オークオペラ【短編】
作品タイトル:オークオペラ
作者:蝉川夏哉さん
感想コピペエッセイを読み直していたらなぜこれにレビューを書いていないのか不思議になったため書いた。
ニンゲンの感覚では醜く邪智に溢れ強欲で性的な意味でも敵となるオークだが、彼らの基準では誇り高い戦士であることは言うまでもない。人間だってモンゴル帝国とか相当ヤバい。人類の半分は一人の遺伝子継いでいるとかマジおかしい。直系の子孫だけで1600万人とかオークも真っ青なのだがオークは誇り高き戦士の一族なので敵は殲滅する。エルフとか(※源典である指輪物語ではエルフの魔法ミュータントであり、D&Dでは見ただけで嫌悪と殺意の対象)。だからといってはなんだが、オークはオークとして世界に存在する一種族であり、彼らの種族が生き残ったということには当然なにかがある。
ただ、人間は『自分は何のために生まれたか』と思い悩むが誇り高きオークはそんなことを考える余地もないということは確定的に明らかなだけである。彼らは誇りをもってこの世界を生き、祖霊と共に星の一部となるだけである。それでいいのだ。
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惑星はただ美しく輝き続ける
投稿日:2020年10月11日 14時11分
オークよ歌え。貴様に拒否権はない。
オークよ歌え。邪知と奸計極めし誇り高き民の子よ。
フィヨルドに、大陸に、海に。野山に。にっくきエルフの里に。人の子の涙に。
惑星輝かせ大気躍らせ喉震わせ熱き心を冷たく震わせろ。棍棒を振るうように腰を動かすように命はめぐる。それを喉に乗せただ歌え。
そは40万年。
お前が知らずとも命は知る。惑星は覚えている。
全ての循環にお前たちは正しく参加している。
うたえ命のオペラ。
極めよ一つのパート。
是非、あなたもこの壮大なるステージにご参加ください。
作品タイトル:オークオペラ
作者:蝉川夏哉
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