか! じゃ、さっさと始めましょう(笑) 」


「………ハァ~、スゴい性格の人だな。油断できないわ! 」


『さて、双方準備は良いかな? では、PvP30秒前! ……………… 』


「マグロさんから聞きたかったけど良いわ、本人から聞くわ♪ 」


「………まぁ、僕を倒してからにして下さいね! 」


『…………5、4、3、2、1、ファイト♪ (カァン♪ ) 』


"ドドン! " "ガキン! "……………

ゴングと同時に走り出す二人って消えたって、エ?

あ、現れたり消えたりしながらって何?


マグロはツインククリナイフで、イースはミスリルの短槍でお互いを攻撃していた!

双方[縮地]を使って?

〔まったく見えないんですけどね? 〕


『え~と………ズームSGM、こうなると予想してましたか? 』


『………すまんMM、予想外だったよ。まさかの連続高速戦闘で全く見えないと言うか音だけしか聞こえないと言うかってナンジャコレ状態? 』


全応援団、全サーバーの中継を見ていた人達は唖然として見ていた? イヤ、フリーズしていた。

早すぎて理解できていなかった?

〔誰もまったく動きが見えない状態だった! 〕



東入場門の脇で見学していた龍さんの一人言?


「[龍眼(千里眼)]で見てみると………なんだこれ? 見えないと言うか速すぎるわ! [龍眼]でも辛うじて残像が見えるだけかよ! 」



"ドドン! " "ガキン! "……………"ドドン! " "ガキン! "


ようやく止まったと思ったら短槍をククリ2本で押さえた状態で止まった二人がいた。


「中々やりますね、お姉さん! もっとも[縮地]を使える人が他にもいたことにビックリですよ! 」


「あらそう? 私はこのスキルを元々持ってたわよ? 変ね、ドウシテカシラ? 」


『あの~………ズームSGM、どう言う事かな? また固有スキルですか? 』


『ア、そうそう、これは固有スキル[白虎脚]だったかな? 』



固有スキル:[白虎脚]

解説:白虎族専用の固有スキル

   [縮地]、[駿足]、[立体機動]の複合

   スキル!

   統合スキルの1種

   [縮地]一瞬で相手の懐に入ったり一瞬

   で距離を取る事ができる

   使用MPも1m辺り5MP使用する

   (条件は一緒)

   [駿足] 一定のスピードを保持しなが

   ら戦闘

   を続ける事ができる

   発動には1s辺り魔力を2MP使い続け

   る事に

   (条件は一緒)

   [立体機動] 一定の空間を走り回れる

   発動には1s辺り魔力を2MP使い続ける

   事に

   (条件は一緒)

   リキャストタイムは10s

   (魔力が無いと使用できない)



『またこれは凄いスキルですね。しかもイースさんは何故か使いこなしていますし? 』


『まぁ、恐らくあの白虎さんは勘で使ってますし、理解はしてないでしょうね(笑) 』


『エ、………それって ………脳筋? 』


『そうなるね(笑) マァ、妹ちゃんがしっかりしてるから良いけどね♪ 』



東入場門の脇で見学していた龍さんは解説を聞いてただ、うなずくだけだった。



"ドドン! " "ガキン! "……………"ドドン! " "ガキン! "……………


試合自体は、しばらく音しか聞こえず、ものすごい攻防になっていた!


『ほぼ、音だけの攻防ですね……… 』


『そう言われてもねぇ……… 』


互角? の攻防に会場中が飽きて来た頃(笑)


「中々やりますね。そろそろ良いかな? 」


「え、何が? 」


マグロはおもむろに右手のククリを鞘に戻して腰に付けていた物を握る。


「アラ、それはトンファーかな? 」


「まぁ、そうなのかな? 良くは知らないので(笑) 」


見た目はトンファーなのだが…………

マグロは右手にトンファー? を持ち、左手はククリを持っていた??


「変則二刀流かしら? 面白いわね! 私、そう言うの好きだわ♪ 」


「そりゃどうも(笑)。では行きますよっと! 」


"ドドン! " "ガキン! " "バァン! "


マグロはイースの槍の突きをククリで受け流しながらトンファー?を持った右手で殴りかかったように見えたがなんとトンファーの先から何かが飛び出してイースに向かって飛び出して行った??

それをなんとイースは避けていた!



東入場門の脇で見学していた龍さんの独り言!


