表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ありそうでなかった! 三〇〇回以上 #小説家になろう に #レビュー した記事をコピペでまとめ!  作者: 鴉野 兄貴
381-385

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

460/462

アシュリー・バークレーは告白が伝わらない!【短編】

作品タイトル:アシュリー・バークレーは告白が伝わらない!

 作者:紫陽花さん


 子供のころから夢見あったり遊んだりしていた幼馴染。

 冷静に考えたらお互いの良さを近すぎる故に見えていなかった。かなりよくある。


 加えて自分のことをよく知る相手には気恥ずかしいことがかえってある。

 あるいはツンデレは創作の世界では可愛いが実際にいたら息をつくように愛する人を傷つける性格破綻者もしくは人生経験拗らせすぎタイプであり、よくて共依存にしかなりようがない。


 ありがたいことにアシュリー嬢の幼馴染は極めてマトモだった。

 もちろんアシュリーもまともな性格のまともな令嬢である。


 お互いをよく知っていて、お互いに好意を持っている。


 なのに、何故婚約が成立しないのか!!!?

 単純に家格で劣る男を迎えると家が乗っ取られる可能性があるので彼には出世してもらわねばならないが、何故武官として出世しようとするのか。待つ女の身からすれば心配で仕方ない!


 加えて彼と彼女はお互いをよく知っている。

 知りすぎている。


 あーといえばやーと意思疎通するレベルで知っている。


 なのに改めて言葉をしたためて文にしてラブレターにし、いざ婚約成立を目指そうとすると。


 通じない!

 こっちの思いが通じない!


 通じない!

 あちらの好意に気づけない!


 地球の表面に太陽からホームランボール投げても距離的には届いても大暴投になるわ。それくらい届かないこの想いを如何にしよう!? とりあえず出世とか良いからケガとかしないでお願い大好きこの想いだけは気付いて無事でいて!


 この物語ははたから見るとこれ以上はないほどお似合いなのに、本人からすればそれどころじゃないラブコメディである。


 ============


 幼馴染が倒せない

 投稿日:2020年11月27日 04時15分


 幼馴染への愛に気づいた主人公。文をしたため改めて彼に告白することにした。思ひでは億千万。


「え、なに俺やられるの」

「はい?!」


 幼馴染曰く。


「ほら、縦読みしたら呪い」

「そんな意図はありませんわ!」


 仕方ないから縦読みを仕込むと普通に買い物をされてしまう。これでは『剣の訓練後に毎日温かいスープを差し入れてあげたい』とか書いたら絶対別の意味で喜ばれる。この世界にはおそらくみそ汁はない。


 家督相続できず剣士として大成を目指す幼馴染は彼女に家格にて劣る。貴族の義務としてこのままでは別の男のもとに嫁がねばならない。それは嫌だ!


 都では武術大会が開かれ、幼馴染はそこに参加する。彼の身を案じて彼女はハラハラ。周囲は彼の心配より恋文を出しては爆死する彼女にドキドキ。さてその末は。


 あなたの拙くても誠実な恋文かんそうをお待ちしています。ちょっと遅くてもかまいません。


 作品タイトル:アシュリー・バークレーは告白が伝わらない!

 作者:紫陽花

https://book1.adouzi.eu.org/n1069gq/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