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ありそうでなかった! 三〇〇回以上 #小説家になろう に #レビュー した記事をコピペでまとめ!  作者: 鴉野 兄貴
301-305 祝システム上300回?!

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夜の動物園【連載中】

 夜の動物園

 作者:和泉ユタカさん



 美ほど恐ろしいものはない。

 それは誰も定義できないからである。


 美がわからないのはわかった。では可愛いとは何か。

 憐れみをそれは内包するという方もいる。


 しかしこの物語というかエッセイに出てくるイキモノたちはニンゲンも含めてなかなか難物で厄介で生命力に満ちている。作者さんの視点は傷つき病院に運び込まれた数々の患畜の、人間を超える強さ賢さそして本能にニンゲンの奇行含めて暖かく冷徹に分析して描くユーモアが出ている。

 作者さんは大変珍しい脳外科ができる獣医だ。だから貴重な写真も目にする。グロいとか怖いとか痛そうだとか色々ある。でもその喜びも苦しみも愛おしいと思えるならそれは全てが可愛いといえるのではないか。


 なんか大化けしたムーミンさんとか。

 いい人だからいじめなさんな動物さんたち状態である。


 ======================


 あなたはその木の根が持つ輝きを知らない

 投稿日:2019年08月10日 14時19分 改稿日:2019年08月11日 16時33分 編集

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 子犬が可愛い。

 花は綺麗で。

 菌は不潔。


 子犬は生まれながらの骨格痛を抱えているかもしれない。

 その花は菌のcolonyに寄生して生きる蘭のようなものかも。


 花の美しさは存じても根元の繊毛に生まれた朝露に浮かぶ空はわからない。

 人間は瞳で見て言葉で口にしてもココロ通わねば何も見えない。

 まして種が異なるなら? 種より個体差、思いやり、怒り、苦悩に悲しみ。人がほかの種より優れていると感じるのは傲慢にすぎる。過去に同じ種を世話しているから知っているというのは慢心かもしれない.。心傾けなくば我々の心には何も映らない。何も残らないのだから。


 ひとりの獣医は彼らの声なき声に心傾け楽しく接している。割とどうでもいいニンゲンたちにもほどほどに。今日も夜の動物園は静かに大騒ぎ。


 動物好きではない方にこそおすすめです。

 プリティなカビ(脳みそ侵略国家)とかもいるよ!


 作品タイトル:夜の動物園

 作者:和泉ユタカ


https://book1.adouzi.eu.org/n7601dc/

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