おばあちゃんは冒険者【更新ゆっくり】
作品タイトル:おばあちゃんは冒険者
作者:ファタルさん
おばあちゃんは冒険者。なんとも目を引くタイトルだがカクヨムの同名書籍化作品ではない。薬師がおらず病イコール死。怪我したらすぐ死。危険な森で薬草採集ができるものがおらず薬師が成立しない町があった。しかしそれは過去の話。今では命知らずの冒険者たちが、それこそ初心者冒険者たちの仕事とばかりに多くの薬草の恵みを町にもたらし、さらなる多くの薬師が住み着いて街は栄え国は富み、人は幸せを謳歌している。
たまに女装エルフ(※本人は否定)に引っかかって人生踏み誤る奴が一定数いるが許容範囲だ。とりあえず人々は安心して過ごしている。
自ら語らず。知らぬものはそのままに。
その偉業は一人の薬師にして魔女とその弟子たちによって成された。なんせミス・ジェーンは歴代最高齢現役冒険者。おかげで更生した悪党ドラ息子数しれず。また育った冒険者も薬師も両の指では収まらない。
身体が衰えても知恵がある。人脈がある。
その心は未だ衰えず王国に迫る暗雲に立ち向かう。
ミス・ジェーンは冒険者である。
冒険者は人知れず民の一人として困難を払うのだ。
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ミス・ジェーンは歴代最高齢現役冒険者
投稿日:2020年11月19日 08時53分
長命美貌で男女の区別すらつかないエルフを除いて、薬師として高名な冒険者ジェーンは歴代最高齢現役冒険者だ。下手に喧嘩を売ると延々と転ぶ魔法をかけられる。いでで。
薬師を志す者がかつてはいなかったので多くの民が死んでいた。
今じゃ薬師の大半は彼女の弟子筋である。町中味方と変わらない。
今日もおばあちゃん冒険者はその知恵を生かし、人脈を生かしてなるべく穏便に事を運ぶ。ただしオイタの激しい子供は激しく躾ける。領主の子供だからって魔法の試し打ちするようななろうの勇者では躾けられるのがオチである。森が荒れたら薬草が取れない。
時々二次災害的に謎の性癖に目覚める権力者がいても彼女自身にはなんの罪もない。うむ。
おばあちゃんの歩みで更新中。ごゆっくりお待ちください。
作品タイトル:おばあちゃんは冒険者
作者:ファタル
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