マイナススキル持ち四人が集まったら、なんかシナジー発揮して最強パーティーができた件【完結】
作品タイトル:マイナススキル持ち四人が集まったら、なんかシナジー発揮して最強パーティーができた件
作者:小鈴危一さん
三つのこころが一つになれば一つの正義が100万パワーになったり両手にもって200万、倍にジャンプして400万、三倍の速さで回転して1200万と友情だの愛情だの絆だのはいろいろ怪しげな壺みたいな謎科学を発揮している。
しかしこの世界ではちょっと様子が異なり、世界観としてはゲーム的な世界。いやハッキリコンピューターゲームといえる世界でありながら主人公たち人間は意思を持ちこころをもって生きていた。
だからこれまでの仲間に捨てられ、疎まれ、つらく当たられるのはつらいのだ。彼らにとってこの世界は逃げ場のない現実だから。
彼らは出会うべくして出会い、マイナススキルの呪縛から逃れるべくマイナススキルを消すアイテムを求めてダンジョンに挑むのである。科学考証を得意とする作者故、ゲーム的世界も精緻に、それらしい世界に化けている。短く読めて明るい余韻の残る物語を是非あなたのティータイムにどうぞ。
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箱庭遊び(ゲーム)は遊びじゃない。人生はファンブルとリカバリーの繰り返し
投稿日:2020年08月17日 22時32分 編集
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魔物に襲われても怪我はしない。ただ『ヒットポイント』が減って死に近づく箱庭世界。しかし人々はその中で生きていた。愛に苦しみ業に悔やみ人は戦争を忘れても魔物との戦いを続けている。
強力なマイナススキルを持つものは人より多くのスキルを持つ。ただそれが冒険者として有用かといえばその限りではなくて。
戦利品がなくなるスキル。
固定ステータスになってしまうスキル。
経験値を奪うスキルなどなどあるいは剣のスキルがないのに剣士として生きなくてはいけないこともある。その中で心せずして出会い別れて欠点を補い合う。愛や友情勇気や恐怖をも共有し困難に立ち向かい真の宝を今こそかのダンジョンから手に入れよう。スキルなんてくそくらえ。スキルがあるから僕らは共にあった。
これは箱庭遊び世界に住う現実のお話。
作品タイトル:マイナススキル持ち四人が集まったら、なんかシナジー発揮して最強パーティーができた件
作者:小鈴危一
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