#ゾンビ―ワールドへようこそ #映画

　本来のタイトルは『Scouts Guide to the Zombie Apocalypse』。スカウトたちがゾンビ終末にご案内だろうか。これは気持ちが鬱になっているときにポテチ喰いながらテキトーに見るには最高のバカ映画であると同時に心躍る青春映画である。

　だいたいどこにゾンビの股間をロープ代わりにしてぶら下がる映画があるのか。

（※該当シーンは結構真面目なのですがそれゆえに笑うしかありません）

　だいたいどこにゾンビならセクハラ大丈夫！　と美人警官の爆乳を揉みまくる映画があるのか。

（『あれ、入れ乳だったぜ！』いやそういう問題じゃないだろ！）

　ぶっ壊れたものを瞬時に直し、あるいはあるものを組み合わせて謎の道具をこしらえるボーイスカウトの特技。田舎町に広がるゾンビ禍。憧れた女の子。すごくかわいい大人の女性。

　自分達の街、自分たちの誇りをすくうことが、自らの世界をすくう。

　少年たちは『ボーイスカウトなんてダサい』と思っていた。そもそもモテない。

　一人いまだスカウトにはまっている子、隊長を置いてパーティに行くつもりだった。騙されるけど。

　憧れの女の子、大事な姉。

　彼女がゾンビ禍に巻き込まれる。

　素敵な女性。イケている女の子。

　いまはしがないストリップバーのウエイトレス。

　大切な女性を守るため。

　たった一人の姉を守るため。

　壊れた友情を取り戻すために。

　少年たちは再び集い、爆弾を作り、ホームセンターに立てこもりゾンビ禍に立ち向かう。

　ゾンビ禍に巻き込まれたパーティ会場、ホームセンターで作った武器を手に突撃する。

『スカウトフォーエバー！』

　冴えないオトコノコたちは少し年上の女性と出会い、少しだけ成長する。

　是非ご覧ください。基本AmazonPrimevideoのPrime対象になっていることが多いです。