「おいおい、まさか初見で避けられるか、アレを? しかも至近距離でって………? 」


マグロが使ったのはこれだった。



[龍式トンファー型拡散弾筒]

攻撃力+30 拡散弾攻撃力5~80

防御力30 魔防力15

重量軽減(中)

耐久値300/300 重量1

品質:S

製作:sin

解説:sinが製作した特殊魔導杖? トンフ

   ァー?

   ミスリルと鋼のハイブリット構造で

   パイプ? 部分を作り握りはLEトレ

   ント材で製作した

   基本構造はトンファーなのだが打撃部

   分がパ

   イプ状になっている

   魔力を込めてから握りの所のボタンを

   押すとパイプの中にセットしてある拡

   散弾を発射する事ができる

   (火魔法の爆発力を利用)

   拡散弾は鋼玉が16個詰まっていて発射

   すると、鋼玉が拡散して相手に向かう

   基本近ければダメージは大きいが離れ

   れば大した事はない

   なお、連射はできない

   (基本は先詰めなので戦闘中には再装

   填ができない為)

   そのまま打撃武器でも使用可能

価格:360,000G



「まさか散弾銃? が有るとはね? まさかの展開よね! 」


「しかしあれを避けますか? しかも初見で? もしかしてばれてました? 」


「マッサカァ~(笑) 女の勘よ♪ 」


『え~と、ズームSGMさん、あれを初見で避けられます? 』


『初見で避けるのは普通無理だろう? ってできるか! 全く、イースの反射神経? はどうなっているんだよ! 』



東入場門の脇で見学していた龍さんの独り言♪


「ホントドウナッテイルノカナ? 」



「参ったな、あれを避けられると…………(さて、どうしよう? ) 」


「それじゃ、こっちから行きますわよ♪ 」


そう言うと、イースとマグロはまた消えたが!


"ドドン! " "ガキン! " "ボン! "ズパン! " "ズザァァァ! "


なんとマグロが吹っ飛ばされていた??


『ア~! マグロ選手が吹き飛んでイッタァァ! って何で? 』


『一体何がおきたんだ? 』



東入場門の脇で見学していた龍さんの独り言!


「何だったんだ、いまの動きは? まさか魔法か? ………イヤ、マサカ? 」


実際は、イースの槍の突き攻撃をマグロがトンファーで受け流しながらククリを振り抜こうとしたその時に何かが光り、マグロに当たり爆発してマグロが怯んだ隙に槍を当てて吹き飛ばしていた? のが、辛うじて残像が見ていた龍さんだった。



『マグロ選手は本選初ダメージ! イース選手は何をしたのでしょう? ズームSGM? 』


『今確認してるよ! ………あ、そう言う事か、なるほどね! アレを使ったのか! 』


『デ、どうなってるんですか? 』


『イースの種族はどちらかと言うと今は攻撃魔法関係はほぼ使えない(覚えていない)が、肉体強化系のスキルがあるから魔力自体は結構有るんだよね 』



固有スキル:[白虎身体強化]

解説:白虎族専用の固有スキル

   使用すると筋力、攻撃力、素早さのス

   テータスが3倍になるが防御力、魔法

   防御力が1/3になってしまう

   発動には1s辺り魔力を1MP使い続ける

   事に

   魔力が無くなる又は無いと使用できな

   い



『はっきり言って脳筋速度特化の種族かな。だから似たような種族のマグロ君位だろうね、あのスピードには追い付けないだろうし対応できないだろうね(一部の人を除いてね)。そしてあの謎の攻撃魔法?は龍さん所の子が作ってオークションに出してた[トレントの短杖(火)]だろうね? 』


『それをどうやって使ってるんですか? 」


『たぶんだが、スリーブガン仕様に改造したな。あの左腕のガントレットだと思うよ? 』



東入場門の脇で見学していた龍さんの独り言♪


「どれどれ[龍眼(鑑定)]っと………ほう、流石は妹ちゃんだな。あの説明下手なイースの要望通りに良く作れたもんだ! 」


ズームが指摘した通り、イースが着けていたガントレットに仕込んで有った。



[白虎籠手 イース カスタム 左腕専用(スリーブガン仕様)]

防御力15 魔防力20

[トレントの短杖(火)]専用ホルスター&装脱着ギミック内蔵

耐久値200/200 重量1

品質:A

製作:レイン

解説:レインがイース専用に作った籠手

   たまたま仕入れた[トレントの短杖

   (火)]を隠し、切り札的に使用する

   ために製作した逸品

   通常仕様のガントレットをベースに狼

   革とミスリルで製作

   普段は籠手の裏に隠れて見えないがい

   ざというときには魔力を流すとホルス

   ターから飛び出して左手に収まりすぐ

   に魔法が打ち出せる

   体勢になり、グリップを離すともとの

   ホルスターに収納する仕組み

   一種の隠し切り札として不意打ちにも

   使える

価格:330,000G



『おそらくは槍を受け止めた瞬間に左手に出して[ファイヤーボール]を撃って牽制! すぐさま槍で乱れ突きをしてダメージを与えながら突き飛ばしたって所だね! 』


ズームSGMの解説で全サーバーでは、大多数の人は "ヘェ~、なるほどねぇ? " だった………が。

まぁ、普通はわからんよね。

〔一部のガンマニアは"あのガン欲しいナァ~♪"と思ったらしいが? (スキルは無いのにね) 〕


「いててて、さすがですね。まさかそんなところに短杖? 銃? を隠してたとはね! 流石、白虎巴御前さん? 」


「そう言う貴方も凄いはね。後8歳年取ってたら捕まえてお持ち帰るのに(笑) 」


「え、それは勘弁して下さい! …………おっと、これ以上は地雷でしたね(笑)。もしかしてわざと言わせようとしてませんか? 」


「チィ、気づくか! なら、妹を紹介してあげるけどどう? 」


「それは………ヤッパリいいです。貴女の面倒までは見たく無いので(笑) 」


「アラ、やっと可愛くない事言ったわ! これで遠慮なく()れるわ♪ 」


「何でってただの理由付けですか? ハァ~、めんどくさい人ですね(笑) 」


「では、行きますよ♪ 」


「こっちも行きますよ! 」


睨み付け掛け合いが終わるとまた姿がぶれてからの!


"ドドン! " "ガガキン! " "ボン! " "キン! " "ドドン! " …………………


音だけで、マトモに見えなかった………

結局は、そのまま双方決定打がなく、時間だけが過ぎていった。

〔ソウナルヨネ? 〕


そして………


『さぁ、時間が無いぞ! 残り30秒、双方決定打が無いまま時間だけが過ぎる……… 』


『凄い攻防だな………ってほとんど見えないけどね(笑) 』


『残り10秒、まだ続くのか? ………残り5秒・4・3・2・1・試合終了! "カン・カン・カン・カン・カン" 』


ゴング? が鳴った瞬間、お互いに得物をつき付けた状態で止まっていた。


『希に見る高速戦闘を制したのは……………HP残りの差で………イース選手の勝利です♪ 』


"ワァァァァァ! " 拍手喝采を受けて初めてお互いの武器を納めた両者。

そしてガッチリ握手をして。


「貴方とはまた()り合いたいよね♪ ホント(笑顔) 」


「ハァ~、私は戦闘狂では無いので勘弁して下さい! 疲れますからね(笑) 」


希に見た高速戦闘試合は終った。


『イヤ~、凄い試合でしたね。ズームSGM! 』


『確かにって速すぎるわ! 全くスピード特化の試合ってああなるのかよ! ………参ったな? 』


『え、どうしました? 参ったって? 』


『この試合を見てスピード特化が強いって勘違いをする奴がいるだろうね。そして扱えず躓いて運営サイドに文句を言う奴がね! 』


『確かにあり得ますね。皆さん努力して強くなった人達なんですけどね(笑) 』




第1サーバー側東入場門でのマグロと龍さんの会話


「マグロ、惜しかったな! 」


「あ、龍さん。見てたのですか! 恥ずかしいな 」


「やっぱりいるだろう、[対物理(P)防御(D)カバー(C)・防護服] (笑) 」


「でも………あ、ヤッパリ使いたく無いですね。やるなら正々堂々やり合いたいですしね(笑) 」


「ま、それはそうだね。でも楽しそうで何よりだよ。まぁ、ご苦労さん♪ 」


「後は応援してますよ。龍さん! 」


「そうしてくれ! 」



『では、会場のリセットも終わりましたので続いては、第3試合を始めます♪ 』


そして第3試合の参加選手の入場を待つことに。




90話

この試合を見ていた人達の感想………


龍さん→速いね………

MM→速いね………

ズームSGM→速いね………

第1サーバー応援団→速いね………

第2サーバー応援団→速いね………

第3サーバー応援団→速いね………

第4サーバー応援団→速いね………

中継を見ていた人達→速いね………


結局は高速戦闘でよくわからない内にイース姐さんの勝ちになってた?

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